とにやんのらーめん食べ歩き日記

2005年10月31日

池袋ひかり町

ここにはじめていきました。久々です。ラーメンテーマパークにいったのは。

池袋にあるひかり町。この一角は、ちょっと昭和のころの雰囲気をコンセプトに作られたようです。
気になったのは、実際にお店を出店している名前と看板(お店のではなく、入口にある案内の看板)がちがかった。たぶん、撤退したままそのまま、名前を変更せずに載せているのだろう。なんか配慮がたりないとおもった。


ひかり座の一角にある「筑豊一代」にいきました。いろいろ考えてみたんですがとりあえずここに入ってみました。
なんとなく筑豊ラーメンが食べたくて。笑)


お店の中は、とにやん一人。らーめんを注文。でてきたらーめんは、ちょっと器が大きめ。スープを啜る。美味しいが、なんか筑豊ラーメンという感じがしない。麺も結構太い。全体のバランスは、普通かなぁ。

他の店舗ものぞいたがほとんどお客さんが入っていないのがきになったなぁ。池袋のこの立地でちょっと心配。

池袋ひかり町ラーメン名作座
筑豊一代
最寄駅: 池袋  
住所: 東京都豊島区東池袋1-14-16
営業時間: 11:00~4:00  
休日: 年中無休

現在の合計(since 1999.4)
軒数990軒
杯数1278杯

blank_space
投稿者 toniyan : 17:14 | コメント (4) | トラックバック

2004年12月31日

今年最後のらーめんや

池袋へ。クラッシックを聞きに行く前にらーめんを。

お店の名前は、麺師 たいぞう。うまかったです。
来年もおいしいらーめんをたくさん食べたいですね。
ぎょうざもうまかった。



現在の合計(since 1999.4)
軒数941軒
杯数1217杯


blank_space

2004年03月01日

秋刀魚のらーめん


秋刀魚を使用したらーめんといえば、やはり、「武蔵」。
しかし、武蔵のお店とは違う方法で、秋刀魚を活用したらーめん店が現れてきた。そのお店は、いまや新しいお店がどんどんできて古いお店との世代交代が起きている地区。らーめん激戦区の中でも超激戦区である池袋に昨年の4月にオープンしたお店だ。ここのお店は、最近のお店と同様、新店にも関わらず、有力店の1つであることは、間違いない。とにやんは、期待を胸におのお店へと向かった。

このお店の名前は、「創新麺庵 生粋」。新しく作る麺の庵?名前からは、今までにないらーめんを追求するという意気込みがつたわってくる。ここのらーめんは、先ほども述べたように、秋刀魚を使っている。武蔵は、秋刀魚星だがここは、生の秋刀魚の塩焼きを裏漉してらーめんにつかっているという独自の方法をとっている。どんなラーメンだろうと思いながら期待が膨らむ。

店内に入ると、客層は様々だが、女性がよくはいっていることが目立つ。女性にはやさしいらーめんなんだろうか。席につき、券売機で購入した醤油ラーメンを注文。店内を見渡すと昭和を感じるグッズが一杯ある。看板などがあり、懐かしさを感じさせる。

でてきたらーめんは、かなり小さめの丼に、すぐに魚系のらーめんとわかる香りが食欲をそそる。スープをすすると秋刀魚の味とすぐ分かる薫り高い味が口の中に広がる。うまい。味玉もうまい。麺とのハーモニーは良い音を奏でている。ばっちりだ。

それにしても醤油と魚というのは、日本人の心をくすぐる。それをらーめんという旨い食べ物に使用した人はえらいと改めておもった。


只今の合計
軒数879軒
杯数1137杯


創新麺庵 生粋
最寄駅: 池袋  
住所: 東京都豊島区池袋2-12-1
営業時間: 11:30~15:30、17:30~24:30 
日祝11:30-22時頃迄  
休日: 不定休
メニュー: 正油そば650円 塩そば700円 生粋正油そば950円 その他

blank_space
投稿者 toniyan : 00:00 | コメント (5) | トラックバック

2004年01月24日

しばれる日には、濃厚ならーめん


前回のエントリーに引き続き、濃厚ならーめんを紹介したいと思います。ここのらーめんは、いままでみたどのらーめんより、ギトギトらーめん。しかし、その味ときたら以外にもやさしいくどくないらーめんなのだ。ここのらーめんは、しばれる寒風吹き荒れる中で育まれたらーめん。そんならーめんが池袋の1年間期間限定の場所でオープンしている。以前、縁やがここで1年間限定でおこない。(現在、渋谷の麺喰王国で再オープン)好評を博した。

このらーめんは、新潟らーめん。新潟らーめんといえば、4大らーめんがあり、このらーめんは、燕三条系と呼ばれる部類となる。とにやんは、新潟らーめんといえば、昔ながらのあっさり系しか食べたことがない。蓬莱軒@新検見川とおもだかや@神田のみだ。他にも長岡系もあるが、まだ全国的に広く知れ渡ったご当地らーめんではない。

さて、店内に入り、チケットを購入。醤油らーめんに、脂を三段階選べる。普通、中脂、鬼脂。
鬼脂?要するにめちゃめちゃ背脂が丼一杯に振ってあることを意味している。とにやんは、鬼脂に挑戦。出てきたらーめんは、見てのとおり丼一杯に雪が積もっているよう。まるで、それは、新潟のしばれる大地に積雪しているイメージだ。
まったく麺が見えないのもはじめてだ。

スープを啜ると甘味のある背脂。でもしつこくない。かえって期待した割にはインパクトがなくギトギト派には物足りなさを感じるかも。とにやんにはちょうどいい。この手の味のらーめんは、初体験だけにいろいろ丼の中を覗きながら食べてしまった。
麺を割り箸ですくい上げるとなんと極太!これは、二郎にも負けないくらいいんぱくとのあるらーめん。うどんといってもおかしくない。麺は、うまい。しかし、とにやん、スープと麺がなんとなくあってないような個人的にはこれだけ太い麺にスープがもっと絡み付いてくれるとうれしい。千石自慢らーめん@巣鴨のようなこってりさがあったら10代にうけると思う。
03.11.22にオープンしたお店。ゆえに、まだ、時間があります。新潟のしばれる大地で育まれたらーめんを堪能したい方は、ぜひ期間中にどうぞ。

只今の合計
軒数878軒
杯数1136杯

らーめん処 潤
住所:東京都豊島区西池袋1-1-25 スパイス池袋東武12F
最寄駅:池袋駅
営業時間:11:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:不定休 (スパイス池袋東武に準ずる)
メニュー:中華そば(つけめん) 700円、 メンマらーめん(つけめん) 900円など

blank_space
投稿者 toniyan : 10:00 | コメント (0) | トラックバック

2003年10月01日

海老そば

東京・池袋。いまや、東京一のラーメン激戦区。とにやんは、ある程度有名なお店を食べつくしたと思っていたが、次々と進出してくる新店にとにやんの胃袋は追いつかない。こんなとき爆食系のラーメニストだったらなぁーとつくづくおもう。しかし、とにやんは、無理していっぺんに2杯。最近ではこれも間々ならない。

悔しく思うことの1つは、最近の新しいお店は最初からうまい店が多い。らーめんやの供給が多く、食べ手側の需要が追いつかない状況であるが、それだけに、巷にあふれているらーめんやは、顧客をつかもうと必至になっている。それが、味の向上にもつながっている。とにやんは、まぁ。爆食できなくてもしゃーないな。と思いながら自分なりのペースで拡大を進めて行きたい。

今日、紹介するお店は、非常に有名だ。ら博でらーめん登竜門をやった際に準優勝となったみせであり、TVチャンピョンや日本テレビ系列の番組などにもでたお店だ。開店まだ5年と間もないにもかかわらず、この「縁や」は、全国的にも有名になった。


 あるTV番組でも以前特集になったが、インパクトのあるうまいらーめんを東武百貨店の飲食店街に期間限定で迎えようとする番組があった。昨年よりもうすぐ1年になるが期間限定で店を出している。その期間限定店に向かったのだ。とにやんは、前からいかねばと思いつつなかなか機会がなかった。

このお店の店主は、中学を卒業して、建設業一本でやっていたが、30歳に奮起してらーめんやを開業。2年間普不眠不休の修行のすえ現在の味にたどりついている。その特徴といえば、なんと言っても海老そば。これを聞いただけでもうまそうだ。海老のだしは料理につかうとかなりインパクトがあるが、ここいがいにもCPらーめん@江戸川を思い出す。

さて、どんなあじやろな。お店に入り、海老そば醤油を注文。丼を見るとかなり大きな丼だ。永福系大勝軒の丼を髣髴とさせる。麺は、透き通るようなやや太め。スープをすすると海老の香りとパンチのある味が口の中にいっきに広がる。これは、うまい。これは、海老を焦がしているのかな。香ばしい香りと海老の味噌の味がかなりのインパクトだ。しかし、まろやかさも備わっている。CPらーめんとは、また違った味でかつて食べたことはない味だ。麺は、すこしとにやんには、やわらかすぎかな。固めの方が絡みが良くておいしいように思う。ちょっと残念。
食べたい方は、昨年の11月から期間限定1年間でやってます。ゆえに、今年の10月いっぱいまでだとおもうでご興味あるかたはお急ぎを。



縁や SPICE東武池袋店
最寄駅: 池袋  
住所: 東京都豊島区西池袋1-1-25 東武池袋12F
営業時間: 11:00~22:00(ラストオーダー21:30)  
休日: スパイス定休日
メニュー: 元味ラーメンしょう油730円 元味ラーメン塩730円 元味ラーメン味噌830円 新味海老そばしょう油830円 新味海老そば塩780円 新味海老そば味噌830円

blank_space
投稿者 toniyan : 10:30 | コメント (0) | トラックバック

2003年09月11日

渡なべの姉妹店

いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの「渡なべ」。以前ブログでも紹介したが、その姉妹店が池袋にある。2002月12月にオープンしたが、いまから2ヶ月ほど前このお店に立ち寄った。このお店、サンシャインから程近い場所にある。大通りに面しているが駐車場があるわけではないので駅からここまで歩いてくるわけだが、いわゆる池袋のらーめん激戦区とは少し離れている。あえて、激戦区から少し離れてお店をだしたようにとにやんは、感じる。さて、このお店は、どんならーめんを提供してくれているのだろうか。

このお店の名前は、「瞠(みはる)」。新進気鋭の渡なべ氏が提供するお店でもある。とにやんは、このお店へ行くことを恋焦がれていた。いまのらーめんの時流は、魚系をベースとしたスープが主流であり、インパクトがあるものが売れている。


もちろん、らーめんは、好みであるので、あっさりした昔ながらの郷愁を誘うらーめんを好む人も多い(もちろん、とにやんも大好きである。)が、とにやんにとっては、時代の流れ、客層、立地条件等総合的に見た場合、なぜここに渡なべ氏がこの系統のらーめんをだしてきたのかそこまで興味がある。その意味で、卓越した目でマーケティングしたと思われるからだ。
とにやんにとっては、非常に勉強になる。

さて、そんなことを思いながらとにやんは、このらーめんやの前にたった。決して大きくない店構え。大きすぎず小さすぎず適度な大きさと思われる。店内に入るとすでにいっぱい。食事時を少しはずしていったにもかかわらずである。その人気の高さが伺える。


店内の装飾は、非常に和を意識しており、おしゃれだ。女性が1人でもこれるように配慮されている。お店のお姉さんは、夏だからだろう。浴衣を着ての接客が非常に涼しげでお客さんの目を涼やかにさせている。いままでらーめんやにいったが、浴衣の店員さんを見たのは初めてで新鮮さを感じた。

とにやんは、味玉らーめんを注文。でてきたらーめんは、見た目から、渡なべのらーんめんそのものだ。こげ茶色のスープに、歯ごたえがありそうなメンマ。非常にうまそうだ。スープをすする。体中に魚が飛び跳ねるかのようだ。うまい。しかしながら、渡なべに比べると少しライトな印象を受ける。麺をすするとよくスープとからみうまい。スープの下処理がよくできていることが伺えるうまさだ。メンマは、やはり、歯ごたえ満点。食べ応えがある。麺は、太めでこのスープに良くなじんでいる。
いや~。うまいっす。渡なべにふられたときは、こちらで食べるのもありだな。

瞠(みはる)
最寄駅: 池袋  
住所: 東京都豊島区東池袋1-31-16
営業時間: 11:00~15:30 17:00~21:00
休日: 日曜
メニュー: らーめん650円 味玉らーめん750円つけめん700円など

blank_space
投稿者 toniyan : 12:34 | コメント (0) | トラックバック

2003年02月05日

らーめん界に新風を巻き起こすらーめんや

新規開拓店1軒 雨

 らーめん激戦区が多い中で、その中でも超激戦区の場所が幾つかある。その1つが、「池袋だ」昔からの老舗「東池袋 大勝軒」をはじめその弟子の「ごとう」、蒙古らーめん「中本」の支店や新店がぞくぞくと殴り込みをかけてきている。その中で、他店と差別化を図り、注目を集めているお店がある。

 そのお店の名前は、「二天」。このお店は、あの有名な「麺屋 武蔵」の山田氏がプロデュースしたお店としても有名だ。武蔵系では3軒目にあたる。
 昨年に、とにやんは、「二天?」ってなんや。どんならーめんやろうとわくわくさせながら、雨の中、土曜日、仕事終わりに一路、池袋へと向かった。
 駅をおり、お店への道中には、「光麺」や「ばんかららーめん」「無敵家」など石を投げれば、当たるくらいにらーめんやがあちこちに点在している。本屋のジュンク堂の脇の商店街に入ると突如として、行列ができている。
 雨にもかかわらず、10人ほどの人がならんでいた。とにやんもその後ろに並び、順番をまつ。概観は、これといって、特別目立つわけではないが、客層は、どちらかというと若い10代~20代が多い印象を受ける。


 さて、15分ほどして店内に入ると、カウンター席に座る。カウンター席より、厨房が見えるつくりは、とにやんは、大好きだ。作り手と食べ手の真剣勝負がそこで行われるからだ。とにやんは、いつも厨房の見えるカウンターに座るとうきうきする。真剣勝負な場面がいつも"ライブ"で見れるからだ。まさに真剣勝負のリングサイドを目の前で、見ることによって、その現場の臨場感がリアルタイムで伝わり、作り手の動作が、皮膚を通してびんびん伝わってくる。勝負師の息遣いが聞こえてくるのだ。
 湯の切り方から、麺の湯で時間、具ののせかたなどに取り組む姿を見ると、「気持ち、はいってんなぁ。」と思う。どの世界でも、気持ちの入っている仕事をしている人の姿を見ることは、気持ちいいものだ。
 さて、らーめんだが、ここのらーめん丼は、やや小ぶりだ。山頭火とさしてかわらないかもしれない。女性でも十分に食べれる量だ。とにやんは、玉豚天らー麺を注文。スープをすする。特に際立っているわけではない。「武蔵」プロデュースだが、味は全く違う。やさしい味わいのスープ。同じなのは、店員さんの気持ちいい対応だ。麺もちぢれの細めんだ。しかし、ここのお店の特筆すべきところは、だ。
 なぜ、店名が「二天」なのかがわかった。「チャーシューと卵2つとも揚げてある。」のだ。2つの具が天ぷら状態になっているのだ。(通常の天ぷらとはちょっと違う。)まず、チャーシューを一口「ガブリ」。これがなかなかいける。青海苔が表面にふってあり、チャーシューにかぶりつくとその香りが口の中に広がってくる。へーさすがだ。このアイデアは、なかなか湧いてくるものではない。ほかではもちろん食べたことはない。食感、香りが今までになく、肉のうまみがこの中にぎゅっと閉じ込められている。お次は、卵。一口「ガブリ」。これも面白い食感。表面は、かりっとしていて、中は、卵。おもしろいなぁ。
 常に、山田氏の視点は、いままでにないもの。既存の枠にとらわれないものを繰り返し世に送り出している。常に自身の中で挑戦をしているのかもしれない。今後とも新風を巻き起こすであろう山田氏の動向は、注目していきたい。



二天
最寄駅: 池袋  
住所: 東京都豊島区南池袋3-14-12
東通り商店街を入り右側
営業時間: 11:30~14:30、17:30~21:30 
日曜は16時迄  
休日: 無休
メニュー: 豚天らー麺750円 玉豚天らー麺850円

blank_space
投稿者 toniyan : 12:54 | コメント (0) | トラックバック

2001年11月02日

飲めるラーメン屋

11月2日(金)新規店1軒
 今日は、でにぃ副会長と一緒に今までいこういこうといっていた「梯子@椎名町」へ。椎名町といえば、偉大な漫画家手塚治虫の弟子たちのアパートがあったことでも有名。そんな街に、うまいラーメンを出す居酒屋があるのだ。それが、梯子。ラーメニストの間では、人気があり、とにやんのお友達であるのらさん(飲めるラーメン屋さんの会会長。とにやんは、会員ナンバーNO5)もよくいく。前々からここへ行きたかったのだが、どうも定休日や臨時定休日にあたってしまいいくことができなかった。椎名町でおりてしばらくするとそのお店があった。みためどこからみても居酒屋。店内は、アジアン的な雰囲気が漂う。床には、石が引きつめてありこだわりを感じる。さて、2人でカウンターに座り、まずビールを注文。「くわ~」異様においしく感じる。まず、つまみを頼む。つまみもどれもうまい。また、らーめん丼を頼む。これは、週刊誌にもでていて、ラーメンの具が丼にのっかっているというちょっと変り種の丼。なかなか。
 ここのらーめんは、日替わりらーめんがあり、今回は、焦がし醤油ラーメンだ。毎日違うラーメンが堪能できるため楽しみもその時々で違いあきさせない。スープをすする。なかなかうまいでないかい。麺は、細めん。しかしながら、味わい深いスープによく合う。この店は、本当にのんべえのラーメン好きにはたまらんみせやなぁ。また、こよう。


梯子HP
http://homepage1.nifty.com/Hiding-place/
2001年11月11日 23時14分13秒

blank_space
投稿者 toniyan : 22:42 | コメント (0)

2001年08月27日

クリーミーなとんこつ

8月27日(月)夜新規店1軒
 今日は、久々に池袋へ。ジュンク堂で仕事関係の書籍を購入し、その足で「ばんから」へと向かう。ばんかららーめんは、前々からよくうわさは聞いていたが未食店だった。
 池袋といえば、かなりラーメン屋が多いことで有名。かの有名な大勝軒@東池袋を筆頭に、ごとう、ちゃぶ屋系のぶしょう屋、お店がうなぎの寝床のように長い光麺@池袋、唯一ある熊本らーめんこむらさき系列のかめや、最近ラーメンフリークに人気を博している十六など数え上げたらきりがない。
 そんな場所にこのばんかららーめんがある。このラーメン屋。一見、屋台風。非常に横長にできていて電球も裸だ。醤油かとんこつかでまよったが、とんこつらーめんを注文。ばんからというととんこつが有名というイメージがあったからだ。ところが、ばんかららーめんとのメニューは、醤油のようだ。(豚醤?)ここのうりは、お店の名前を掲げているメニューのこれのようだ。失敗したかなぁとおもったが、「まぁまたくればいいや」といつものとにやんののりで今回はとんこつのみに。(もう一杯食べれば?との声もあるが今日は控えめに)
 さて、しばらくしてとんこつがでてくる。見た目は、ひじょ~に、ホワイティな感じ。とんこつでこれだけ、鮮やかな白のスープもあまりない。たいてい濁り気味のとんこつが主流だが、明るいライトなとんこつの色だ。スープを啜る。熱さが舌を突き抜けるほどうれしいくらい熱い。非常にクリーミーなスープだ。シチューで生クリームを使用するように、ここでもつかっているのかなぁと思わせるくらいマイルド。麺は、少し固め。ただ、博多ほど細くなくちょっと残念!臭みのなくクリーミーかつ濃厚なとんこつほかではなかなか味わえない一品だ。


ばんからラーメン
最寄駅: 池袋  
住所: 東京都豊島区南池袋1-17-3
    ↓地図
http://map.lycos.co.jp/result.jsp?ds=3,ja&ly=3&poigid=1140218&query=%93%8C%8B%9E%93%73%96%4C%93%87%8B%E6%93%EC%92%72%91%DC%31%2D%31%37%2D%33&type=0

光麺の先、右へすぐ。
営業時間: 11:00-1:00 
日祝23時まで  
休日: 無休
メニュー: ばんからラーメン580円 とんこつらーめん600円など
2001年09月10日 12時49分11秒

blank_space
投稿者 toniyan : 22:42 | コメント (0)

2001年08月23日

大音量のジャズが流れるラーメン屋

8月23日(木)昼夜新規店2軒
 今日の昼は、久々に飯田橋へ。飯田橋といえば、名店青葉の支店、昔ながらの味わい深い○中中華そば、餃子、タンメンのおけい、支那そばのやさしい味わいびぜん亭、こうや系の高はしなど質の高いラーメン屋が多い。今回は、そんな中で、とんこつに挑戦。火の国らーめん てっぺん@後楽店だ。本店(新小川町)にある。ここのとんこつは、熊本らーめんだ。熊本ラーメンの特徴といえば、とんこつの中では、どちらかというと麺は太い。マー油を使用している。きくらげが入っているなどの特徴がみられる。同じ九州でありながら、味がこのように違うかは、とにやんの研究の余地は十分あるのだが、歴史的背景、土地柄からきているようだ。さて、東京で熊本ラーメンの老舗といえば、桂花。いまや、新宿を中心として、たくさん店舗を構えている。とにやんの記憶によれば、たしか40年代に東京へ進出して以来、その確かな味を東京人の舌に鮮烈に記憶させてきた。最近では、「黒門」や「ひごもんず」などがその勢力を伸ばしつつあり、“とんこつは博多だけじゃない”との熊本人の心意気が聞こえてきそうだ。
 さて、ここのてっぺんは、どないなもんやろか。飯田橋駅東口から程なく歩いたところにそのお店はある。店構えは、いまどきにありがちなウッディーな仕上がり。最近では、この手のお店が増えていることはいいことだが、昔ながらのらーめん屋というお店が少なくなり寂しさをおぼえる。
 店内に入り、たーこーめんを注文。ラーメンの中に、角煮、きゃべつがたくさんはいっている。とんこつにしては、量が結構多い。ドンブリからただよう香りは、熊本ラーメン特有のマー油だ。スープを啜ると「おや?以外にあっさりしている。ひごもんずや黒門はもう少し濃いような。ちょっとあっさりかなぁ。」麺は、中太の固め。なかなか。結構おなかいっぱいになりました。
 夜、用事があり巣鴨へ。用事も終わり職場に帰らなければならなかったのだが、おなかもすいたので、宿題店であった。「映月軒」へ。映月軒は、西巣鴨駅より5,6分のことろにある。見た目は、どこにでもある中華屋といった店構え。このどこに魅力があるのだろう。ふと疑問をもちながらお店の扉を「ガラガラガラ」とあける。開いた瞬間中から大音量で「ジャズ」が聞こえてくる。「?! ここでええだよな。」店内は、ご主人と常連さんがジャズの話でもりあがっている。話の内容は、さっぱりわからんがすごいご主人は詳しいようだ。ご主人はニコニコしながらオーダーを聞いてきたので、TONNYは、塩らーめんを注文。メニューを見るとあとつけ麺、らーめんとあるようだ。お酒も結構おいてあり、昔どこかで立ち寄ったことのあるラーメン屋を思わせる。
 でてきたらーめんを待つ間、ジャズを聞きているとなんとなく和やかな気持ちになる。ラーメンが出てくると透明な澄んだスープにシンプルならーめん。一口スープを啜ると非常にあっさりしている。なかなか。やさしい感じのらーめんだ。麺も程よくてよい。もう少しパンチがあると良いのだが、ジャズのパンチの良さがこのらーめんを後押ししているようにも感じた。ここに吸い寄せられるように狭い店内ながら、お客さんが後から後から訪れる。不思議な空間だ。帰りは、耳には、ジャズのパンチのある音の余韻に浸りながら、舌では、やさしい塩ラーメンの味を堪能しながら、情緒あふれる下町の荒川線にのり家路に向かうTONNYであった。

火の国らーめん てっぺん   
最寄駅: 飯田橋  
住所: 東京都文京区後楽2-3-11  
    ↓地図
http://map.lycos.co.jp/result.jsp?ds=3,ja&ly=3&poigid=439749&query=%93%8C%8B%9E%93%73%95%B6%8B%9E%8B%E6%8C%E3%8A%79%32%2D%33%2D%31%31&type=0

営業時間: 11:00-23:00 土日11-22  
休日: 無休
メニュー: らーめん600円 たーこーめん900円黒胡麻ちゃーしゅーめん950円など 


映月軒
最寄駅: 西巣鴨  
住所: 東京都豊島区巣鴨5-19-2  
    ↓地図
http://map.lycos.co.jp/result.jsp?ds=3,ja&ly=3&poigid=1159964&query=%93%8C%8B%9E%93%73%96%4C%93%87%8B%E6%91%83%8A%9B%35%2D%31%39%2D%32&type=0

営業時間: 18:00-3:00、日は2:00迄  
休日: 月曜
メニュー: ラーメン600 チャーシューメン900
2001年08月27日 10時23分18秒

blank_space
投稿者 toniyan : 22:42 | コメント (0)

2001年07月12日

第2回ファン感謝デー

7月12日(木)2軒
 今日は、千葉で色々仕事が。その後に東京の高田馬場で友人と会う。友人と久々に「べんてん」へ。ここは、量が多いことで有名。このくそ暑いのにお店の前には、10人ほどの行列が。「相変わらず混んでるなぁ。」
 そのお店は、神田川の川沿いにお店をだしている。お店の店構えは、そのへんのどこにでもある昔ながらのラーメン屋のようだ。このお店の歴史を感じるのは、暖簾だ。ボロボロの暖簾がお店に下がっている。はじめてきた人は、「づぶれてるんちゃうか~。」と思ってもおかしくない。20分ほど待ち店内へ。
 店内は、クーラーが入っているにもかかわらず、ものすごい暑い。(ちなみに2台ありどちらも20度に設定している。)ここは、らーめん、つけ麺が中心になりお客さんに提供している。ここの特徴は、麺が自家製麺。スルッとしたふと麺だ。普通でたしか310グラム。中盛(1.8倍)650グラム。大盛りになると、なっなっなんとーー1キロ。\(゜o゜;)/ウヒャー。赤羽二郎も大盛りは、最近1キロになったらしいが、それにしても、すごい量。通常のラーメン屋の麺は、140グラムですから。これは、おどろきですよね。系統としては、池袋大勝軒の流れと思われます。雑みのあるスープこれは、紛れもないでしょう。友人もはじめての体験に驚いてました。私は、つけ麺を注文し、久々にこの麺に感動し幸せなひと時をすごすことができました。友人のNさんに感謝。

 さて、夜、今日は、第2回のメルマガ読者ファン感謝デー。TONNYとみにぃーさん、さにぃーさん、ゴマちゃんの4人で開催。1ヶ月半ぶり?の開催でした。場所は、「斑鳩@九段」へ。TONNYは、ここではじめての「油そば」とおにぎりを注文。さにぃさんとゴマちゃんがラーメンに味玉を注文。みにぃさんは、つけ麺を注文。
 結構、べんてんの麺がきいていてあまり食べられず。油そばは、どんぶりのにおいをかいだ瞬間にガツ~んとくる鰹節がなんともたまりません。この油そばも従来の枠にとらわれないあじですね。お酢をいれて、食べようとすると、みにぃから「あっ。デフォルトで」との突っ込みが入る。その通りにデフォルトでなんとも魚のいい感じがうれしい。その上で、お酢。唐辛子を順番に入れて試してみる。「うまいなぁ~。」いつもつけ麺ばかり食べていたが、油そばもうまい。新しい発見。
 ゴマちゃん、みにぃさん、さにぃさんともに、ラーメン、つけ麺を堪能していたようでよかったです。


べんてん   
最寄駅: 高田馬場  
住所: 東京都豊島区高田3-10-21  
    ↓地図
http://map.lycos.co.jp/list.jsp?query=%93%8C%8B%9E%93s%96L%93%87%8B%E6%8D%82%93c3-10-21&type=0

営業時間: 10:00-15:00麺切終了  
休日: 日曜
メニュー: らーめん650 つけめん700 つけメンマ850 など


九段 斑鳩
最寄駅: 九段下  
住所: 東京都千代田区九段北1-9-12  
   ↓地図
http://map.lycos.co.jp/list.jsp?query=%93%8C%8B%9E%93s%90%E7%91%E3%93c%8B%E6%8B%E3%92i%96k1-9-12&type=0

営業時間: 11:30-14:30、18:00-23:00  
休日: 土日
メニュー: らー麺600、つけ麺700、油そば800円など
 
2001年07月14日 23時23分01秒

blank_space
投稿者 toniyan : 22:42 | コメント (0)

2001年07月06日

名店 挑戦する店 鬼の弟子 それぞれがそれぞれに

7月6日(金)昼夜3軒うち新規店2軒
 今日は、仕事であったが、職場には行かず、外で動き回る。昼。池袋へ。
「おーし。久々にあそこへいくかっ!あそこへ。」足早に目的地へと向かう。そのお店の場所は、池袋の立教大学方面の出口から程なくのところに店を構えている。これだけで「あそことあそことあそこのお店があるな!」とおもった方は、ラーメニストに違いない。そのお店の1つに、かの東池袋行列店「大勝軒」のお弟子さんのお店。「ごとう@池袋」がある。大勝軒は、食べるまでに1時間待ちには当たり前。このごとうは、そこまでは行かないが常に行列していることでも有名だ。TONNYが着いたときも10人ほど並んでいた。「相変わらずやなぁ。」店内に入るとすぐ目に付くのが大勝軒時代の写真。伝説のラーメン職人山岸さんとともに写っている写真だ。おっしょさんと弟子のごとうさん。弟子がおっしょさんの意志を受け継ぎその味と魂を後生に伝えることを誓っているかのようだ。そんなことを思いつつ、つけ麺を注文。後々のことを考え、普通を注文。(中盛も値段は一緒)ここの麺は、やはりふと麺であるので、ゆでるまでに結構時間がかかる。しかしながら、その「ツルっ」としたのど越しは、その待ち時間さえも忘れてしまう。スープはやはり、つけ麺のあの甘酸っぱい系統だ。お酢を使っているからだろう。ちょっと濃いかなぁと思う人もいるかもしれない。しかしながら、つけ麺発祥の流れを汲むつけ麺とは、この味なのだ。麺を食べたあとにスープを足してもらうとうまみが増しおいしくいただける。(前の日記にも書いたがこれ以外にも味わい深いつけ麺は、他店で存在する。中川@椎名町、大喜@湯島などは、魚系が前面にでていておいしい。)
 さて、次にそのお店の真上に「あ。うん」というラーメン屋がある。ここのラーメン屋は、500円のラーメンがある。安い。醤油、塩、味噌。どれも500円。とりあえず、醤油を注文。しばらくまつ。出てきたラーメンは、揚げ葱の薫り高い香りが丼の中から鼻腔をくすぐる。「いやー。もう。参ったなぁ。これ。」
しかし、醤油といってもなんかトンコツ系の色合い。「なぬなぬ。どういうこったい!」一口啜る。甘いながら揚げ葱が全体的にでていて結構うまい。麺が細く腰がある。しかし、ちょっと個人的には量が多かったなぁ。しかし面白い味。他店との差別化をはかろうと努力している跡が伺える。これからが楽しみだ。
 さあ。今日は、なぜかず~と東京。それも最後に鶯谷。実は、ずっと前に「哲学堂」というラーメンを食べた。ご無沙汰していたのでその味を堪能しようと重い駅に降り立ったが、並んでるんですよ。これが。それも若い女性が多いこと多いこと。「探索するかっ!」と近くを探索。結構歩く。そうしてると「おや」暗闇に「支那そば屋」とある。鬼のラーメン屋、佐野氏の弟子の店とある。「ほんとかよ。」とおもい、反射的にお店のドアを開けている自分がいる。あらま。怖い。怖い。
 店内は居酒屋といった感じ。その証拠におっちゃんたちが酒を飲んでいる。恐る恐るラーメンを注文。600円。見た目は、本当に普通のらーめん。スープをすする。「ありぁ。これは、むかーしの東京ラーメンだ。」佐野さんの味とは程遠い。どちらかというと支那そば屋@麻布のような感じ。「昔ながらのラーメン」といったところか。飲んだ後に良いかも。


麺屋 ごとう   
最寄駅: 池袋  
住所: 東京都豊島区西池袋3-33-17  
   ↓地図
http://www.mapfan.com/index.cgi?ADDR=%C5%EC%B5%FE%C5%D4%CB%AD%C5%E7%B6%E8%C0%BE%C3%D3%C2%DE3-33-17

営業時間: 11:00-21:30、
土祝20時まで  
休日: 日曜・第2月曜
メニュー: ラーメン580 
チャーシューメン830 
特製もりそば600 
あつもり600 
など


手打ちめん処  あ・うん
最寄駅: 池袋  
住所: 東京都豊島区西池袋3-33-17  
   ↓地図
http://www.mapfan.com/index.cgi?ADDR=%C5%EC%B5%FE%C5%D4%CB%AD%C5%E7%B6%E8%C0%BE%C3%D3%C2%DE3-33-17

営業時間: 11:30-22:30  
休日: 日曜
メニュー: 白玉(塩)
・赤玉(味噌)・黒玉(醤油)
各650
など


ラーメンの鬼 支那そばや
最寄駅: 鴬谷  
住所: すいません。わかりません。
鶯谷南口を左に進み,階段を下り
てすぐ右を曲がると左
営業時間: 18:00-24:30  
休日: 日祝
メニュー: 醤油ラーメン600 
塩ラーメン600 チャーシューメン各800
2001年07月08日 21時51分40秒

blank_space
投稿者 toniyan : 22:42 | コメント (0)

2001年06月28日

老舗の味にたんのうし、がんこな味に深さをしり、学習院下の牛骨の味に唸るTONNY

6月28日(金)昼夜新規店3軒
 もう毎日暑っい~。梅雨の季節にもかかわらず、雨ふらんなぁ。このままいったら、水不足になるんちゃうかなぁ。ダムの水大丈夫やろか。水不足になれば、当然ラーメンも食べれへんやろなぁ。そんなことも考えたくなるくらいのへんな梅雨だ。異常気象やな。エルニーニョ-現象となんとか現象の2つが日本を襲っているらしいで。
 さて、そんなことを思いながら、今日は、みょ-に支那そばを食べたくなる。「こんなあっついとやるきなくなるんやなぁ。仕事が。(「いつもちゃうんかっー」とどこからか突っ込まれそう。)やはり、午後からの仕事を気合を入れてやるためにもうまい支那そばをくわんといけんな。これは!」こんなことを思いながら「どっか老舗でいったことないところなかったかなぁ」と思う。あった!あった!いつも「たんたん亭系」のらーめんの話(例えば、かづや@目黒、りょうたん亭@杉並、八島@神田)の話はよくでてくるが、源(みなもと)の味をはずかしながら食べたことがない。(^^ゞポリポリ。今日は、行くしかないでしょ。たんたん亭@本家へ。
 場所は、浜田山。初めてこの駅におりたつ。その店は、商店街の中で、その確かな味と実力で長き時を着実に刻み味を後生に伝えている。この確かな味に魅せられた人達がそこで修行し、各地にお店を出している。
 お店の前でまず目に付くのが、抹茶色の生地に白地の文字の暖簾。非常に和風な趣があり、その支那そば店の風格さえ感じる。店内に入るとどうか。
「お~!厨房の中が良く見えるカウンター。すばらしい。K-1やプライドの試合をまさにリングサイドでこれから観戦するかの興奮さえ感じる。」このつくりをみて、「はは~ん。そうか。りょうたん亭@杉並は、このお店のコンセプトをそのまま踏襲したのか。」と改めてたんたん亭本店に感心する。
 支那そば+味玉を注文。仕事ぶりは、手早くそつがない。でてきたらーめんは、うまそうなシンプルな支那そばだ。丼からは、芳しいスープが香りかつ。まさに、たんたん亭。こくがありかつシンプルな醤油は、疲れた体を癒してくれるかのようだ。麺は、ほどよく固い茹でぐらいで麺ではうまい。チャーシューは、かめばかむほど味が出て味わい深い。その確かな味からは、手抜きの感じられない。しっかりしたチャーシューだ。やはり、ありがちな煮豚とは違う。「そりゃ。おめえ、なんだ。このスープに麺だったら、焼豚だろう!焼豚!」とチャーシューがTONNYに語りかけてくるかのようだ。それにしてもうまいなぁ。汗をカキカキしながら食べたい一品だ。老舗の味を堪能したひと時であった。
 夜、以前、メルマガのある読者の方からメールをいただいた。ちょうどメルマガ発行50号(2月21日創刊)を突破したときのことだ。その方からは、「ぜひ一度、がんこ16代と梅太郎にいってみて感想をきかせてください。」とのことであった。
 遅くなったが、メルマガ読者ご推薦のお店へと向かうことにした。最初に「がんこ16代@高田馬場」へと向かった。がんこ系といえば、最近では楓林@新小岩へいったことを日記で書いたが、やはり、がんこ一条流@総本家を筆頭とする味に、若者を中心として、いまやその魔力に取り付かれている方も少ないだろう。少なからずTONNYもがんこ系のお店は、東京都内だけだが、結構立ち寄っている。牛骨をベースとしてつくるその味は、味わい深い。がんこ系の特徴は、店先が黒い壁を基調として作られている。原則、お店には看板がでていない。開店しているときは、骨が店先にぶら下がっている。スープのできが悪いときは、定休日でもないのに休むこともある。がんこなまでに、自分のつくる味にこだわりをもって自分のステータスを護り続けている店だ。そのこだわりに惚れて、一見、その怪しげな店先には、若者を中心にその味を食べに列をなして並んでいる。
 さて、16代。説明は省くが、がんこの歴史において非常に有縁のある場所。ここで、若き店主がお店を構えている。高田馬場駅から少し離れている場所にそのお店はある。この店もがんこ系の例外に漏れず、黒を基調とした店構えに、開店の印である骨がぶら下がっている。
 ガラガラガラ……。戸をあける。席は、8席。唯一1つだけあいていた。お店のたての長さは、厨房と客席まで2メートルくらい。狭いところでは、1.5メートルくらいか。非常に横長で狭い。しかし、そんな店のつくりなど関係ないかのように、がんこな味に魅せられたお客さんが入っている。席につき「中間スペシャル+揚げ葱」を注文。さすががんこ。短時間で丼がでてくる。出てきた丼は、それほど大きくなく少し小ぶりか。まず、見た目おどろいたことは、チャーシューが他のがんことまったく異なる。他店は、煮豚であるが、ここのチャーシューは、違う。しっかりとした味だ。イメージとしては、麺一筋@水道橋東口店のようだ。このチャーシューは、がんこでみたことないなぁ。スープをすする。「んっ!あれ以外にアッサリしている。それに、味わい深いぞ。なんか味が違う。うまい!」麺もスープの熱さもTONNYにちょうど良い。しばらくすすり、海苔の上にのっていた揚げ葱をスープに浸す。そして、スープを口の中に。「…………。うまい。揚げ葱の風味。香り。がんこのスープとのこのマッチングは、すばらしい。」思わず、スープを全部飲み干す。いや~。うまかった。それにしてもがんこの味の奥深さをより知った一杯であった。
 次に、目白へ向かう。それにしてもラーメンはうまかったが、この暑さはたまらない。暑い上に、熱いラーメンを啜ると汗が止め処もなく出てくる。かなわんなぁ。目白駅を降りて、皇室の方々も通われる名門学習院大学の脇の坂をくだっていく。非常に環境のええ場所ですよ。並木道に、緑豊かな大学。しばし、大学の建物や高級マンションのそばを通る。結構歩いたなぁ。そうこうしているうちに、高級マンションの間に突然、下町にでもありそうな店構えの「梅太郎」へ着く。なんかこのミスマッチがええなぁ。
 店内に入ると「王様のブランチ」のレポーターと一緒に写っている写真などが飾ってある。「いらっしゃい」気さくそうな店主が声をかけてくる。すぐに席につき、チャーシューメンを注文。「へー色々メニューあるんやなぁ。ミニラーメン480円。ラーメン580円。それに、つまみもたくさんある。それも22品あるうちの半分以上は、500円以下という安さ。これは、夜になると常連さんで居酒屋状態になるんちゃうかなぁ」待っている間。店内も普通のラーメン屋と変わらんし、どんなラーメンがでてくるんやろ。楽しみにまつ。しばらくして、チャーシューメンがでてくる。見た目トンコツ醤油らーめんのようだ。スープを一口すする。「なんじゃこりゃ~。これは、牛骨か?食べたことのない味だ。非常にうまみのあるスープ。おもったよりしつこくなく味わい深い。(*_*) マイッタ」TONNYこの味に唸る。たぶん、牛を中心とするスープやろなぁ。贅沢な一品。メンは、中太の平麺の縮れ麺だ。麺を啜るとスープと麺が良く絡み旨い。チャーシューは、薄くスライスされた牛タンに近い味のように感じた。(牛タンらーめんというのもある。)これにもびっくり。時間がなかったので、足早にその場をたちさったゆえに、「TONNY‘S名刺」を渡すことができなかった。残念!こんどゆっくり立ち寄りたいものだ。
 それにしても、まだまだ、旨いラーメンというのは、存在するなぁ。一杯の丼の中に、作り手がいるだけの表現の仕方がある。作り手がいるだけの味がある。作り手がいるだけの苦労もあり、人生が存在する。そんなことを思いながら家路に向かうTONNYであった。

たんたん亭 本店  
最寄駅: 浜田山  
住所: 東京都杉並区浜田山3-31-4  
駅出て右、すぐ
営業時間: 11:00-20:30  
休日: 火曜


元祖一条流がんこ 十六代目
最寄駅: 高田馬場  
住所: 東京都豊島区高田3-22-12  
明治通りと新目白通りの高戸橋交差点を練馬方向へ橋を渡ってすぐ左側の黒いお店
営業時間: 18:00-24:00  
休日: 日月祝休


梅太郎
最寄駅: 目白
住所: 東京都豊島区目白2-4-10  
明治通り沿い、千登世橋より池袋より、西側
営業時間: 11-23  
休日: 日曜


2001年合計  139杯
2001年新規店  79杯
今月合計    23杯
今月新規店合計 16杯

2001年07月01日 19時15分41秒

blank_space
投稿者 toniyan : 22:42 | コメント (0)

2001年06月15日

ミッション インポシブル

6月15日(金)昼 新規店1軒
 らーめんが食べたい。でも、時間がない。こんなときがある。特に金曜日にその状況にあたるといきたいらーめん屋が週明けになってしまい我慢できないときがある。TONNYには、ラーメンライフを快適に過ごすために、いくつかの道具がある。
 
1.TONNY’S路線マップ1。
 これは、地下鉄からJRまで首都圏の路線図
2.TONNY’S路線図2。
 これは、路線図だが、車両のどのあたりに乗れば一番乗り継ぎが短い時間でできるかひとめでわかるもの。
3.TONNY’S地下鉄乗り換え便利マップ
これは、ドアがどちらが開くのか各駅の所要時間はどのくらいかかるか。ひと目でわかるようになっている。
4.TONNY’Sラーメンデータベース
これは、職場から最寄の駅までの所要時間。また、最寄の駅からからお店までのだいたいの時間がわかるようになっている。
5.時差回数券
これは、10:00~16:00まで活用できる。通常の回数券は、(160円をの切符を1600円分買うと)1600円で11枚だが、時差券だと12枚とお得。これで節約している。(遠征に行くときなどは1日フリーパスを買うときもあるが)

このTONNY’Sラーメン5つ道具をフルに活用して、ラーメンを食べるというミッションが一見不可能(インポシブル)なものを綿(麺)密に計算をして可能(ポシブル)にするのだ。
 今日のお昼も雨が降り、時間がない。しかも金曜日であった。しかしながら、この5つの道具をフルに活用し見事ミッションを達成できた。
 今日は、昨日、勢得のご主人から聞いた「麺舗 十六(じゅうろく)@池袋」へ。この場所は、駅から結構はなれておりわかりにくい場所にある。大通りから路地に入り、住宅街の中に突然行列ができているという感じだ。ちょうどめとき@大久保のような感じか。このお店は最近ラーメニストの間で話題になっている場所のようだ。店構えは、非常に質素。店内には座席が8席しかない。ご主人と奥さんの2人でお店を切り盛りしている。
 店内に入りラーメンのメニューをみると490円とワンコインでおつりがくる安さだ。すくなめ(通常のラーメン屋の量)、並、多めと値段が同じだ。
 肉入り並を注文。この他につけ麺、塩らーめんがある。出てきたラーメンは、醤油ベースのスープにおいしそうな自家製麺が丼の中で泳いでいる。スープの色は真っ黒だが、一口啜ると意外とすっきりしており魚のおいしさが、じわ~と口の中に広がる。おいしい。麺も太めで歯ごたえがありおいしい。まだ、このお店は、本やマスコミなどには登場していないと思うが、近々ブレイクするでしょうね。それにしても、まつしま@葛飾区などのお店とともに、ワンコインでおつりが戻ってくる上においしいラーメンを提供してくれるラーメン屋が増えることはTONNYにとってはうれしいぎりだ。


麺舗 十六(じゅうろく)
最寄の駅:池袋
池袋西口の大通りを要町方面へしばらく歩く。
ラーメン太郎と光文社の間の路地を少し進んだ左手側
住所:豊島区西池袋3-6
営業時間:11:00~14:30 17:00~20:00
日祝休み
2001年06月17日 13時12分16秒

blank_space
投稿者 toniyan : 22:42 | コメント (0)

2000年12月26日

いけぶ

12月26日 夜
 池袋のジュンク堂へ本を購入しに。その前に腹ごなしに「尾道らーめん ぼっけぇ」へ。ラーメンを食べる。尾道といえば、麺一筋(東京風にアレンジ)がいまのところ東京都内では美味いと思うが、ここのラーメンは、あっさりした中に甘味がある感じのラーメン。インパクトは薄い。いまいち尾道と普通のラーメンとの違いがわからなかった。ここは、中国人が作っている杏仁豆腐がうまいらしい。今度食べてみよう。
 その後、本屋に立ち寄り、ビックカメラによる。CDMDカセットとMDウォークマンがセットでなんと3万。思わず、買ってしまった。

blank_space
投稿者 toniyan : 22:42 | コメント (0)

2000年12月08日

うちの近所の好

12月8日 昼 新規店 夜 晴れ
 昼は、池袋の味商人へとみそカレーなるラーメンを食した。うーん。どうかなぁ。このみだけど、甘いカレーのスープを飲むでいるように感じた。あと今日は、夜に千葉方面に行くことがありM氏とC氏と一緒に帰りに、久方ぶりに「旭川らーめん 好@市川国府台」へいった。いやーあいかわらず混んでたなぁ。10時過ぎについて、ついてから1分もたたないうちに行列ができてるんだもんなぁ。席は満杯。
 ここは、山加加藤製麺を使用。北海道でいうの三大製麺会社(「西山」「藤原」「加藤」)の1つだ。東京で言えば、例えば、旭川ラーメンアンテナショップの旭龍@高円寺やこもり@四ツ谷などは、その代表格。よくお店に飾ってある加藤ラーメン系統図をみると好は、その協賛店の1つになる。
 ここの旭川は、旭川の中でもマイルドな味に分類される。僕のかってな分類だが、大きく分けてワイルドからマイルドまであり、こもりは、ワイルド(シャープ)で旭龍がマイルドか。中間に、オールドでは、旭龍@新橋。
 ここ好は、マイルドの部類に入る。お店のご主人が非常に気さくな方で好感の持てるお店でもある。どこぞやの政治家が国会で水をかけたが、ここのおやっさんも「ちょんまげスタイル」で仕事をしている。みずをかけたちょっんまげのおっさんとは、違い「みずかけろん」をし朝方まで会議が「みずいり」となることはない。
 常に説得のある味でお客の舌を唸らせる。今日も仕事師のラーメンを頂いた感じだ。政治家も仕事師が求められてるのかもしれない。
2000年12月08日 11時14分53秒

blank_space
投稿者 toniyan : 22:42 | コメント (0) | トラックバック