8月23日(木)昼夜新規店2軒
今日の昼は、久々に飯田橋へ。飯田橋といえば、名店青葉の支店、昔ながらの味わい深い○中中華そば、餃子、タンメンのおけい、支那そばのやさしい味わいびぜん亭、こうや系の高はしなど質の高いラーメン屋が多い。今回は、そんな中で、とんこつに挑戦。火の国らーめん てっぺん@後楽店だ。本店(新小川町)にある。ここのとんこつは、熊本らーめんだ。熊本ラーメンの特徴といえば、とんこつの中では、どちらかというと麺は太い。マー油を使用している。きくらげが入っているなどの特徴がみられる。同じ九州でありながら、味がこのように違うかは、とにやんの研究の余地は十分あるのだが、歴史的背景、土地柄からきているようだ。さて、東京で熊本ラーメンの老舗といえば、桂花。いまや、新宿を中心として、たくさん店舗を構えている。とにやんの記憶によれば、たしか40年代に東京へ進出して以来、その確かな味を東京人の舌に鮮烈に記憶させてきた。最近では、「黒門」や「ひごもんず」などがその勢力を伸ばしつつあり、“とんこつは博多だけじゃない”との熊本人の心意気が聞こえてきそうだ。
さて、ここのてっぺんは、どないなもんやろか。飯田橋駅東口から程なく歩いたところにそのお店はある。店構えは、いまどきにありがちなウッディーな仕上がり。最近では、この手のお店が増えていることはいいことだが、昔ながらのらーめん屋というお店が少なくなり寂しさをおぼえる。
店内に入り、たーこーめんを注文。ラーメンの中に、角煮、きゃべつがたくさんはいっている。とんこつにしては、量が結構多い。ドンブリからただよう香りは、熊本ラーメン特有のマー油だ。スープを啜ると「おや?以外にあっさりしている。ひごもんずや黒門はもう少し濃いような。ちょっとあっさりかなぁ。」麺は、中太の固め。なかなか。結構おなかいっぱいになりました。
夜、用事があり巣鴨へ。用事も終わり職場に帰らなければならなかったのだが、おなかもすいたので、宿題店であった。「映月軒」へ。映月軒は、西巣鴨駅より5,6分のことろにある。見た目は、どこにでもある中華屋といった店構え。このどこに魅力があるのだろう。ふと疑問をもちながらお店の扉を「ガラガラガラ」とあける。開いた瞬間中から大音量で「ジャズ」が聞こえてくる。「?! ここでええだよな。」店内は、ご主人と常連さんがジャズの話でもりあがっている。話の内容は、さっぱりわからんがすごいご主人は詳しいようだ。ご主人はニコニコしながらオーダーを聞いてきたので、TONNYは、塩らーめんを注文。メニューを見るとあとつけ麺、らーめんとあるようだ。お酒も結構おいてあり、昔どこかで立ち寄ったことのあるラーメン屋を思わせる。
でてきたらーめんを待つ間、ジャズを聞きているとなんとなく和やかな気持ちになる。ラーメンが出てくると透明な澄んだスープにシンプルならーめん。一口スープを啜ると非常にあっさりしている。なかなか。やさしい感じのらーめんだ。麺も程よくてよい。もう少しパンチがあると良いのだが、ジャズのパンチの良さがこのらーめんを後押ししているようにも感じた。ここに吸い寄せられるように狭い店内ながら、お客さんが後から後から訪れる。不思議な空間だ。帰りは、耳には、ジャズのパンチのある音の余韻に浸りながら、舌では、やさしい塩ラーメンの味を堪能しながら、情緒あふれる下町の荒川線にのり家路に向かうTONNYであった。
火の国らーめん てっぺん
最寄駅: 飯田橋
住所: 東京都文京区後楽2-3-11
↓地図
http://map.lycos.co.jp/result.jsp?ds=3,ja&ly=3&poigid=439749&query=%93%8C%8B%9E%93%73%95%B6%8B%9E%8B%E6%8C%E3%8A%79%32%2D%33%2D%31%31&type=0
営業時間: 11:00-23:00 土日11-22
休日: 無休
メニュー: らーめん600円 たーこーめん900円黒胡麻ちゃーしゅーめん950円など
映月軒
最寄駅: 西巣鴨
住所: 東京都豊島区巣鴨5-19-2
↓地図
http://map.lycos.co.jp/result.jsp?ds=3,ja&ly=3&poigid=1159964&query=%93%8C%8B%9E%93%73%96%4C%93%87%8B%E6%91%83%8A%9B%35%2D%31%39%2D%32&type=0
営業時間: 18:00-3:00、日は2:00迄
休日: 月曜
メニュー: ラーメン600 チャーシューメン900
2001年08月27日 10時23分18秒