浅草に7月1日にオープンしたお店があるということでいってみた。場所は、花やしきからほど近い場所。わかりやすくいうと浅草ビューホテルの対面です。このおみせは、つじ田で修行をした人がお店をだしたとのこと。
お店の名前は、「麺屋 はっかい」。なんでこんななまえなんだろ。
オープンしたてのお店なので、まだ店頭には花輪が。ホープ軒さんと三河屋製麺さん。うむうむ。
店内は、テーブル席2つ。それも2人用。あとは、カウンターです。とりあえず、はっかいらーめんを注文。まだあたらしいからだろか。ちょっとオペレーションに時間がかかっている模様。あまり、とにやんは、このあたりは、きにならない。しかし、お昼時など混んでるときは、大丈夫かな。(よけいなお世話ですね。)よいところは、厨房が丸見えなカウンター。なかの様子がよく見える。
店内は清潔感があっていいですね。
肝心のらーめんは、やはり、「つじ田風」でした。まったく同じではないです。山椒やこしょうは、つじ田の京都の黒こしょうのいれものではないが、おそらく中身は、くろこしょうかな。(かんです。)
個人的には、すこーし濃い目で、ちょっとしょっぱい感じ。あと、味玉に、もう一工夫してほしいなという個人的な要望かな。
このあたりでは、この手のらーめんはないので面白と思う。近くに、来集軒、恵比寿らーめん、与ろゐ屋、つし馬など、和をイメージするしょうゆを基調とするらーめんが多い中、面白いと思う。
最後に↓をもらったが、次回から200円引きとのこと。つけ麺いこ。
麺家はっかい
03-3841-6889
台東区浅草2-13-3
11:30~21:00頃
メニュー:らーめん650円、はっかいらーめん850円など
現在の合計(since 1999.4)
軒数1034軒
杯数1337杯
いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの「渡なべ」。以前ブログでも紹介したが、その姉妹店が池袋にある。2002月12月にオープンしたが、いまから2ヶ月ほど前このお店に立ち寄った。このお店、サンシャインから程近い場所にある。大通りに面しているが駐車場があるわけではないので駅からここまで歩いてくるわけだが、いわゆる池袋のらーめん激戦区とは少し離れている。あえて、激戦区から少し離れてお店をだしたようにとにやんは、感じる。さて、このお店は、どんならーめんを提供してくれているのだろうか。
このお店の名前は、「瞠(みはる)」。新進気鋭の渡なべ氏が提供するお店でもある。とにやんは、このお店へ行くことを恋焦がれていた。いまのらーめんの時流は、魚系をベースとしたスープが主流であり、インパクトがあるものが売れている。
もちろん、らーめんは、好みであるので、あっさりした昔ながらの郷愁を誘うらーめんを好む人も多い(もちろん、とにやんも大好きである。)が、とにやんにとっては、時代の流れ、客層、立地条件等総合的に見た場合、なぜここに渡なべ氏がこの系統のらーめんをだしてきたのかそこまで興味がある。その意味で、卓越した目でマーケティングしたと思われるからだ。
とにやんにとっては、非常に勉強になる。
さて、そんなことを思いながらとにやんは、このらーめんやの前にたった。決して大きくない店構え。大きすぎず小さすぎず適度な大きさと思われる。店内に入るとすでにいっぱい。食事時を少しはずしていったにもかかわらずである。その人気の高さが伺える。
店内の装飾は、非常に和を意識しており、おしゃれだ。女性が1人でもこれるように配慮されている。お店のお姉さんは、夏だからだろう。浴衣を着ての接客が非常に涼しげでお客さんの目を涼やかにさせている。いままでらーめんやにいったが、浴衣の店員さんを見たのは初めてで新鮮さを感じた。
とにやんは、味玉らーめんを注文。でてきたらーめんは、見た目から、渡なべのらーんめんそのものだ。こげ茶色のスープに、歯ごたえがありそうなメンマ。非常にうまそうだ。スープをすする。体中に魚が飛び跳ねるかのようだ。うまい。しかしながら、渡なべに比べると少しライトな印象を受ける。麺をすするとよくスープとからみうまい。スープの下処理がよくできていることが伺えるうまさだ。メンマは、やはり、歯ごたえ満点。食べ応えがある。麺は、太めでこのスープに良くなじんでいる。
いや~。うまいっす。渡なべにふられたときは、こちらで食べるのもありだな。
瞠(みはる)
最寄駅: 池袋
住所: 東京都豊島区東池袋1-31-16
営業時間: 11:00~15:30 17:00~21:00
休日: 日曜
メニュー: らーめん650円 味玉らーめん750円つけめん700円など
このお店は、練馬にある。練馬といえば、耀などのらーめんがあるが、いずれも相当前にらーめんを食べたお店ばかりで、blogには反映されていない。先日、久々の練馬へらーめんをたべにむかった。
このお店の名前は、「らーめん ぼにしも」ここのらーめんやは、できた当時(2002.11)から知っていたがどうも練馬へ行くのに、家から少し交通が少し不便なせいかどうものりきでなかった。
どうも、練馬というとめちゃめちゃうまいらーめんがあるとの認識がない。しかし、ここを含めおいしい店ができているので久々に、今日は、バンバンするけついできた。(夜に連食する意味)まずはじめにこのぼにしもに挑戦(2軒目は次回)。
お店の前に着くとどうもまいったな。えらいうまそうではないですか。「名は体を現す」じゃないが、ぼにしもは、にぼしっぽい名前だ。魚系と予測がすぐつく。最近ではこった名前のお店がどうも多いが、わかりやすい名前もストレートでよいな。
お店の中に入ると非常に清潔感のある質素な感じ。お店の店主は若い。へー。店内は結構混んでいる。えーですね。なかなか感じが。さっそくらーめんを注文。
出てきたラーメンは、和の香り。非常にうまそう。スープをすするとやさしい味わい深いテイストとなっている。麺も中細麺。麺をすするとなかなかうまい。かんすいは、モンゴル産を使用しているそうな。
ここのらーめんは、平目の干し物、干し貝柱を贅沢に使ったスープがうり。お店の人は、東京らーめんといっているが、これほどまでに贅沢な食材をつかっているのはあまりないかもしれない。
十種類以上のスパイスで仕上げたチャーシューと半熟玉子は、非常に贅沢でうまい。デフォルトで半分はいってるのはお得だ。末永く通いたいと思わせるお店のらーめんだ。
らーめんや ぼにしも
最寄駅: 練馬
住所: 東京都練馬区豊玉北5-5-4
TEL: 03-6760-3001
目白通りに出て、左に行くとまもなく左手。結構歩きます。
営業時間: 11:30~14:30 17:00~22:00
休日: 水曜
メニュー: らーめん600円 チャーシューめん800円 油そば700円
昨年のある日のこと。「四つ木駅にらーめん?」最初、この情報をとにやんが得たとき、「えっ?」と疑った。「家に帰る途中のこの駅にあったかなぁ。」
とにやんは、駅を中心としてらーめん店がどのくらい周辺に点在するのか頭の中が
整理されている。
正直この駅名を聞いたときに1つもらーめんの名まえが浮かばなかった。
たしかに、駅をおりたっても静かなところだ。どっちほうめんにいけば、そのお店へたどり着けるかもわからない。「あれれ~」ひっさびさにとにやん。迷子になる。周りは、くらい。
聞こうにも駅に交番もない。あら。どないしょましょ。「えーい。めんどくさーい。う~ん。こっち。」そうおもって、適当にいく。不思議なもんで、とにやんのお腹のすき具合の影響で、自然と本能でかぎ分けたのか、お腹についている“らーめんレーダー”が標的であるらーめん店をオートロックしたのか無意識のうちに、その方向へとむかっていた。らっきー!
お店の前に着くと新しいながら、落ち着いたうっでぃー名店構え。お店の外には、メニューの看板もでている。そのお店の名前は、「まんまる」商店街にぼっと明かりがともっている。
ガラガラっと扉を開けて店内に入ると結構大きい。雰囲気は、よろしいんじゃないですか。
らーめん+餃子を注文。ここのらーめん非常にあっさりとして、味わい深い。ひっさびさのらーめんであったので、おいしくいただけた。カツオ、煮干の魚介系のだしが利いていて、あっさりしながらもしっかりとしたスープは、とてもよかった。
まんまる
住 所 東京都葛飾区四つ木1-30-3 デュー四ツ木
電話番号 03-5670-7680
行 き 方 京成電鉄四ツ木駅下車。徒歩約5分。
系 統 魚介系東京ラーメン
営業時間 11:30~15:00頃 18:00~22:00頃
休 日 木曜
席 数 24席
駐 車 場 無し
メニュー しょうゆラーメン600円 塩ラーメン650円 つけ麺700円
ワンタンメン800円
新規開拓店1軒
いま、らーめん界での大きな流れの1つに「地方から、激戦区への殴りこみ」がある。地方の有力ならーめん店が、東京の激戦区へと殴りこみをかける。よほど自分のらーめんが、激戦区でも競争を勝ち抜くだけの潜在力があるか、もしくは、いままでの地元での実績を踏まえた確信があるか、単なる無謀のどちらかである。
新宿の小滝橋通りに殴りこみをかけた埼玉の名店がある。
そのお店の名前は、「もちもちの木」。埼玉の名店である。田舎にも関わらずその店の味に魅せられ、とおくから足しげくこのお店にかようフリークも少なくない。残念ながら、とにやんは、この本店は未食である。
今回は、このお店の支店が、なんと小滝橋通りにくるとのことだったので、とにやんは、うきうき状態だった。昨年のある日。まだ、オープン間もないころ、このおみせを訪れた。
ちょうど、新宿駅からテクテク大久保方面に向かって歩き、あるビルの地下にある。
階段を下ると、らーめんやとは思えないどこかのばーのような雰囲気だ。店内は、食事時をはずして訪れたからか3組ほどだ。
席につきらーめん小を注文。しばらくすると目の前にどんぶりがでてくる。「も~なんともいえん魚出汁のえ~香り!」においをかいだだけで、魚がとにやんの目の前で飛び跳ねてる映像がでてくる。実際は、動物系とのダブルスープだが魚の香りがかなり強い。「あれ!なんかどんぶりでかないか?」とおもっていると店主が他のお客さんと出し間違いをしたらしい。それもチャーシュー麺の中だ。
あらら、店主はすぐに気がついたが、「それ食べてください。小の値段でエーですから。」とにやん「おぉぉ!ちょぉーらっきぃぃぃー!」
めちゃめちゃとにやんは、おなかをすいており、麺をがっすく。「おぉぉ。もちもちっとしてえ~かんじの麺やなぁ。」と感じる。スープをすする。「くぉぉ~。めっちゃ濃いでこれ。うまいよ。魚が口の中ではねてんで!」このらーめん。かなりの濃厚だ。先日blogした「渡なべ」をもっと濃くした感じのらーめんだ。とにやんは、最後に、店主に挨拶をし「とにやん名刺」をお渡しし、又来ることを約束しその場をさった。
魚が好きな人は、ぜひ挑戦してほしい。
もちもちの木 新宿店
最寄駅: 大久保、新宿
住所: 東京都新宿区西新宿7-7-25 B1
小滝橋通りを大久保方面へ、職安通り手前の左側地下一階
営業時間: 11:30~22:00
休日: 無休 (変更の可能性あり)
メニュー: 中華そば(小)650円、つけ麺(小)700円など
新規開拓店1軒
世の中には、すごい人たちがいるものだ。味覚のよしあしですべてが決まるといっても過言ではない料理界。やはり、らーめんも例外ではなく味覚のセンスと努力で旋風を巻き起こしている人たちがいる。
今日は、その人達の内の1人の一人を紹介したい。
いまやらーめん界で知らない人はいない「渡なべ」のオーナー渡邊氏。この主人は、まだ20代。たしか、27、8歳であったかと思う。この人。中学よりらーめんに魅了され、中2から自分でらーめんを作り始めたつわもの。いままでに食べたらーめんの軒数は、2000軒以上というから驚きだ。ここの主人。自分の店だけでなく、らーめんやの建て直しなど。コーディネーターもやっている。「他にない味」をだすとのことだ。一度食べれば、そのらーめんの食材をあててしまう舌をもっている。
とにやんは、このお店を楽しみにしていた。しかし、3度も振られてしまうことになる。いつもスープ切れにより早めに店を閉めてしまうのだ。振られると恋焦がれるもので、絶対食べたいとの決意がさらに固まる。昨年のある日。高田馬場に行く用事ができて、立ち寄ることができた。高田馬場といえば、学生が多くいる街であり、最近は、らーめんもずっしりおもいこってりならーめんが相次いでお店をオープンしている。とにやんもこの近辺で10件ほど食べているが、テレビの露出度が高いしかも、瀕死の状態のお店をよみがえらせることにかけては、天下一品の渡邊氏のお店を訪れることができることでうきうきしている。
場所は、大通りから、路地裏に入った場所にある。やはり、15人ほどの行列が並んでいた。
店構えは、ラーメン屋とは、程遠い。どこかの隠れ家的な日本料理屋を髣髴させる店構えは、こだわりを感じる。おそらく、和をイメージしたらーめんが、底流に流れているコンセプトなのだろうか。
並んでいる客層は、やはり、学生風の人が多い。女性同士でもきていることは、注目に値する。とにやんは、いつも「女性同士で気軽にこれる店は売れる」との考えをもっている。もちろん、らーめんの世界は、男性ばかりが並んでいるギトギトの脂ギッシュなお店もたくさんあるが、食べ歩きの経験上、女性同士が気軽に入れるお店で売れてないお店はないのではないか。女性客のハートをキャッチできるらーめんやは、生き残って行けると確信する。
さて、店内に入ると大きすぎず、10名程度のカウンターのみだ。あいにく、渡邊氏は、厨房にたっていない。店内は、ヒーリングの音楽が流れ、渡邊の世界へと客をいざなう。
とにやんは、らーめんに味玉を注文する。しばらく、作り手の仕事振りを「「じぃ~」と観察する。ここもとにやんが大好きな厨房丸見えのリングサイドだ。作り手にとっても、らーめんを作る過程を見せることは、リスクをともなうとともに、緊張感も走るはずだ。その中で、作られるらーめんは、格闘そのものであり、とにやんは、汗すら飛び散ってくるリングサイド際で、その真剣勝負を固唾を飲んで見守っているのだ。手際のよさは、さすがに行き届いているように感じた。
さて、らーめんがでてくる。香りは、まさに魚介系。もう。目の前に出てきただけで、体がらーめんを欲しているのが良くわかる。今はやりのらーめんだ。おそらく渡邊氏が食べ歩く中で、日本人のこころをくすぐるのは、魚である。やはり、和に帰結するとかんじたのだろうか。とにやんも食べ歩く中で、魚介系のおいしいらーめんが時代の流れとは感じていた。ここの味は、どんなだろう。一口スープをすする。「うん。めちゃうまい。様々な素材が見事な調和で一杯を作り上げているな。」ただ、他で食べたことがあるような気がする。「もちもちの木」を少しライトにした感じの印象を受けた。他にはない味が食べれるとの印象をつよくもっていったのが過剰な期待となった。卵は、最高だ。ここの卵はめちゃめちゃうまい。メンマも大ぶりで、このこりこり感のあるうまみのあるメンマは、絶品だ。これも高はし@飯田橋のメンマに似ている気がする。
美味しくいただけたので、スープも全て飲み干す。うまかったっす!
ただ、ここのお店。常に向上し、常に挑戦しているお店である。自分の味が受けるかどうか。このお店を出してアンテナを張っている。いまでも完成された洗練された味である。常に高み高みを目指し、更なる向上を目指してもらいたい。
現時点における最高峰のらーめんやの1つであることは間違いない。
渡なべ
最寄駅: 高田馬場
住所: 東京都新宿区高田馬場2-1-4
早稲田通りを早稲田方面へ。明治通り1本手前(焼肉もくもくの角)の路地を左に入るとすぐ右にあります。
営業時間: 11:00~19:00(麺切れで早く終わることが多い。)
休日: 日曜
メニュー: ラーメン700円 チャーシューメン950円
9月11日(火)台風 1軒
台風が関東上陸。しかし、「台風がくると行列しているラーメン屋はすくとの法則」により、昼に出かける。でにぃ副会長とともに、斑鳩へ。「いくらなんでもこんな日にはお客さんあまりはいってへんやろ~。」と話ながらお店へと向かう。お店の前に着き「ガラガラガラっ」とお店の戸を開けると「あらま。ほぼ満席。この台風の中よくまあこれだけのお客さんがくるもんやなぁ。」そう思い。席に着く。券売機でらーめんと油そばを注文。でにぃ副会長は、つけ麺を注文。さてさて、今日のお味は、どないやろなぁ。スープを啜ると魚系のうまみがふわっとくる。青葉のライト系といったところか。うまい。あぶらそばは、でにぃ副会長と半分ずつにして食べる。ここの油そばは、味の変化を楽しめる。はじめは、おとなしめの味。オスを入れるとグッと引き締まり、胡椒を入れると少し味にアクセントが加わり、最後に七味を入れるとうまみが倍増する。まるでその変化は、春、夏、秋、冬と季節が織り成す情緒あふれるよさがありそれぞれの季節にそれぞれのよさがあるように、この油そばもそれぞれの味にそれぞれのよさを感じる。うまいやなぁ。単純なTONNYは、非常に満足。もちろんつけ麺も相変わらず魚のうまみが非常によかったっす!
九段 斑鳩
最寄駅: 九段下
住所: 東京都千代田区九段北1-9-12
↓地図
http://map.lycos.co.jp/result.jsp?ds=3,ja&ly=3&poigid=293599&query=%93%8C%8B%9E%93%73%90%E7%91%E3%93%63%8B%E6%8B%E3%92%69%96%6B%31%2D%39%2D%31%32&type=0
営業時間: 11:30-14:30、18:00-23:00
休日: 土日
メニュー: らー麺600円 つけらー麺650円 つけ麺700円 油そば750円ほか
2001年09月25日 10時27分31秒
8月28日(火)昼1軒
今日は、昼に職場の上司と新宿へ。その帰りに
上司「(-中-)---*- ラーメンマン!!ラーメン食べにいこうよ。」
TONNY「ええですね!そういえば、前に、
はな火屋いきましたよね。じゃぁ。今日は、旭鳳いきましょうよ。ちょっと歩きますよ。」
上司「いこいこ。」
こんな会話から上司とともに、ラーメンな昼を。歌舞伎町を抜けて、緑ののぼりが見える「旭鳳」へ。店内に入るとアジの丸干しの香りがプ~ンと鼻腔をくすぐる。「いや~いいかおりだなぁ。」上司もすぐにそれに気づく。
2人とも醤油を注文。やはり、旭川らーめんは、これでしょ。これ!マイルド系のこげ茶色の旭川。一口すする。いや~。うまい。上司も食べながら微笑んでいる。食べ終わり。ほんとうまかった~との上司の声に快心の心地よさを覚えたTONNYであった。
旭川ラーメン 旭鳳
最寄駅: 新宿
住所: 東京都新宿区歌舞伎町2-39-3
↓地図
http://map.lycos.co.jp/list.jsp?query=%93%8C%8B%9E%93s%90V%8Fh%8B%E6%89%CC%95%91%8A%EA%92%AC2-39-3&type=0
営業時間: 11:30-15:00、18:00-2:00
休日: 日曜
メニュー: 醤油・味噌・塩700円など
2001年09月10日 22時39分56秒
8月14日(火)昼夜2軒
今日の昼は、メンズクラブ会員Kとともに、赤坂の茂助へ久々に立ち寄る。「いや~ひさしぶりっすね~。ここ。」
茂助といえば、トリプルスープ。今ラーメンの主流がダブルスープなだけに、他店との差別化を見て取れる。トリプルスープの中身といえば、トンコツ系と煮干しなどの和風系とマグロから取ったスープの3種をブレンドしたもの。これが非常にうまい。女性客にも人気があり、お客の比率をみると半分くらいは女性が占めているか。ここのお店のおもしろいところは、ラーメン屋のプロがお店を開いたわけではなく、カメラマン、デザイナー、クリエイターの人たちが始めた店なので、普通のラーメン屋と違った視点からこだわりをもった店だ。紙エプロンも置いてあったりちょっとした気配りがうれしい。丼は、小さめ。山頭火とほぼ一緒かなぁ。麺は中太のもちもち縮れ麺。これがなんともうまい。定番の茂助らーめんのスープは、濁りのある醤油味なのだが、これが以外にあっさりしている。
今回は、茂助ラーメンではなく、初めての塩のランチに挑戦。塩ラーメンは、どんなんかなぁ。期待が膨らむ。塩だれは、シジミ塩だれを使用しているようだ。きっとシジミの風味がスープにほんのり香るらーめんなのだろう。
東京都の“八丈島”から帰ってきて本格的にらーめんを食べることもあり、思わずドンブリの中をじっと眺め、ドンブリから漂う香りを満喫する。その香りは、揚げねぎのほんのりした香りと磯の香りがミックスし、素材のよいレシピが調合されるかのようだ。この香りには、食欲を誘われる。非常にうまそうだ。スープを啜る。「.....。いや~。うまい!」これは、結構な味だ。揚げねぎの風味とシジミのうまみが良く出ている。あっさり目ながらとてもよい。麺も程よく腰のある麺でよい。特質すべきは、具で、おもちが入っている。これはびっくり。しばらくよらなかったがいつの何かやってくれるお店だ。異業種のプロの視点。これが今までにないラーメンの味を生み出し歴史を創り出していく。ラーメン界の“異業種のプロ集団”。 昨今見られるK-1や格闘技界における異種格闘技戦やアルティメッドなどの戦いの様相を呈しているかのように、らーめん界にも異業種の分野の人たちの進出により、業界全体の活性化と競争力が増し質の向上につながると確信する。
さて、夕刻、今日は久々に「柴又らーめん 財慶」へ。明日(15日)ほんの昼飯前のラーメン特集で葛飾区部門で5位以内に入った模様。10:25分から放送されるようだ。
ご主人と色々お話する中で、また裏メニューを開発したとのこと。食べてみることに。あとから、Gさん、ともさんも一緒にラーメンをご一緒する。その裏メニューは、あまり詳しくはいえないが、「スモークドラーメン」というメニュー。できてまだ、5日目くらいだそうだ。その代わり諸事情があり「姫らーめん」は、季節限定の裏メニューになりそう。
スモークドラーメン。醤油、味噌、塩、つけ麺どれにでもいけるそうだが、(つまり具がスモークドではない。)とりあえず、醤油をベースにスモークドラーメンを作ってもらった。はっきりした違いは、香りは非常によい。なんともいえない香りがする。これを食べて何のスモークかわかったらすごい。あと体に良いようだ。これ以上は詳しくかけないが、姫らーめんに負けず劣らすのインパクトはある。
ちょっと東京を離れていただけで、またもやなにやら考えているところがすごい。粗酒人いわく「うちは、研究所。実験工房。ラボですから。」と。とにやんは、「深いなぁ。」とおもいつつも「う~ん。ということは、人体実験されてるのか!?」との疑問も残らなくもない(笑)が、より高みへ高みへとお店の味を向上させるための実験を繰り返していることは間違いない。
らーめん茂助
最寄駅: 赤坂
住所: 東京都港区赤坂6-6-4
↓地図
http://map.lycos.co.jp/result.jsp?ds=3,ja&ly=3&poigid=334458&query=%93%8C%8B%9E%93%73%8D%60%8B%E6%90%D4%8D%E2%36%2D%36%2D%34&type=0
営業時間: 11:30-15:00、17:00-23:00
休日: 土曜
メニュー: 茂助らーめん750円 茂助ざるらーめん800円 ランチ850など
柴又ラーメン 財慶
最寄駅: 新柴又
住所: 東京都葛飾区柴又5-10-2
↓地図
http://map.lycos.co.jp/result.jsp?ds=3,ja&ly=3&poigid=1624637&query=%93%8C%8B%9E%93%73%8A%8B%8F%FC%8B%E6%8E%C4%96%94%35%2D%31%30%2D%32&type=0
営業時間: 18:00-24:00麺切れまで
休日: 月曜
メニュー: しょうゆラーメン500円など
2001年08月15日 09時31分35秒
8月8日(水)1軒
以前、でにぃ副会長とこんなやり取りがあった。
でにぃ「ラーメン好きな子がいてTONNY会長のことはなしたらぜひとのことでしたよ。」
TONNY「おっ。ええね~。連絡しといてや~。」
こんな会話があったがなかなか時間もとれずしばらく時間がたっていた。
TONNY「そういえば、この前、らーめん好きな子がいるっていってたよね。」
でにぃ「あっ。連絡しておきます。」
こんな会話から今日ラーメンを食べることに。
今日一緒にいった人は、でにぃ副会長の知り合いで某大手銀行員レディーのKちゃんとYちゃん。話を聞くと結構ならーめん通。くじら軒(とにやん未食)などの有名店にもいったそうだ。
TONNYは今日どこいこうかといろいろ考えたが、8月に入り夏季休業しているお店もあることを考えおいしいお店をいくつか選択できる新宿へと一緒に向かった。4人で話し合った末、旭鳳@新宿に決定。
以前の日記では、新宿のラーメン激戦区エリアは、3つあると述べた。(小滝橋通り、歌舞伎町、新宿3丁目)この旭鳳は、歌舞伎町エリアに属している。場所的には、コマ劇場を抜けたあたりで他のラーメン屋から比べると決して立地条件が良いとは言えない。ここに旭川ラーメン旭鳳が、その確かな味で客の心をつかんでいる。旭川らーめんは、(TONNYのかってなカテゴリー分けではあるが、)マイルド系、ワイルド系、オールド系の3種類に大きく分かれることを述べた。旭鳳は、マイルド系にあたる。あっさり系のラーメンに飽きた方には、旭川か和歌山らーめんがおすすめだ。おそらく初めて食べる方特に女性には、旭川らーめんは非常に好まれる。今日の2人もはじめての旭川らーめんのようだ。TONNYは、人においしいラーメン屋を紹介する際、心がけることがあるそれは、その人の出身地や好みの食べ物、今までの
らーめんの好みなどだ。そうして“その人にあった好みのラーメン”を見つけ選択することを心がける。
以前、こんなことがあった。和歌山出身のある友人に、東京でうまいとされる背脂系のらーめんを紹介したが「これだったらインスタントのほうがうまい。」といわれた。にぼしーなラーメンは大丈夫であったが、味覚は色々だと痛感させられた。
「今回は、大丈夫だろう。」そう確信しながらお店へ入る。店内に入ると結構お店にお客さんが入っている。相変わらずの無口なお店のご主人が、カウンターの向こうで華麗な職人技でらーめんを作っている。店内に入り3人が醤油ラーメンのデフォルトを注文。でにぃ副会長は、つけ麺を注文。しばらくしてでてきたラーメンは、まさしく旭川。非常にうまそうだ。アジの丸干しがどんぶりの中から「ふわ~」と香ってきて食欲をそそる。麺を啜る。加藤製麺の黄色く縮れた麺が非常にあう。そして、スープをそそる。眼前に旭川の風景が広がってくるような錯覚におそわれる。寒さ厳しい中、山に囲まれた旭川の庶民がアジを干して海の幸を堪能する知恵をつけたのだろう。それを使用して作ったラーメンだ。大衆文化のすごさを改めて実感。
2人もはじめて食べる旭川に感動し、また「食べにいきたいラーメン屋」といっていた。よかった。よかった。
旭川ラーメン 旭鳳
最寄駅: 新宿
住所: 東京都新宿区歌舞伎町2-39-3
↓地図
http://www.mapfan.com/index.cgi?ADDR=%C5%EC%B5%FE%C5%D4%BF%B7%BD%C9%B6%E8%B2%CE%C9%F1%B4%EC%C4%AE2-39-3
営業時間: 11:30-15:00、18:00-2:00
休日: 日曜
メニュー: 醤油・味噌・塩700円 つけ麺800円など
2001年08月14日 09時45分52秒
5月3日(木)雨 昼 新規店2軒
5月2日東京都内某所に宿泊。仕事でそのまま宿泊したこともあり、休日なのに背広のまま。う~ん。シュ~ルやなぁ。そんな感じでやけくそに秋川へ友人に会うついで?にラーメンを食べに。JR五日市線の秋川駅へ。都内から立川で乗り換えるとなんと山登りの格好をしている人達がたくさんいた。皆さんは、山登りの姿で、私は、背広でラーメンを食べに行くために背広で、到底同じ路線で同じ方向に行く格好には思えないなんとも滑稽な光景でした。ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!(周りを見渡しても背広は私一人でした。悲惨や!)秋川といえば、すぐに思い浮かぶラーメン屋が2軒。どちらも立ち寄ってみたいと思っていたお店でした。
秋川駅を降りて、まっすぐ。そこには、旭川らーめんの「特一 富屋@あきる野市」がある。
ここの特一富屋の本店は、なんとあの札幌ラーメン横丁に店を構えている。札幌ラーメンの本場。札幌のど真ん中で、旭川らーめんここにあり!と挑戦状をたたきつけているお店なのである。その支店があきる野市にあるのだ。このお店は、間違いなく多摩地域の名店となっている。そのうわさは前々から聞いていたがなかなかこのお店に立ち寄ることはできなかった。(なんせ遠いですよここまで!)``r(^^;)ポリポリ。店内に入り、醤油ラーメンを注文。人柄のよさそうなご主人のラーメンの職人技をみながらラーメンが出てくるのを待つ。でてきたラーメンは、ごっつ強烈な魚系の香りがぷ~んと漂ってくる。わぉ~(゜O゜;)。「これは、すごすぎるんでないかい。」
旭川の特徴といえば、アジの丸干しが中心。干してあるのは、四方山に囲まれて海と面していない旭川の人々が魚を上手に食べるための知恵から広まったのであろうが、それを旨く活用したところから始まったといわれている。
しかし、ここのお店は、さば節が中心らしい。なぜ、これで旭川と呼ぶのかわからないが、一口啜り旭川ラーメンの私の概念がまたもや覆された。
以前私は、日記の中で、旭川には、3つの種類があると述べた。これは、私のかってなカテゴリーわけだが、1つは、これは、加藤製麺のアンテナショップである旭龍@高円寺などの「マイルド系」。2つめは、こもり@四谷などの醤油の味がシャープな「ワイルド系」。3つ目は、青葉@新橋や蜂屋などにみられる昔ながらの味を踏襲しいまにひきついでいる「オールド系」だ。このラーメン屋は、基本的にこのどれにもあてはまらないように思う。さばの味が前面にでておる。まったく今までと違うようにおもう。これには驚きだ。更に旭川ラーメンの調査を掘り下げてカテゴリーの修正をせねば。
次に、同じ駅にある。あの「飛魚出汁(あごだし)ラーメン 太公望」へ。非常にこじんまりとしたラーメン屋だが、アットホームな雰囲気を感じさせるご主人がやっている。地元の常連さんだろうか。色々な地域のことをはなしていた。地域に愛されるラーメン屋。いいですねぇ。食べる前からうまいんやろなぁとおもいますよ。このラーメン屋は。ここのラーメンは、無化調のラーメンだ。看板に掲げているとおり、焼きアゴをしよう。魚や素材にこだわりを持ち非常にうまいラーメンだ。醤油のやさしい味に包まれ後から焼きあごと干し海老の香りが口の中にふっと広がる。どこか懐かしいどこかで食べたことのあるような郷愁を誘う秀逸な一品だ。塩ラーメンは、あの八島同様ひんぎゃの塩を使用しているようだ。今度は、こちらを食べてみたい。しかし、今日もまた感動する一杯にめぐり会えた1日でした。
特一富屋
最寄駅: 秋川
住所: 東京都あきる野市秋川2-7-7
営業時間: 11:00-21:00
休日: 無休
太公望
最寄駅: 秋川
住所: 東京都あきる野市秋川1-2-6
営業時間: 11:00-15:00、17:00-23:00 日祝11:30-21:30
休日: 水曜
2001年05月08日 22時50分04秒