とにやんのらーめん食べ歩き日記

2001年05月03日

秋川の名店

5月3日(木)雨 昼 新規店2軒
 5月2日東京都内某所に宿泊。仕事でそのまま宿泊したこともあり、休日なのに背広のまま。う~ん。シュ~ルやなぁ。そんな感じでやけくそに秋川へ友人に会うついで?にラーメンを食べに。JR五日市線の秋川駅へ。都内から立川で乗り換えるとなんと山登りの格好をしている人達がたくさんいた。皆さんは、山登りの姿で、私は、背広でラーメンを食べに行くために背広で、到底同じ路線で同じ方向に行く格好には思えないなんとも滑稽な光景でした。ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!(周りを見渡しても背広は私一人でした。悲惨や!)秋川といえば、すぐに思い浮かぶラーメン屋が2軒。どちらも立ち寄ってみたいと思っていたお店でした。
 秋川駅を降りて、まっすぐ。そこには、旭川らーめんの「特一 富屋@あきる野市」がある。
 ここの特一富屋の本店は、なんとあの札幌ラーメン横丁に店を構えている。札幌ラーメンの本場。札幌のど真ん中で、旭川らーめんここにあり!と挑戦状をたたきつけているお店なのである。その支店があきる野市にあるのだ。このお店は、間違いなく多摩地域の名店となっている。そのうわさは前々から聞いていたがなかなかこのお店に立ち寄ることはできなかった。(なんせ遠いですよここまで!)``r(^^;)ポリポリ。店内に入り、醤油ラーメンを注文。人柄のよさそうなご主人のラーメンの職人技をみながらラーメンが出てくるのを待つ。でてきたラーメンは、ごっつ強烈な魚系の香りがぷ~んと漂ってくる。わぉ~(゜O゜;)。「これは、すごすぎるんでないかい。」
 旭川の特徴といえば、アジの丸干しが中心。干してあるのは、四方山に囲まれて海と面していない旭川の人々が魚を上手に食べるための知恵から広まったのであろうが、それを旨く活用したところから始まったといわれている。
 しかし、ここのお店は、さば節が中心らしい。なぜ、これで旭川と呼ぶのかわからないが、一口啜り旭川ラーメンの私の概念がまたもや覆された。
 以前私は、日記の中で、旭川には、3つの種類があると述べた。これは、私のかってなカテゴリーわけだが、1つは、これは、加藤製麺のアンテナショップである旭龍@高円寺などの「マイルド系」。2つめは、こもり@四谷などの醤油の味がシャープな「ワイルド系」。3つ目は、青葉@新橋や蜂屋などにみられる昔ながらの味を踏襲しいまにひきついでいる「オールド系」だ。このラーメン屋は、基本的にこのどれにもあてはまらないように思う。さばの味が前面にでておる。まったく今までと違うようにおもう。これには驚きだ。更に旭川ラーメンの調査を掘り下げてカテゴリーの修正をせねば。
 次に、同じ駅にある。あの「飛魚出汁(あごだし)ラーメン 太公望」へ。非常にこじんまりとしたラーメン屋だが、アットホームな雰囲気を感じさせるご主人がやっている。地元の常連さんだろうか。色々な地域のことをはなしていた。地域に愛されるラーメン屋。いいですねぇ。食べる前からうまいんやろなぁとおもいますよ。このラーメン屋は。ここのラーメンは、無化調のラーメンだ。看板に掲げているとおり、焼きアゴをしよう。魚や素材にこだわりを持ち非常にうまいラーメンだ。醤油のやさしい味に包まれ後から焼きあごと干し海老の香りが口の中にふっと広がる。どこか懐かしいどこかで食べたことのあるような郷愁を誘う秀逸な一品だ。塩ラーメンは、あの八島同様ひんぎゃの塩を使用しているようだ。今度は、こちらを食べてみたい。しかし、今日もまた感動する一杯にめぐり会えた1日でした。

特一富屋   
最寄駅: 秋川  
住所: 東京都あきる野市秋川2-7-7  
営業時間: 11:00-21:00  
休日: 無休


太公望   
最寄駅: 秋川  
住所: 東京都あきる野市秋川1-2-6  
営業時間: 11:00-15:00、17:00-23:00 日祝11:30-21:30  
休日: 水曜
2001年05月08日 22時50分04秒

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投稿者 toniyan : 22:42 | コメント (0)
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