おかげさまで、最近のアクセスカウンターを見ると1日の平均が約2000アクセスとなりました。(いままでの最高は、3500くらいでした。)その大半の方が、サーチエンジンで検索をされた方がアクセスされているようです。また、レギュラーコメンテーターのminamiさんをはじめ常連の方も多くきていただき本当にありがとうございます!感謝感謝です!
このたび、このように多くの方にアクセスしていただいていることもあり、(旧らーめんHPを開いている際に、掲示板への書き込みを多くされた方がたくさんいましたが、)このような方の声も反映できるように、掲示板を設けることにしました。
blogへのエントリー以外に、「こんな美味しいらーめん屋のお店にいったよ!」とか「こんな美味しいらーめん屋を発見!」とか「このあたりにおいしいらーめんやさんないっすか」とか。らーめんに関する情報であれば大歓迎!どんどんコメントののせてください。
新規店1軒
え?こんなところにらーめんやあったかなぁ。そう思うくらい、最近のらーめんやの新店ができるスピードはすごいものがある。しかも、それがかなりのハイレベルで美味しいときている。少し見ないうちに様変わりしていることも多々ありびっくりする。とにやんの胃袋ではなかなか追いつかない。
このお店も2002.11にオープンしたばかりのお店だ。とにやんは、やはり、「え!こんなところにあったか?とおもったが、そうか!この界隈でらーめんやのキーステーションとなりえるな」ともおもった。
その場所は、神田。この名前で思いつくのは、水道橋方面にさぶちゃんや伊峡などがあるくらいかなぁ。たしか大勝軒(しかし、未食)もあると記憶したが。いちど、このあたりをぷらぷらしてみたが、らーめんやというよりは、とんかつや天丼など明治の学生がいるからだろうか。ボリュームがありかつ安いお店が多い。
このらーめんやの名前は、「一六堂」。神田にもお店があるらしい。ここのお店。地下にある。地下に下りるとすぐに券売機がある。
まず、表か裏かを選択。表とは、醤油。裏とは、とんこつのようだ。今回は、とりあえず、表を注文。席につきしばらく客層をサーチしていると結構年配の方から、若い人まで幅広い。なるほど、そうか。表のあっさり、裏のこってりで幅広い客層をターゲットしてるんだなということが良く分かる。常連の方だろうかお店の方に「今日もおいしかったよ」といっていた。う~ん。これは、期待大。わくわくしながら、らーめんをまつ。
しばらくして、らーめんが。んっ!これは、なんかどっかで見たことあるなぁ。そうそう。ちゃぶや@護国寺やはなび屋@新宿西口などのちゃぶ屋系とそっくりだ。あらま。びっくり。最近、美味しいお店を真似る新店も多いのだが、ここはどうか。
スープをすする。あー。味は、ちゃぶ屋系のらーめんとは明らかに違うな。もっとちゃぶや系の味は、甘味をともなうが、こっちのは、もっとあっさりしていて、ベースとなる醤油も違うようだ。揚げねぎが香ばしい。とにやんは、揚げねぎ好きなので。○です。麺は、どうか。平麺でうまいですね。こしは、ぼちぼち。大黒屋製麺を使用している。よくスープとのからみは普通。オプションで追加した玉子も味付けは良い感じ。結構おもったより、よくまとまってるなぁ。最近のお店は。う~ん。名前が売れて、行列のできるお店も常に変化の中で、発展していかなければおいて行かれるメガ・コンペティションの社会で例外ではなくなってきているのかもしれない。
仕事帰りの沿線上で、ちょっとよりたくなるらーめんやってありませんか。とにやんは、いくつかあるんです。飯田橋にあるそのらーめんやは、岡山出身のご主人がつくるしなそば。
お店の名前は、「びぜん亭」。とにやんは、このお店によくかよっていた。ある日、かなやんと一緒にお店に久々による。
とにやん「ひさしぶりですぅ~」
ご主人「おー。久々ですね。○○さんは、どうしましたか。」
とにやん「元気ですが、忙しいらしいですよ。」
ご主人「そう。しばらくみなかったから浮気でもしてたんでしょ。」
こんな会話をしながら、人懐こいご主人は、やさしい笑顔で、お店の2階へ。1階は、カウンターだけだが、2階は、テーブル席となっている。
さて、とにやんは、ここは、ビールと日本酒の久保田がおいてある。日本酒は、がまんし、ビールとちゃーしゅーめん+味玉、かなやんは、みそらーめんを注文。
しばらくして、らーめんがでてくる。ここのらーめんは、本当にあっさりの東京らーめん。スープをすする。うまいっす。ほっとする味だ。なんか安心するのは、わたしだけだろうか。麺もいい感じでスープとよくなじむ。う~ん。うまぃっす!チャーシューは相変わらず、とろとろでうまい。口の中ですぐとけてしまうやわらかさ。みそらーめんは、ちょっと甘すぎかな。とにやんは、ちょっと苦手。やはり、ここは、普通に醤油のらーめんですね。
時代が変わってもここのらーめんは、変わらない。いまのらーめんは、味が変わり変化変化の連続。
しかし、その一方で、周りが変わっても、自分が変わらず、味を守っている店もある。違った視点から見れば、変わらないからこそ、変化しているということもいえるのではないか。時代の潮流に流されず味をがんこに守ることによって、周りが変化し、そして、逆にその味が、他にはない味となってくる。あるいは、もう一段別の視点から見ると時代の潮流に流されないということは、自分自身の味を守るために、成長(味を洗練させていかないと)させないとお客さんは、ついてこない。
このお店は、素朴な味だが、ご主人の笑顔と味の確かさで、連日お客は絶えない。そんなお店だ。一度、ご主人の笑顔を見に行ってほしい。お店だ。
びぜん亭
最寄駅: 飯田橋
住所: 東京都千代田区富士見1-7-10
TEL: 03-5276-2339
営業時間: 11:00~14:00、17:00~21:30、土19時迄
休日: 日祝、6-8月は土曜も休み
メニュー: 支那そば500円 支那竹そば650円
ちゃあしゅうそば700円 もやしそば700円など
約1年ほど前、茂助の道を挟んだ目の前に、九州から進出してきたとある有名なお店が赤坂に店を構えた。そのお店は、近年のとんこつブーム再熱に拍車をかけることになるのか。今後の展開が楽しみな店だ。
そのお店の名前は、「秀」。店構えは、一見ラーメン屋と思わぬ様相。よく見るとなんと「茂助」のめのまえではないか。おー。いやいやびっくり。この地域には、あまり、おいしいといわれるらーめんやが多くはないが、まさかこのあたりの有力店である茂助の目の前にお店を構えるととは、びっくりだ。とんこつとトリプルブレンドの醤油味であるため、味の衝突はないが、丼のスープより熱い店主同士のバトルが、展開されていることは、間違いない。ここを貴店として、赤坂界隈のらーめんやのレベルアップがあることを期待する。
さてさて、ここは、ホンマの博多らーめんを赤坂に持ってきている。店内に入ると意外と広い。店内のディスプレーにもこっていてこだわりも感じる。チャリンコ(プジョーの折りたたみ)や時計もあり結構とにやん店内のディスプレイに感心した。
らーめんをちゅうもん。もちろん、バリカタで。出てきたらーめんは、濃厚そのもの。あらま。これは、おいしそう。スープをすする。正直これだけこいとんこつらーめんは、あまりお目にかかれない。田中商店@足立にも勝るとも劣らない。魁龍@ら博ほどではないが、いけまっせ。
麺をすする。博多そのものの麺もうまいっす。間違いなくこのちいきにおいしいラーメンやができて着実にその裾野を広げつつあると実感した。思わず、替え玉を注文。同じバリカタを頼んだが、こちらのほうが硬く感じだ。でもうまかったっす。
芸能人も土地柄くるようで、この間もテレビの中でダパンプのメンバーが言っているといってた。ミーハーなとにやんは、またいこうと決心する。
ラーメン 秀
場所 東京都港区赤坂2-17-58/赤坂駅・溜池山王駅徒歩5分
系統 博多ラーメン
時間 11:30~23:00 年中無休
メニュー:ラーメン 750円,背脂ラーメン 750円
チャーシューメン 1000円,ほほ肉チャーシュー 1200円
カウンター約10席くらい、テーブル4席×4卓
卓上にラーメンタレ、ラー油、ニンニク生しぼり、紙タオルあり
旭川ラーメンブームがおきてから、久しい。すっかり東京を中心とする首都圏エリアでも、旭川ラーメン店がずいぶん増えて、すっかり人々の間でも定着し、魅了しつづけてきた。
首都圏の主だった有名な旭川らーめん店は、押さえているつもりだが、このお店は、どうしてもなかなかいけなかった。とにやんのウィークポイントは、「神奈川のおいしいらーめんやは、あまりいってことがない。」ということだ。
仕事でたまたま行く機会があり、やっとこのお店にありつけた。
そのお店の名前は、「旭川らーめん ぺーぱん」この名前を聞いて、旭川にある天金のお店の姉妹店だとすぐわかる人は、相当のラーメニストだ。
このお店に、お昼をはずしていったのだが、店内は、ほぼ満席。カウンターしかないにもかかわらず、後から,家族連れのお客さんもくることをみると地域に密着したおみせであることが伺える。
お店の概観は、いまどきの流行にそって能書きやきれいな看板などではなく、いっけん、どこにでもあるらーめんや。その概観に気負いがあるわけでもない。しかし、店内に一歩入ると元気なおばちゃんがお店を切り盛りしている。味もさることながら、おばちゃんのえー味がでている。
さて、とにやん。らーめんを注文。やはり、旭川は、醤油がいいでしょ。少ししてらーめんがでてくる。おひょひょ。うまひょ。明らかにマイルド系の旭川。旭龍@高円寺(閉店)、神田、旭鳳@新宿などを想起する。一口すする。「んっ!」少し今までの味と違うなぁ。アジの丸干しの味が強いかも。うまいですよ。濃い味ですが、後味すっきりのうまみのあるらーめんですね。
麺は、加藤製麺かとおもいきや藤原製麺ですね。これは、旭王@新橋といっしょやなぁ。このスープには非常に良くあいます。
しばらく前、四ツ谷駅から程近い場所に、とんこつのかぐわしい香りのお店が出来た。
そのお店は、佐賀らーめんを標榜しており、この界隈では珍しい。
この場所は、ある人から、教えてもらいたまたま夜中に立ち寄ってみた。お店の目の前にくると四ツ谷の町には似合わないあの癖になる匂いがぷ~んとにおってくる。このお店の本店は、佐賀の北方にあるらしい。
このお店の名前は、「佐賀らーめん 喰道楽」。店内に入ると結構広い。飲みながら、らーめんを食べれる場所だ。実は、とにやん佐賀のらーめんは、初挑戦。もちろん、本店も食べたことないのでどんな味がまったくわからず。初トライだ。知識に偏らず、どんぶりの中身の味がうまいかどうか。自分にあっているかどうかを見るには、ちょうどよい。何も知らないほうが、かえって期待せずに立ち寄り、おいしく感じる場合も多い。
さー店内を見渡すと九州にありがちのおでんがある。うまそうだなぁ。しかし、この日は、あいにくおなかのぐらいもぼちぼちであったので、今回はパス。客層は、サラリーマンが多い。一杯ふっかけて帰ろうかと思う雰囲気になりそうな感じだ。
さて、とにやんは、素のラーメンを頼む。どんなもんやろな。見た目非常にマイルドな感じのするらーめん。かなりこってり目の様子。スープを一口すする。思ったより、おいしい。ここのスープは、マイルド感のあるとんこつだ。けしてライトではないが、個人的には、もう一押しのパンチの重さがあれば、ぐっと。こってり感をさわやかにするのが、キムチ取り放題。なかなかおいしい。おしんこも取れます。
麺は、どうか。博多の麺に比べれば、太目か。麺をすする。なかなかのスープとのマッチングだ。のりが入っているのもうれしい。
この界隈には、上川らーめん、旭川らーめん、札幌らーめんの北海道勢、こうやの本店のオリジナル、昔から地元に根付いている温州軒、米澤らーめん愛愛などのあっさり醤油などはあったが、ぐっと南に下ったとんこつはこのあたりでは見かけなかった。その意味では、よい視点でお店をひらいたこととおもう。こってりずきの飲みずきにはたまらないお店となるに違いない。
佐賀ラーメン 喰道楽
最寄駅: 四谷
住所: 東京都新宿区四谷2-2
新宿通り沿い
営業時間: 10:30~1:00
メニュー: ラーメン600円 チャーシューメン800円など
各種おでんは、100円程度
新規店1軒
おー。腹減った。やはり、こんなときには、おいしいらーめんが、恋しくなる。20:30すぎ仕事を終えて渋谷へと向かう。渋谷の幡ヶ谷。幡ヶ谷には、他にもらーめんやがあるが、いままで、このお店にらーめんに食べにきたことはない。非常に楽しみだ。
最近若手のらーめんやの台頭が激しいが、その有力者の1人がこのお店だ。
そのお店の名前は、「八蔵」だ。ここのお店は、ご主人が、元和食の職人。素材に関してのこだわりは、人一倍だ。そのご主人が生み出す「和」のテイストのらーめんは、やはり、和風テイストをギュギュッと詰め込んでいる。鶏、ゲンコツ、煮干し、サバ節、羅臼・利尻といった昆布などからとったスープがベースとなっている。また、長崎チョーコーの醤油、きのへ子の白醤油、三河みりんなどを使用していることを見てもこだわりをもって愛情を込めてらーめんをつくることに情熱を傾けていることが伺える。
お店は、いたって質素。商店街のちょうどはじにある。店内は、とにやんのだいすきなリングサイドだ。ご主人の作業ぶりがよく見れる。
さて、とにやん。らーめんを注文。出てきたラーメンは、非常にうまそうだ。まず目に付いたのは、味玉の上品さ。味玉にこだわっているらーめんやでらーめんがまずいことろは、とにやんの経験上ない。麺、スープのみならず、どんぶりの中の調和を考えた上で、具にも手を抜かない姿勢の現われだと思う。
どんぶりの姿をみるだけでも、いかにもおいしそうならーめんだ。スープを一口すする。これうまい。しつこくなくかつあっさりしすぎず。非常に旨みのあるスープだ。これはうまいですね。麺をすする。非常にスープとマッチしたちじれたちゅうぶとの麺だ。玉子も最高。うまいっす。
しかし、とにやんスープを残した。理由は、おじやを食べるためだ。おじやは、夜の限定。残したスープをもう一度煮立たせてその中にご飯を入れて、最後に生卵をサッとかけてとじる。うまそうだ。ご飯を一口ぱくり。これうまいわうまい。とにやんぺろりとおじやまで食べてしまった。うまかったっすぅ。
麺屋 八蔵
最寄駅: 幡ヶ谷
住所: 東京都渋谷区幡ヶ谷3-11-9
営業時間: 11:30~14:00、17:00~21:30
休日: 月曜
メニュー: つけめん600円 らぁ麺600円 小さいらぁ麺500円
千葉県の柏に永福系大勝軒のお弟子さんのお店「大勝(だいかつ)」が、昭和40年代(たしか昭和46年)に、進出してきた。本店のいいつけどおりに、駅からある程度はなれた場所に店を構えた。ちょうど住宅街にある。つまり、味で勝負してきたのだ。とにやんは、このお店に何度か通い、いつも味のおいしさに唸っている。
永福系の直径の味「大勝」の味を引き継いだお店があるそれが、「まるき(○に七をみっつかく)」だ。
この系統のお店の特徴は、オランダ産カメリアラードを使用していて、非常にスープが熱い。しかもさめにくい。煮干をふんだんに使用している。具は、シンプル。味を常に変化させている。(本店は年に4度味を変えている。)などの特徴がある。本店の永福の大勝軒は、常に行列が並び、学生当時の味を思い出したサラリーマンが地方から上京した際にここに立ち寄ることが多い。
そんな味の系統のらーめんが数年前に松戸駅から少し歩いたところにお店が出来たのだ。前から行きたいと思っていたがなかなかいけなかった。やっとのことでいくことができた。
さて、車に乗り込みまもなくしてお店の前へ。おー。今日はあいとるな。お店の前に立つとほのかなにおいがしてくる。この瞬間。とにやんのおなかは、「ぐぅ~」な状態。はらへったなぁ。早速店内に入る。券売機で通常の大きさのらーめんを注文。いやぁたのしみぃ。おいしそぉ。
早速どんぶりがでてくる。スープをすするといやぁうまい。ただし、師匠の大勝よりは、少しライトな感じに仕上がっている。しかし、ゆずの香りと煮干の旨みがうまいぐらいにミックスされおい。かなりうまいっす。ゆずがうまいぐらいにどんぶりの中の魚くささをけしてさわやかな感じさえするテイストに仕上がっている。
麺は、細めんのちりちり。のど越しさわやかな麺は、スープをいっそう引き立たせ旨みの昭和がよく取れている。最近では、松戸もおいしいお店がたくさん増えてきたが、とにやんが思うにこのらーめんやは、ブームや勢いに流されることなく、自然体の構えで幅広い層から受け入れられる味と思う。それは、源の店。永福系大勝軒本店が、幅広い層から支持を受けていることとどうように、ここのお店もしっかりと大きくゆったりと地域に支持をうけるだろう。ここのご主人は、とにやんと同じ年齢だ。まだまだ、これから伸びる楽しみのお店だ。
中華そば まるき
住所:千葉県松戸市小根本51-2
営業時間:月-金 11時~14時 18時~23時
土日祝11時~15時 17時~21時
休日:水曜 第3木曜 祝日の場合は翌日休み
メニュー:中華そば チャーシュー麺など
今までのアドレスに「index.html」を加えるとのぞけます。つまり、http://toniyan.s26.xrea.com/ramen/index.htmlです。
気に入ったら新しくアドレスを登録してくださいね。
興味のある方は、
http://www.so-net.ne.jp/harbot/
にアクセスしてみてください。おもしろそうですよぉ。
いままで以上にらーめんblogが楽しくなりそうです。
新規店1軒
連休中にかなやんとドライブにでかける。どこかいくときは、とにやんが案を考えるのだが、案を決定する際に、やはり、重要な立ち寄り地点の1つにらーめんやがある。
とにやんのホームグランドは、東京23区だ。東京でも東京の八王子方面や奥多摩方面となると通常平日はいけない。ゆえに、今回のケースも奥多摩方面へドライブついでにらーめんやを立ち寄り地点を考えた。(本当はらーめんを食べるためにドライブしたんやろと周りから
聞こえてきそうだが)
しかし、とにやんのいままでの経験から奥多摩にうまいらーめんというキーワードが全く結びつかなかった。通常は、何駅のあのへんに、○○系ののおいしいらーめんやがあったと記憶してるのだが、今回の場合は、記憶の片隅に「たしか手打ちのらーめんやが奥多摩湖畔にあったはずだ」とうっすらとした記憶しか頭の中にはなかった。まぁ。なんとかなるやろと思い、なにも調べずに、店名もわからず出発。
吉川英治記念館などをまわり感動しながら、奥多摩へ。途中とにやんの車に搭載されているカーナビにらーめん丼が現れてきた。(ラーメン屋の絵のマークがでるように設定してある。)このとき、カーナビととにやんの頭に搭載されているらーナビがぴたっと一致。「あっそうそう。ここのはず。ここの地図の位置はみたことある。このらーめんやに間違いない。」この時点では全くお店の名前も思い出せない。だんだんカーナビの印へ近づきお店の看板を確認。
「おーここやここ。」「のんきやだ。」手打ちであることも確認
ここのお店は、手打ちそばもやってるらしい。2Fにある店内に入るとウッディー仕様となっており、やさしいおみせのつくりになっている。山小屋の雰囲気がでている。また、お店からは、多摩湖を一望できるようになっていて、気持ちいい。
さて、とにやんは、ちゃーしゅー麺を注文。かなやんは、山菜手打ちそばを注文。しばらくして、らーめんがでてくる。いわゆる、東京らーめんといわれるものより、見た目は、少し濃い目か。スープをすする。おぅ。なかなか美味しいですねぇ。いやいやどこにでもある醤油らーめんのスープと思いきや、醤油のほのかな香りとスッキリとしたうまみのあるスープうまいですよ。いけますよ。これ。たぶん、水が美味しいからか素晴らしくスープが澄んだ味となっています。
麺は、どうか。割り箸で丼から麺を持ち上げると、手打ちのほっそりしたちじれ麺。一気に口の中に、啜りこむとよくスープが麺にからみ口の中で麺とスープが、競演してますね。チャーシューは、昔ながらの素朴な味です。
正直とにやん。ここまでこのらーめんが美味しいと思っていなかったので、大満足でした。自然豊かな場所で育まれたらーめんは、その場所と調和したやさしい味わいのらーめんでした。是非奥多摩にいかれた際は、ここに立ち寄られるとよいお店の1つです。
のんきや
最寄駅: 奥多摩
住所: 東京都西多摩郡奥多摩町原368-4
営業時間: 10:30~19:00
休日: 金曜
メニュー: 手打ち中華そば600円 手打ちチャーシューメン750円
手打ち山菜中華そば800円 手打ちとろろそば700円 など
新規店1軒
約1ヶ月ぶりのエントリーです。ごぶさたしてござりまする。身辺が少し落ち着きましたので、これからバシバシいきまっせ。
世に「ほっ~とするらーめんや」が多数存在するが、その中でも際立って安心感を得るらーめんやがある。いままでの経験則からみるとやはり、
①郷愁を誘う。
②(①と関連するが)田舎の雰囲気がある。
③家族で経営している。
④高齢者がはつらつとらーめん作りに励んでいる。
⑤つくり手と客が家族的雰囲気にある。
などがその特徴だ。
このいずれの部分にも当てはまるらーめんやが東京世田谷区に存在する。
そのお店は、梅丘駅の目の前に、こじんまりとして、確かな味で地域に根を大きく張っている。お店の名は、「白河中華そば 一番・胤暢番(いちばん、いちばん)」。お店の外から見ると、ご主人が表に背を向けて黙々と麺うちにせいを出し、麺に命を吹き込んでいる。その麺を創造していく様は、後ろからしか見れなかったが、気迫さえ感じてくる。
一方で、店内に入るとなんともいえない違った雰囲気がしてくる。どこか見覚えがあるような田舎の雰囲気。麺を作るご主人とは対照的に、お店の注文、麺をゆでる人は、高齢者の方だ。(おそらく、ご家族だろう。)なんともアットホームなお店だ。
ここのラーメンの特徴は、白河らーめんだ。いわゆる「ご当地らーめん」。とらさんがつくった白河らーめんだ。「とら食堂」が有名だが、うまいらーめんをつくりたいとのここのご主人(二代目。一代目も現役バリバリで厨房にたっとりまする。)が一念発起して、とら食堂で修行したのだ。特徴は、麺が手打ち、チャーシューが炭火焼きなどの特徴がある。他にも白河らーめんは、南湖などが首都圏に何店舗かある。
今日は、久々にかなやんと二人でらーめんを食べにきた。いつもは、とにやんが先行してらーめんの味・特徴を把握した上で一緒に行くのだが、今回は、とにやんも初体験のお店とあってわくわく感が今まで以上だ。
さて、チャーシュー麺+餃子を注文。う~ん。魚をつかった和風白河新味650円もうまそうだ。 こんなときは、いっぺんに何杯もらーめんを食べる爆食系ラーメニストがちょっとうらやましくなる。
しばらくするとらーめんがでてくる。見た目は、なんら普通のらーめんと変わらない。しかし、脂がピィーンとスープの表面を覆っている。うまそうだ。これだったら、スープの熱さが逃げずさめにくいはずだ。スープをすする。醤油が少しとんがった昔ながらの東京らーめんのやさしい味わいだ。パンチがあるわけではないが、スッキリして飲みやすい味に仕上がっている。白河中華そばの王道をゆく、鶏ガラベースの醤油味だ。こってり好きには、物足りなさを感じる人もいるかもしれない。
麺をすする。これは、うひょひょひょひょぉ。おいしいでっすよぉ。この麺は、中太の平うちじれ麺。さすが手打ちだ。しかも、半透明の美しい仕上がりとなっている。麺は、ぷりぷりしていてとても美味しい。麺の太さに若干のばらつきがあることがかえって、丼からずるずるっと麺を啜るとスープが良く麺と絡んで美味しさが倍増する。この麺は、秀逸だ。
チャーシューをガブリ。やわらかくとろけるチャーシューは、炭火で焼いてあることもあり、うまみがギュギュゥッと詰まっていて、口の中にそのうまみがふわぁ~んと広がる。これもまた絶品。たまらんちですぅ。また、訪れたいお店の1つだ。
白河中華そば 一番・胤暢番
最寄駅: 梅ヶ丘
住所: 東京都世田谷区梅丘1-32-8
北口の目の前
営業時間: 11:30~15:00、17:00~21:00
休日: 無休
メニュー: 梅ヶ丘タンメン650円 中華そば600円
つけめん700円 焼豚麺880円 など