とにやんのらーめん食べ歩き日記

2003年05月11日

千葉の松戸に永福の香り

 千葉県の柏に永福系大勝軒のお弟子さんのお店「大勝(だいかつ)」が、昭和40年代(たしか昭和46年)に、進出してきた。本店のいいつけどおりに、駅からある程度はなれた場所に店を構えた。ちょうど住宅街にある。つまり、味で勝負してきたのだ。とにやんは、このお店に何度か通い、いつも味のおいしさに唸っている。
 


永福系の直径の味「大勝」の味を引き継いだお店があるそれが、「まるき(○に七をみっつかく)」だ。

 この系統のお店の特徴は、オランダ産カメリアラードを使用していて、非常にスープが熱い。しかもさめにくい。煮干をふんだんに使用している。具は、シンプル。味を常に変化させている。(本店は年に4度味を変えている。)などの特徴がある。本店の永福の大勝軒は、常に行列が並び、学生当時の味を思い出したサラリーマンが地方から上京した際にここに立ち寄ることが多い。

 そんな味の系統のらーめんが数年前に松戸駅から少し歩いたところにお店が出来たのだ。前から行きたいと思っていたがなかなかいけなかった。やっとのことでいくことができた。
 さて、車に乗り込みまもなくしてお店の前へ。おー。今日はあいとるな。お店の前に立つとほのかなにおいがしてくる。この瞬間。とにやんのおなかは、「ぐぅ~」な状態。はらへったなぁ。早速店内に入る。券売機で通常の大きさのらーめんを注文。いやぁたのしみぃ。おいしそぉ。

 早速どんぶりがでてくる。スープをすするといやぁうまい。ただし、師匠の大勝よりは、少しライトな感じに仕上がっている。しかし、ゆずの香りと煮干の旨みがうまいぐらいにミックスされおい。かなりうまいっす。ゆずがうまいぐらいにどんぶりの中の魚くささをけしてさわやかな感じさえするテイストに仕上がっている。

 麺は、細めんのちりちり。のど越しさわやかな麺は、スープをいっそう引き立たせ旨みの昭和がよく取れている。最近では、松戸もおいしいお店がたくさん増えてきたが、とにやんが思うにこのらーめんやは、ブームや勢いに流されることなく、自然体の構えで幅広い層から受け入れられる味と思う。それは、源の店。永福系大勝軒本店が、幅広い層から支持を受けていることとどうように、ここのお店もしっかりと大きくゆったりと地域に支持をうけるだろう。ここのご主人は、とにやんと同じ年齢だ。まだまだ、これから伸びる楽しみのお店だ。


中華そば まるき
住所:千葉県松戸市小根本51-2
営業時間:月-金 11時~14時 18時~23時 
土日祝11時~15時 17時~21時 
休日:水曜 第3木曜 祝日の場合は翌日休み
メニュー:中華そば チャーシュー麺など

blank_space
投稿者 toniyan : 2003年05月11日 00:30 | トラックバック
コメント
blank_space
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?






blank_space
Trackback
blank_space