どうもとにやんです。なかなからーめんblogが更新できない状況ですみません。しかし、実食は、着々増えてますので、今後の更新を楽しみにしててください。
さて、とにやんがらーめんblogを立ち上げてもう少しで1周年ですが、らーめん以外の情報も載せてほしいとの声をいただくことがままありました。
そこで、一周年を記念して、新たにもう1つblogを立ち上げました。らーめんblogをやめて、統合する形でblogを運営していこうかとも考えましたが、せっかくここまでつくってきたことでもあり、らーめん情報とは切り離してみました。ご興味ある方は、ご覧ください。
日本で一番有名ならーめんやと言えば、ここ。らーめん好きを自称していてこのお店を知らない人は、もぐりだ。とにやんは、結構らーめんやを食べ歩いてきたが、数あるらーめん店のここのらーめんの味を他で味わったことがない。このらーめんやも店をはじめたころは、青山にはじまり客も入らず商売あがったりの日々も続いたがいまや毎日大行列。行列が途切れたことはない。良くありがちな行列ができると味を落とす店も多いがここは、違う。久々にこのお店を足を運んでみた。
お店は、いわずと知れた「武蔵」。15:00頃、混雑する時間帯をはずした。しかし、30人は、並んでいるだろうか。これでも少ない。最近では、1時間以上待つことがざらだと聞いていただけにラッキーだ。それにしても相変わらずの人気だ。この混雑をさけていつも青山店に行くことが多い。
店内を見渡す。どうやら今日は、店長の山田氏は、いないようだ。いつもここのらーめんやのすごいところは、定番のメニューもあるが、季節ごとに考案される期間限定メニュー。味噌、塩やオリジナル麺など毎回度肝を抜くメニューを用意してくる。毎回が真剣勝負であるのだろう。その証拠に、いつも食べて側の評判もよく、限定メニューが発売されるたびに、大行列だ。
とにやんは、たいてい、味玉らーめんのあっさりを注文する。もちろん、味噌も限定の塩も食べたことはある。しかし、やはり、ここの戻ってしまう。今回は、つけ麺を久々に注文してみる。実は、本店でのつけ麺は初。
さーひさびさのつけ麺だ。よーし。でてきたつけ汁と小皿。なんだこの小皿は。箸でつまんでなめてみるとゆずのペーストなーるほど。これをいれるんだな。結構うまい。さーて、麺がきたのですすってみる。うまいですね。ここのつけ麺は、いわゆるつけ麺の甘酸っぱいつけ汁とは一線を画している。どちらかというと魚の香りが前面にでている。比較的あっさりな部類に属し、女性でもおいしくいただけると思う。ゆずを入れてみると味が変わり、さわやかさが口の中ではじける。二段構えのテイスト。なかなか粋な演出だ。すっかり、おいしくいただき、最後にスープをたしてもらい堪能させてもらった。
これからも食べ手を喜ばせてくれるんやろなー。新しいものへ挑戦しつづける限りこのお店は色あせることはないと確信しますね。
麺屋 武蔵
最寄駅: 新宿
住所: 東京都新宿区西新宿7-2-6
営業時間: 11:30~15:30、16:30~21:30 日11:30-16:00(麺切れ次第終了)
休日: 無休
いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの「渡なべ」。以前ブログでも紹介したが、その姉妹店が池袋にある。2002月12月にオープンしたが、いまから2ヶ月ほど前このお店に立ち寄った。このお店、サンシャインから程近い場所にある。大通りに面しているが駐車場があるわけではないので駅からここまで歩いてくるわけだが、いわゆる池袋のらーめん激戦区とは少し離れている。あえて、激戦区から少し離れてお店をだしたようにとにやんは、感じる。さて、このお店は、どんならーめんを提供してくれているのだろうか。
このお店の名前は、「瞠(みはる)」。新進気鋭の渡なべ氏が提供するお店でもある。とにやんは、このお店へ行くことを恋焦がれていた。いまのらーめんの時流は、魚系をベースとしたスープが主流であり、インパクトがあるものが売れている。
もちろん、らーめんは、好みであるので、あっさりした昔ながらの郷愁を誘うらーめんを好む人も多い(もちろん、とにやんも大好きである。)が、とにやんにとっては、時代の流れ、客層、立地条件等総合的に見た場合、なぜここに渡なべ氏がこの系統のらーめんをだしてきたのかそこまで興味がある。その意味で、卓越した目でマーケティングしたと思われるからだ。
とにやんにとっては、非常に勉強になる。
さて、そんなことを思いながらとにやんは、このらーめんやの前にたった。決して大きくない店構え。大きすぎず小さすぎず適度な大きさと思われる。店内に入るとすでにいっぱい。食事時を少しはずしていったにもかかわらずである。その人気の高さが伺える。
店内の装飾は、非常に和を意識しており、おしゃれだ。女性が1人でもこれるように配慮されている。お店のお姉さんは、夏だからだろう。浴衣を着ての接客が非常に涼しげでお客さんの目を涼やかにさせている。いままでらーめんやにいったが、浴衣の店員さんを見たのは初めてで新鮮さを感じた。
とにやんは、味玉らーめんを注文。でてきたらーめんは、見た目から、渡なべのらーんめんそのものだ。こげ茶色のスープに、歯ごたえがありそうなメンマ。非常にうまそうだ。スープをすする。体中に魚が飛び跳ねるかのようだ。うまい。しかしながら、渡なべに比べると少しライトな印象を受ける。麺をすするとよくスープとからみうまい。スープの下処理がよくできていることが伺えるうまさだ。メンマは、やはり、歯ごたえ満点。食べ応えがある。麺は、太めでこのスープに良くなじんでいる。
いや~。うまいっす。渡なべにふられたときは、こちらで食べるのもありだな。
瞠(みはる)
最寄駅: 池袋
住所: 東京都豊島区東池袋1-31-16
営業時間: 11:00~15:30 17:00~21:00
休日: 日曜
メニュー: らーめん650円 味玉らーめん750円つけめん700円など
久々の熊本だ。熊本ラーメンといえば、九州の中でもまろやかだ。とんこつを中心としているが鶏がらや野菜を加えてまろやかさをだしているからだ。そのため口当たりよく比較的あっさりしている。また、麺も博多よりは太い。あとはなんといってもにんにくチップとマー油が特徴で他の九州のらーめんとは一線を画している。九州のらーめんといえば、南京千両がはじまりとされるが、しかし以外にも白濁スープでなかった。白濁スープの元祖は、昭和23年に赤のれんと久留米の三九が最初とされる。
それじゃ熊本ラーメンの草分けはどこだということにあるが、それは、久留米になる。久留米の三九にいた人が昭和27年に玉名市に開いた。ちなみに、東京にも多くの熊本らーめんが進出しているが、昭和40年代に桂花が新宿に店を構えたことから始まっている。
今回は、かなやんとともに熊本へ。らーめんを食べる目的ではなかったが、なんとかとにやんらーめんを食べることをみつけだそうとする。
かなやんの親戚の方にらーめんを連れて行ってもらった。熊本の地元の方が良く通うお店だそうだ。そのお店の名前は、「こだいご」結構老舗らしい。
ここもよくありがちな〝元祖〟が看板にかかっている。前述したとおり、当然ここが元祖ではない。しかしながら、この冠は良く見かけますね。でも、本当に元祖だったらーめんやをとにやんは、いまだかつて見たことはない。らーめんやのなぞの1つだ。
さて、店内に入ってみてびっくりしたのは、なぜ、キリンビールの絵?が飾ってあるのか。非常にアンバランスでおもしろい。普通のらーめんやにこのインテリアは、アンバランスゆえにバランスがとれているというか。どこか東京の洗練されたらーめんやで忘れかけている郷愁を感じる。歴史を感じますね。これ。昭和30年代の日本の復興期を思わせる。
さてさて、らーめんを注文。すっかり、よっぱらったこともあり、あまり食べられないので、やはり、とんこつラーメンぐらいの量がちょうどいい。あれれ!?でてきたらーめん。みためまった熊本ラーメンらしくない。どちらかというと博多らーめんに近い。麺は、熊本のものを使っているのだろう。博多のそれとは、違い若干太めだ。スープを香りをかぐととんこつの芳しい香り。まさにこれは、熊本ラーメンというよりは、博多に近い。ごらんのとおりマー油ははいってないし、にんにくチップもクランチもなかった。
しかし、とにやんこのてのらーめんは、ぺろりとあっという間に食べてしまう。飲んでもらーめんは、別バラ。さらさらとあっという間に平らげる。平らげた感想は、麺の太さ以外のぞけば、博多に近い。でも、博多ではもうあまりたべられなくなったあのとんこつ独特の香りが堪能できることもたしか。うーん。どないことやろ。久留米らーめんが濃厚すぎるくらい濃厚だから、その流れを汲んだ三九。久留米ラーメンが熊本らーめんの源流ならば、今言われている熊本らーめんは、かなり改良が加えられたといえなくないのかもしれない。これも研究の余地があるなぁ。いずれにしろ美味しくいただけました。今度は、有名店を食べ歩きたいっす。
石垣島について、改めて〝イチェリバチョーデー〟を実感した。なんだそりゃと思う人が大半でしょう。そりゃそやね。この〝イチェリバチョーデー〟とは、出会ったらみんな友達とか兄弟とかという意味。
まさに、とにやんこの体験を石垣島で味わうことになる。石垣について、まったく知らない人と居酒屋で意気投合し、そのまた知り合いとも意気投合し、3名の石垣の人と友達になった。東京では考えられないことだが、石垣のことや戦争のことなどさまざま教えてくれた。面白かった。携帯にも電話をかけてきてくれるほどの気さくな石垣島の人たち。すばらしい。
ダイビングで知り合った友人とも連日、飲んだくれた。泡波という波照間で作られている幻の泡盛だ。これもうまかった。
こんなおいしい思いをしていたこともあり、すっかりらーめんを食べそびれたがしかしとにやん最後に1杯。帰る直前にたべることに。
最終日、ホテルをチェックアウトしてから、まだ、時間があったので島内観光へ。4時間コースを選んで、タクシーのおっちゃんに連れて行ってもらい、主なスポットは、ある程度連れて行ってもらった。タクシーの地元のおっちゃんに石垣島の歴史を聞きながら、いろいろ勉強になった。石垣島の海、陸の自然に触れてとにやんは、大満足。やはり、最後は、八重山そばを。フライトの時間にはあまり時間がなかったので、空港へ。
石垣島の空港へ。ここで空港食堂という場所で最後の八重山そばを満喫する。
チェックインを済ませたあとに、そば定食とオリオンビールを注文。ビールは、グラスがコチコチ。めちゃめちゃ冷えてる。
さーて肝心の八重山そば。空港内のものは、たいていおいしくないことを想像していたが、なんのなんのなかなかですよ。スープを一口すするとおいしいですよ。麺もうまい。はー。まいったですね。全部平らげ満足。
もう一度、きたいと思わせる島。それが石垣島だ。マンタにあいに、そして八重山そばを食べにまた行きたいですね。チャンスがある方は、是非行ってみてください。
うーん。不覚にも写真をさくじょしてしまったぁー。
沖縄といえば、沖縄そば。沖縄そばは、鹿児島らーめんと非常に関係がある。そんなことから、いろいろ議論はあるが、とにやんは、沖縄そばもらーめんのカテゴリーに入れている。沖縄本島では、以前に訪れて山岸食堂をはじめ8軒ほど食べた。東京を中心とする首都圏では、飯田橋の島、下北の○安そばなどなど全部で5軒ほど食べている。
さて、沖縄でも沖縄そばのほかにも宮古そばなどがあり、カテゴリーが分類されるが、その中でも石垣島は、八重山そばである。八重山そばがらーめんのカテゴリーにはいるか。これも議論の余地はあるが今回、沖縄そばの親戚でもある八重山そばもらーめんのカテゴリとして載せたい。
ところで、八重山そばの老舗といえば、「丸八そば」が昭和40年代からオープンしており非常に有名だ。とにやんは、今回3度ほどお店をたずねたが、沖縄タイムなのだろう早い時間に既にお店はしまっており、沖縄民謡を流して次の日の作業をしていた。午前中は、毎日ダイビング三昧であったので、今回は残念ながらむりだった。次回やな。
その代わり、今回は、「ゆうくぬみ」にいくことに。このお店を選んだ理由は、非常にこじんまりとしていて、民族風の店構え、おみせのメニューが、八重山そばとぜんざいのみとありこだわりを感じたからだ。お店の店構えは、非常にこじんまりとしていて愛着がわく。がらがらとお店のドアを開けてお店に入って驚いた。
名刺と写真と手紙が狭い店内の壁びっしりに貼ってある。よく見ると観光客はもちろんだが、地元の石垣や沖縄本土の方の名刺もおおい。中には、お店当てに毎年年賀状や手紙を送っている人もいる。写真もおおい。そのすべてがお店のおかみさんへの感謝、御礼だ。とにやんは、ここを見たときに2つのことをおもった。1つは、この名刺の多さから、らーめん二郎@目黒を思い出した。味のうまさにみながうなる。ジロリアン(二郎づきで病み付きになった人のことを指す)をたくさん生み出しているお店でもある。もう1つは、なんといっても人柄のよいおかみさんがいるのだろう。いい人がたくさんこのおみせへ吸い寄せられるように集まってきているように感じた。
さて、当然、八重山そばを注文。そしたら、夕方にもかかわらず、最後の1杯だった。ふぅー。セーフあぶないあぶない。
しばらくすると八重山そばが。とにやん八重山そば初体験。麺のベースでつかっている灰は沖縄そばと一緒だが、よく見ると麺の太さは、沖縄そばと比べて細い。麺をすするとなるほど、食感は、沖縄そばと一緒だが、やはりちょいと細いこちらのそばの方がすすりやすい。スープをすすると沖縄そばより醤油の味が気持ち濃い。八重山そばのほうがあっさりしている。やはり、この風土にこの麺とスープ。地理、風土に根ざした土着のらーめんだな。箸休めに、おしんこもついておりなかなかアクセントが効いていてよいです。
あー。最初に八重山そばを作った人はどんなひとなんやろうと想像しながら食べた。しかし、とにやんの勉強不足でわからない。今後の課題だ。
最後に、おかみさんと話したが、このお店の八重山そばのおいしさの秘密と人気の秘密がわかった。それは、おかみさんの屈託のない笑顔と気さくな人柄と感じた。もし、同じ味のお店が2軒あれば、とにやんは、必ずこちらに寄るだろう。どんな商売も笑顔と人柄が大事だなと改めて感じる瞬間だった。最後におかみさんにきいてみた。「ゆうくぬみ」ってどんな意味ですか。おかみさんいわくこの地域の言葉で「居心地のよい場所」。深いな。
さー。次は次はどのらーめんを食べるかな。
minamiさんのblogに紹介されていたティッカーを貼り付けてみました。結構いいですね。
情報が結構頻繁にアップデートされているようです。
とにやん沖縄の石垣島に初上陸。沖縄本島は、何回か来たことがあり、沖縄そばも美味しくいただいている。ヤンバルや山岸食堂など沖縄本島の地で味わった沖縄そばは、おいしかった。(しかし、まだ、ブロクにはのせられない。なぜならどのお店にいったかのみの情報で、お店は、めもっているが文章になっていない。)
とにやんは、ダイビングが趣味の1つで、石垣島へと向かったのだ。その際、当然、とにやんの最南端のらーめんを食するためにも精力的に動いたことはいうまでもない。
さて、まずは、内地からきたらーめんを食することにした。お店の名前は、「琉王伝」。あの家系の系統のようだ。家系といえば、北は、北海道まで進出しているが、南は、石垣島まで家系の店ができているとは、思わなかった。恐るべし家系。
夕刻、開店と同時に、お店に入る。店内を見渡すと町のらーめんやさんのような雰囲気。座敷もあり家族連れでお店にきてもらえることを想定していることが伺える。ここのお店は、島でも数少ないらーめんや。
特に、家系ときけば、こってりだから、はたして島の人たちに受け入れられるのだろうかと疑問も持ちながら、オリオンビールと琉王らーめんを注文。
店内にテレビが流れていたが、内容は、慶良間諸島が水不足でダムの水が20%台。このままいくと一ヶ月後には水がめが干上がると言っていた。本土にはまったく情報が流れてこない情報で知らなかった。以前、慶良間へダイビングへいったときにも水不足が騒がれていたが、台風がこないで水不足が続くと水がかき回されず、水温も下がらず水珊瑚の白色化が進むといっていたが、大丈夫だろうか。
このようなことをテレビで見ながら思うとともに、1日でも早く雨がふることを願いつつ、らーめんがでることを待つ。出てきたラーメンは、家系だ。スープをすする。うん!?テイストは、家系だが、やはり、石垣バージョンに味がなっている。全体的に薄い。強烈さがない。おそらく、総本家の吉村家や六角家などをもってきたら、濃すぎて誰も食べられないかもしれないのだろう。しかしながら、よ~く研究され島の文化と融合しようと努力されている味はでている。これからさらにブラッシュアップされるだろう。
麺をすするとふと麺のストレート。本場の酒井製麺で作る麺とは異なるようだが、よく研究されてる。もっちりな感触はあった。
ともあれ、初の石垣島でのらーめんは、家系からはじまった。