とにやんのらーめん食べ歩き日記

2003年10月14日

背脂チャッチャ系の王道

 背脂チャッチャ系といえば、らーめん二郎、巣鴨らーめん、白山らーめん、千石自慢らーめん、下頭橋らーめん(旧土佐っ子)などなどこってり好きにはたまらない。
 そんならーめんやにもまけず劣らずこってりならーめんやが蔵前にある。

 久々にここをたずねた。このお店の名前は、元楽@総本山だ。新橋や神田などにも多くあるが、ここ総本山との味は、歴然としている。
 魅惑的なここのこってりならーめんは、蔵前駅前の大通りを一本内側に入ったところにあり決して目立つところにあるわけではない。しかしながら、このらーめんやいつもサラリーマンで一杯だ。

 ここのお店は、ある雑誌でサラリーマンに指示される東京一うまいらーめんやにもなったことのあるお店だ。しかしながら、マスコミの露出度はあまり多くない。おいしいらーめんやでもメディアに登場しないところも多い定型的なお店の1つといっても良いだろう。

 ここのらーめんとにやんが最初に食べたのは、おそらく3,4年前。食べた瞬間そのうまさに打たれてしまった。支店も食べたがどうも味はことなる。総本山ならではの味なのだろう。
基本の味は、元らーめん(しょうゆ)と楽らーめん(しお)の2つとなる。元らーめんの方がとにやんは、お気に入りだが、その味は、環七沿いにあった旧土佐っ子(下頭橋らーめん)の全盛期を髣髴とさせる味だ。 

濃い醤油に、背脂をチャッチャと丼一面ふんだんにふる。魔法の脂と言われる背脂。これを振るだけで濃厚さと甘味がでてくるから不思議だ。

今日も行列が並んでいた。早速とにやんは、券売機で元らーめんを注文。しばらくして席についたあとで、らーめん丼がでてきた。見た目は、もうこってり感全開。うまそうだ。スープをすする。醤油のこさと背脂の濃くで口の中が満たされる。期待の裏切らないらーめんだ。またくるかな。そんなことを思わせるらーめんやだ。


元楽 本店
最寄駅: 蔵前  
住所: 東京都台東区蔵前2-12-3
営業時間: 11:00~15:00、17:00~20:00、土19時迄  
休日: 日祝・第3土曜
メニュー: 元(醤油味)・楽(塩味)ラーメン600円 チャーシューラーメン850円 
      つけめん750円など


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投稿者 toniyan : 17:43 | コメント (0) | トラックバック

2003年10月05日

名店えにしで修行した店主のお店が御茶ノ水に

あれー。こんなところにお店があるな。あったかなー。こんなところにらーめんや。とにやんのアンテナにまったく引っかからなかった。あとで調べてみるとなるほど今年の7月31日にオープンしたばかりの店で、しかも恵比寿の名店「えにし」で修行した人がお店を開いている。その情報を知っただけで、とにやんの期待感が高まる。

このお店の名前は、「とくや」。御茶ノ水駅下車で歩いてほどなくした場所にある。このお店の周辺は、大きな会社があるが、明治大学側とは対照的に学生向けのたくさん飲食店のお店が並んでいるわけではない。いわゆるオフィス街。そんな場所にスポットをあてて、お店を開いている。

店内に入ると驚いた。厨房丸見えのL時のカウンターになっている。メリットは、とにやんは、厨房が良く見えて作業がみえること。少し気になったことは、L字型になっていることで、お客さん同士の食べている姿が見えることかな。男性は気にならないが女性からすれば、食べている姿がお客さん同士でまるみえになってしまう。少しきになった。たいていのお店は、カウンターが厨房のみに向いているか、L字型であっても厨房の敷居が高くお客さんの食べている姿が正面から見えないお店が多い。

さて、そんなことより、肝心の味のほうだが、とにやんは、醤油らーめんを注文。まず丼がでてきて丼の中をなめるようにみたが、この姿かたちは、えにし@恵比寿にそっくりだ。その味がもし堪能できるのであればうれしい。スープの香りが鼻腔をくすぐる。とにやんスープを一口。うーん。うまい。なるほど、スープは、えにし似の味となっている。醤油ながら魚の味が結構つよくパンチが効いている。麺との相性もなかなかよい。ただ、残念なことに、えにしにあってとくやにないもの。あのえにしの薬味がない残念だ。しかしながら、スープもいってきも残さずにあっという間に平らげてしまった。予想よりうまかったでっす。

らうめん とくや
最寄駅: 御茶ノ水、新御茶ノ水
住所: 東京都千代田区神田駿河台3-1-7  TEL: 03-3294-0202
営業時間: 11:00~15:00、17:30~22:00 土祝11:00-15:00
休日: 日曜
メニュー: しょうゆ600円 特らうめん850円など

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投稿者 toniyan : 10:35 | コメント (2) | トラックバック

2003年10月01日

海老そば

東京・池袋。いまや、東京一のラーメン激戦区。とにやんは、ある程度有名なお店を食べつくしたと思っていたが、次々と進出してくる新店にとにやんの胃袋は追いつかない。こんなとき爆食系のラーメニストだったらなぁーとつくづくおもう。しかし、とにやんは、無理していっぺんに2杯。最近ではこれも間々ならない。

悔しく思うことの1つは、最近の新しいお店は最初からうまい店が多い。らーめんやの供給が多く、食べ手側の需要が追いつかない状況であるが、それだけに、巷にあふれているらーめんやは、顧客をつかもうと必至になっている。それが、味の向上にもつながっている。とにやんは、まぁ。爆食できなくてもしゃーないな。と思いながら自分なりのペースで拡大を進めて行きたい。

今日、紹介するお店は、非常に有名だ。ら博でらーめん登竜門をやった際に準優勝となったみせであり、TVチャンピョンや日本テレビ系列の番組などにもでたお店だ。開店まだ5年と間もないにもかかわらず、この「縁や」は、全国的にも有名になった。


 あるTV番組でも以前特集になったが、インパクトのあるうまいらーめんを東武百貨店の飲食店街に期間限定で迎えようとする番組があった。昨年よりもうすぐ1年になるが期間限定で店を出している。その期間限定店に向かったのだ。とにやんは、前からいかねばと思いつつなかなか機会がなかった。

このお店の店主は、中学を卒業して、建設業一本でやっていたが、30歳に奮起してらーめんやを開業。2年間普不眠不休の修行のすえ現在の味にたどりついている。その特徴といえば、なんと言っても海老そば。これを聞いただけでもうまそうだ。海老のだしは料理につかうとかなりインパクトがあるが、ここいがいにもCPらーめん@江戸川を思い出す。

さて、どんなあじやろな。お店に入り、海老そば醤油を注文。丼を見るとかなり大きな丼だ。永福系大勝軒の丼を髣髴とさせる。麺は、透き通るようなやや太め。スープをすすると海老の香りとパンチのある味が口の中にいっきに広がる。これは、うまい。これは、海老を焦がしているのかな。香ばしい香りと海老の味噌の味がかなりのインパクトだ。しかし、まろやかさも備わっている。CPらーめんとは、また違った味でかつて食べたことはない味だ。麺は、すこしとにやんには、やわらかすぎかな。固めの方が絡みが良くておいしいように思う。ちょっと残念。
食べたい方は、昨年の11月から期間限定1年間でやってます。ゆえに、今年の10月いっぱいまでだとおもうでご興味あるかたはお急ぎを。



縁や SPICE東武池袋店
最寄駅: 池袋  
住所: 東京都豊島区西池袋1-1-25 東武池袋12F
営業時間: 11:00~22:00(ラストオーダー21:30)  
休日: スパイス定休日
メニュー: 元味ラーメンしょう油730円 元味ラーメン塩730円 元味ラーメン味噌830円 新味海老そばしょう油830円 新味海老そば塩780円 新味海老そば味噌830円

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投稿者 toniyan : 10:30 | コメント (0) | トラックバック