石垣島について、改めて〝イチェリバチョーデー〟を実感した。なんだそりゃと思う人が大半でしょう。そりゃそやね。この〝イチェリバチョーデー〟とは、出会ったらみんな友達とか兄弟とかという意味。
まさに、とにやんこの体験を石垣島で味わうことになる。石垣について、まったく知らない人と居酒屋で意気投合し、そのまた知り合いとも意気投合し、3名の石垣の人と友達になった。東京では考えられないことだが、石垣のことや戦争のことなどさまざま教えてくれた。面白かった。携帯にも電話をかけてきてくれるほどの気さくな石垣島の人たち。すばらしい。
ダイビングで知り合った友人とも連日、飲んだくれた。泡波という波照間で作られている幻の泡盛だ。これもうまかった。
こんなおいしい思いをしていたこともあり、すっかりらーめんを食べそびれたがしかしとにやん最後に1杯。帰る直前にたべることに。
最終日、ホテルをチェックアウトしてから、まだ、時間があったので島内観光へ。4時間コースを選んで、タクシーのおっちゃんに連れて行ってもらい、主なスポットは、ある程度連れて行ってもらった。タクシーの地元のおっちゃんに石垣島の歴史を聞きながら、いろいろ勉強になった。石垣島の海、陸の自然に触れてとにやんは、大満足。やはり、最後は、八重山そばを。フライトの時間にはあまり時間がなかったので、空港へ。
石垣島の空港へ。ここで空港食堂という場所で最後の八重山そばを満喫する。
チェックインを済ませたあとに、そば定食とオリオンビールを注文。ビールは、グラスがコチコチ。めちゃめちゃ冷えてる。
さーて肝心の八重山そば。空港内のものは、たいていおいしくないことを想像していたが、なんのなんのなかなかですよ。スープを一口すするとおいしいですよ。麺もうまい。はー。まいったですね。全部平らげ満足。
もう一度、きたいと思わせる島。それが石垣島だ。マンタにあいに、そして八重山そばを食べにまた行きたいですね。チャンスがある方は、是非行ってみてください。
うーん。不覚にも写真をさくじょしてしまったぁー。
沖縄といえば、沖縄そば。沖縄そばは、鹿児島らーめんと非常に関係がある。そんなことから、いろいろ議論はあるが、とにやんは、沖縄そばもらーめんのカテゴリーに入れている。沖縄本島では、以前に訪れて山岸食堂をはじめ8軒ほど食べた。東京を中心とする首都圏では、飯田橋の島、下北の○安そばなどなど全部で5軒ほど食べている。
さて、沖縄でも沖縄そばのほかにも宮古そばなどがあり、カテゴリーが分類されるが、その中でも石垣島は、八重山そばである。八重山そばがらーめんのカテゴリーにはいるか。これも議論の余地はあるが今回、沖縄そばの親戚でもある八重山そばもらーめんのカテゴリとして載せたい。
ところで、八重山そばの老舗といえば、「丸八そば」が昭和40年代からオープンしており非常に有名だ。とにやんは、今回3度ほどお店をたずねたが、沖縄タイムなのだろう早い時間に既にお店はしまっており、沖縄民謡を流して次の日の作業をしていた。午前中は、毎日ダイビング三昧であったので、今回は残念ながらむりだった。次回やな。
その代わり、今回は、「ゆうくぬみ」にいくことに。このお店を選んだ理由は、非常にこじんまりとしていて、民族風の店構え、おみせのメニューが、八重山そばとぜんざいのみとありこだわりを感じたからだ。お店の店構えは、非常にこじんまりとしていて愛着がわく。がらがらとお店のドアを開けてお店に入って驚いた。
名刺と写真と手紙が狭い店内の壁びっしりに貼ってある。よく見ると観光客はもちろんだが、地元の石垣や沖縄本土の方の名刺もおおい。中には、お店当てに毎年年賀状や手紙を送っている人もいる。写真もおおい。そのすべてがお店のおかみさんへの感謝、御礼だ。とにやんは、ここを見たときに2つのことをおもった。1つは、この名刺の多さから、らーめん二郎@目黒を思い出した。味のうまさにみながうなる。ジロリアン(二郎づきで病み付きになった人のことを指す)をたくさん生み出しているお店でもある。もう1つは、なんといっても人柄のよいおかみさんがいるのだろう。いい人がたくさんこのおみせへ吸い寄せられるように集まってきているように感じた。
さて、当然、八重山そばを注文。そしたら、夕方にもかかわらず、最後の1杯だった。ふぅー。セーフあぶないあぶない。
しばらくすると八重山そばが。とにやん八重山そば初体験。麺のベースでつかっている灰は沖縄そばと一緒だが、よく見ると麺の太さは、沖縄そばと比べて細い。麺をすするとなるほど、食感は、沖縄そばと一緒だが、やはりちょいと細いこちらのそばの方がすすりやすい。スープをすすると沖縄そばより醤油の味が気持ち濃い。八重山そばのほうがあっさりしている。やはり、この風土にこの麺とスープ。地理、風土に根ざした土着のらーめんだな。箸休めに、おしんこもついておりなかなかアクセントが効いていてよいです。
あー。最初に八重山そばを作った人はどんなひとなんやろうと想像しながら食べた。しかし、とにやんの勉強不足でわからない。今後の課題だ。
最後に、おかみさんと話したが、このお店の八重山そばのおいしさの秘密と人気の秘密がわかった。それは、おかみさんの屈託のない笑顔と気さくな人柄と感じた。もし、同じ味のお店が2軒あれば、とにやんは、必ずこちらに寄るだろう。どんな商売も笑顔と人柄が大事だなと改めて感じる瞬間だった。最後におかみさんにきいてみた。「ゆうくぬみ」ってどんな意味ですか。おかみさんいわくこの地域の言葉で「居心地のよい場所」。深いな。
さー。次は次はどのらーめんを食べるかな。
とにやん沖縄の石垣島に初上陸。沖縄本島は、何回か来たことがあり、沖縄そばも美味しくいただいている。ヤンバルや山岸食堂など沖縄本島の地で味わった沖縄そばは、おいしかった。(しかし、まだ、ブロクにはのせられない。なぜならどのお店にいったかのみの情報で、お店は、めもっているが文章になっていない。)
とにやんは、ダイビングが趣味の1つで、石垣島へと向かったのだ。その際、当然、とにやんの最南端のらーめんを食するためにも精力的に動いたことはいうまでもない。
さて、まずは、内地からきたらーめんを食することにした。お店の名前は、「琉王伝」。あの家系の系統のようだ。家系といえば、北は、北海道まで進出しているが、南は、石垣島まで家系の店ができているとは、思わなかった。恐るべし家系。
夕刻、開店と同時に、お店に入る。店内を見渡すと町のらーめんやさんのような雰囲気。座敷もあり家族連れでお店にきてもらえることを想定していることが伺える。ここのお店は、島でも数少ないらーめんや。
特に、家系ときけば、こってりだから、はたして島の人たちに受け入れられるのだろうかと疑問も持ちながら、オリオンビールと琉王らーめんを注文。
店内にテレビが流れていたが、内容は、慶良間諸島が水不足でダムの水が20%台。このままいくと一ヶ月後には水がめが干上がると言っていた。本土にはまったく情報が流れてこない情報で知らなかった。以前、慶良間へダイビングへいったときにも水不足が騒がれていたが、台風がこないで水不足が続くと水がかき回されず、水温も下がらず水珊瑚の白色化が進むといっていたが、大丈夫だろうか。
このようなことをテレビで見ながら思うとともに、1日でも早く雨がふることを願いつつ、らーめんがでることを待つ。出てきたラーメンは、家系だ。スープをすする。うん!?テイストは、家系だが、やはり、石垣バージョンに味がなっている。全体的に薄い。強烈さがない。おそらく、総本家の吉村家や六角家などをもってきたら、濃すぎて誰も食べられないかもしれないのだろう。しかしながら、よ~く研究され島の文化と融合しようと努力されている味はでている。これからさらにブラッシュアップされるだろう。
麺をすするとふと麺のストレート。本場の酒井製麺で作る麺とは異なるようだが、よく研究されてる。もっちりな感触はあった。
ともあれ、初の石垣島でのらーめんは、家系からはじまった。