とにやんのらーめん食べ歩き日記

2003年08月29日

らーめん行脚の旅IN北海道⑦

 今一番、勢いのある札幌市内のらーめん屋の1つがこのお店だ。すすきのに滞在中常にいついっても長蛇の列。30人は常時並んでいただろうか。北海道の今回の最後の締めくくりはこのお店へなんとかいきたいとおもい、お店の開店と同時にねらいをさだめた。このお店は、1999年11月にオープンしたお店だ。

 このお店の名前は、「欅(けやき)」。一番、のりにのってるらーめんやだ。その証拠にとにやん。このお店の開店5分前に余裕をかましていったが既に5人並んでいる。まぁ東京の行列店と比べれば普通だが、この勢いにいやがおうにも期待は高まる。

 先頭は女性だ。前4人の人は、どの人も大きなかばんを持っている。やはり観光客が多いのかもしれない。しばらくして、店内へ。なるほど行列の1つの要因は、10席程度しかない。それにここすすきのは、札幌一の繁華街。少し並べば目立つ。ゆえに、それが評判を呼んで大行列となっていることも大きいだろう。

 さて、肝心のらーめんだが、とにやんは、みそらーめんを注文。辛いラーメンも注目を引くが、やはりはじめてくる店に関しては、ベーシックならーめんをたべることが一番お店の特性がわかる。

 らーめんがでてくる。なるほど。見た目は、普通のらーめんだ。スープを一口すする。あっち。味噌の味がうまい。スープとしては、とりたてて特徴があるわけではないが、味噌自体がかなりうまい。昔ながらの素朴な味噌味だが、パンチはしっかりある。麺はふと麺。スープとの相性はよい。しかし、大行列ができるまでの特徴は見当たらない。なぜだろう。

 他店との差別化を図っているとも見えない。純連は純連とわかる味。桑名も桑名とわかる味。とにやんは、目隠しされてもすぐその味と変わるだろう。しかし、ここはどうかというとたぶん当てることはできないかもしれない。う~ん。もう少し時間があればそのなぞを解くことができるのだが、そこまで調べるための時間はなかった。タイムアップだ。推測するに「昔ながらの味噌ラーメンを提供するお店」なのかもしれない。
 だが、1ついえることは、相当の戦略をねって、この場所を選んで望んだのではないかと推測される。「たかがらーめん。されどらーめん。庶民の味。らーめんをあのどることなかれ。」といったところか。

ラーメン行脚の旅IN北海道を通して、北海道のラーメンは、①濃い②熱いとうのが特徴だと実感した。東京でだべるらーめんよりある意味あったかさを感じた。北の大地北海道で育まれているらーめん。それは、北の大地という極寒の地域であるからこそ濃い、熱いらーめんが誕生したんやろなと改めて感じた。とにやんも北海道のラーメンより熱い情熱でさらに探求していきたいとおもった。


欅(けやき)
住 所 北海道札幌市中央区南6西3 睦ビル1F
電話番号 011-552-4601
系 統 札幌ラーメン
営業時間 11:30~15:00 17:00~翌4:00
日曜日11:30~翌1:00
休   日 年中無休
席   数 10席
駐 車 場 無し
メニュー 味噌ラーメン700円

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2003年08月27日

らーめん行脚の旅In北海道⑥

 このお店。北海道ウォーカーの読者の東京で堂々の1位になったことのあるお店。今回は、本店ではなく豊平区の支店へ。ゴマ殿の自宅近くでらーめんを食べることとなった。
 以外にも1位になったお店で人気のあるメニューは、味噌ではなく醤油ということだからびっくりする反面、北海道=味噌との単純な落とし穴に落ちていたことに気付かされるのであった。
 さてさて、楽しみでだなぁ。どんならーめんなんやろ。

 このお店の名前は、「てつや」美園店。札幌市内でダントツに人気のらーめんとゴマ殿から伺った。少し食事時をはずしていったが、それでも満席。われわれのすぐあとに人が並び行列に。少し遅れたら30分ほど並ぶはめになるところだった。ここでもラッキー。あまり待たずにすわれた。

さて、店内に入りやはり醤油らーめんを注文。しばらくしてでてきたが、その見た目は、なるほど、そっかー。背油系のらーめんなんだ。スープを一口すする。なるほどうまいねぇ。背脂の甘味と醤油がベツトマッチですね。麺もおいしいです。チャーシューもやわらかい。ただ、とにやんは、この手のラーメンはほかでも食べたことはある。しかし、北海道ではこの手は、まだ初めてに近い味なのかもしれない。


らーめん てつや美園店HP

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2003年08月26日

らーめん行脚の旅In北海道⑤

「桑名」よりほど近い場所に、このお店はある。お店の外から店内をのぞいてみるとすでに15人くらいのお客さんが待っている。なにやらうまいラーメンを予感させる。

このお店の名前は、「山桜桃」。なんと読むのだろうと思っていたが、これで「ゆすら」と読む。とにやんには読めへんかった。このお店のうりは、とんこつのようだ。しかし、お客さんの注文状況をつぶさに観察しているとどうもとんこつより、醤油かみそを注文している方が多い。先ほど桑名でみそを食べたことでもあるので、醤油をゴマ殿と一緒に注文しようと考えていた。待つこと約30分。やっと席につける。後ろを見ると外まで行列が30人ほど並んでいるだろうか。決してここから札幌の中心街まで近いわけではない。でもこの行列である。恐るべし札幌というべきか。

さて、らーめんができてきたが、どうもこのスープの見た目。コーヒーに見えてしまうくらいこげ茶色だ。一見和歌山ラーメンのスープの色を彷彿とさせるが一口すするとまったく違う。なんだろう見た目よりくどさは感じさせない。とんこつベースの旨みのスープか。すっきりとしたゴマの利いたスープはなかなか。麺は、なかなかうまい。旭川の麺のようだ。チャーシューもやわらかく美味しい。

客層を見ると女性と男性の比率は半分くらい。しかも客層の年齢層は幅広い。スープは癖になる味だろう。しかしながらとにやん全部は食べられなかった。桑名をスープまで食べつくしての連食にはとにやんの胃袋は耐えられなかった。爆食系ラーメニストであれば、1日に7,8杯食べる人もざらだがとにやんは、無理だ。ごめんなさい。作り手に申し訳なく思う。3分の2までは平らげたが、あかんかった。


山桜桃(ゆすら)
住所 : 北海道札幌市西区琴似1-7-3-26
電話 : 011-615-1688
営業時間 : 11:30~20:00
定休日 : 月曜
※地下鉄琴似駅から徒歩7分
メニュー: 味噌700円 とんこつ700円しょうゆ700円など

 

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2003年08月25日

らーめん行脚の旅In北海道④

うまい「北海道らーめん緑や」が池袋に1年間勝負を挑み連日好評を得ている(まだ、とにやん未食。)がこの北海道にあったお店の近くに美味しいらーめんやが結構集中している。
そのお店の1つに女性のおかみさんが美味しいらーめんを提供している。そのお店の名前は

「桑名」本店だ。店構えは、どこにでもある普通のらーめんやさん。しかし、店内に入るとお上さんのらーめん哲学が随所に見られる。らーめんへの愛情が垣間見える。店内を見回すと家族連れでも誰もがらーめんを美味しく食べてもらうようにとの配慮だろうか。ゆったりとしたつくりでカウンター席はない。


平成2年よりこのお店が世に生まれたから、たちまち美味しさは広がっていく。その証拠にいまだにお店の外まで行列が絶えない。とにやんたちは、ここでもらーめんの神様が舞い降りたのか並ばずにすんだが、1分遅れていれば並ばなければならない状況だった。



さて、とにやん、ゴマ殿二人ともみそラーメンを注文。はらへったな。でてきたらーめんは、見た目やはり濃い目。ふーん。とにやん一口すする。!?うまい!まったく濃さを感じさせないまろやかな感じのみそだ。二口目。うまい。三口目。うまい。すするほどに味わい深さとうまさが口に広がりほーとするらーめん。とんこつがベースとなっているからだろうか。
麺をすする。うまいなぁ。スープとの相性がよいですね。


メンマは、こりこり歯ごたえ抜群。チャーシューをぱくり。びっくりした。やわらかくうまい。それでけでなくどのように仕込みをしているのだろうか。いままで食べたことのないチャーシューの味は、正直びっくりした。気がついてみるとすっかりスープを残さず全部食べてしまった。うまいなり。ラーメン天国北海道やはり侮れず。とにやんここへ来てまたらーめんのうまさ、奥深さに驚き襟を正すこととなった。深いな。



桑名HP

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2003年08月24日

らーめん行脚の旅In北海道③

北海道の札幌といえば、すぐに「ラーメン横丁」が浮かぶ。ラーメン横丁には、元祖ラーメン横丁と新ラーメン横丁がある。いずれもラーメン屋が多く入っている。いまでは、札幌中にこのらーめんの看板をみないところはないほどチェーン展開されて地域の中で根ざしているらーめんやがある。北海道全域でこのらーめんやを見かける。東京の新橋にも新しくこのほどオープンしたようだ。

そのらーめんやは、「味の時計台」。本店は、まさに時計台のところにあるようだが、今回は、新ラーメン横丁内のお店へと立ち寄った。
とにやん、正直らーめんのチェーン店には抵抗感がある。最初のラーメンを作った心意気が広まるにつれて味もだんだん本家のものが薄れていく傾向が高いからだ。

とにやんは、ゴマ殿と飲んだ後に、最近すすきの界隈で大行列ができている「けやき」というらーめんやによろうと思っていたが、入るまでに1時間以上待つことになりそうなこともあり、ゴマ殿おすすめの味の時計台によってみた。北海道全域で根付いているこのらーめんは果たしてどんな味か堪能してみることに。みそラーメンを注文。

早速出てきたラーメンは、見た目やはり冬の大地のラーメンらしく濃厚この上ない。スープをすする。濃いな。もう一口。うん。なるほど。そっか。
みそは普通。化学調味料がふんだんに使用してあり、味は濃厚でありそれなりだが、どうもまとわりつく調味料のべたつき感は、否めない。麺は、なかなか美味しいでね。ただし、関東の人間が北海道にいくと濃い味が気になるのかもしれない。北海道の方には普通のこさなのかもしれない。これは、若い10代にも人気があるかもしれない。そうおもった。

味の時計台HP

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2003年08月20日

ラーメン行脚の旅in北海道②

北海道のうまい味噌ラーメンの代表格はやはり、ここでしょ。とにやんは、このラーメンを横浜のら博でしか食べたことがなかったがついに本店にくる機会に恵まれた。
ここのらーめんは、札幌の人なら誰でもしっている有名店。車でゴマ殿に連れて行ってもらったのだが、どうも高架の脇にあり行きにくい場所にある。さて、このお店の本店の味はどうか。

お店の名前は、いわずと知れた「すみれ」。詳しい説明は省く。ただ、ここのお母さんが非常においしいラーメンを作ったことから始まったとだけいっておこう。

 さてお店の前につくとわざとお昼時をはずして夕方にもかかわらず、20人くらい並んでいる。お店のお姉さんいわく少しまえだったら1時間待ちだったとのこと。らーめんの神様が舞い降りているのか初代の時もそうだが、お店に並んだとたんに10人くらいが中に入り、待ち時間10分程度ですんだ。


 店内には、有名人の色紙がびっしり。しかし、ほとんど誰のものかわからない。読めたのは、かがまりこくらいだ。サインもいいが誰のかわからないのが難点だ。

 さて、当然、味噌を注文したが、おなかの具合(このあとも食べることを予測し)を考えミニラーメンを注文。


 カウンター越しに席を座ったが、かぐわしいあのすみれや純連独特のあの香りが店内を充満している。おなかはあまりすいてないのだが、食欲がそそられるから不思議である。見た目は、ら博のものと一緒。スープをすする。う~ん。体内に味噌エキスがじわじわじわっと~染み渡る。縛れる大地には、濃厚な味がよく似合う。アツアツのらーめんを食べておなかいっぱい。

 いや~しかし、本店の味は、ら博のものより気持ちマイルドな感じだが、ら博のすみれがほぼ本店の味と一緒であるということは、すごい努力をしている姿が垣間見れる。普通はまったく異なる。ラーメンへの情熱、想いと技術ががっちりとミックスされた結晶とも言える。すばらしい。


純連(すみれ)本店
住所:札幌市豊平区中の島2-4-7-28
地下鉄南北線中の島駅(徒歩7分)
営業時間 11:00~21:00
定休日 無休
席36席(カウンター、テーブル)
メニュー: 味噌ラーメン 750円、醤油ラーメン 750円
塩ラーメン 750円、味噌チャーシュー麺 950円
醤油チャーシュー麺 950円 など

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2003年08月19日

ラーメン行脚の旅 in 北海道①

らーめにすとを自称しているとにやんだが、3大ラーメンの1つである北海道に恥ずかしながらいまだかつて訪れたことがなかった。今回やっといくことができた。
メンズクラブ北海道支局長(こんなやくしょくあったか?)のゴマ殿に久々にあい、そして、小樽、札幌等の怒涛のラーメン行脚のまくがあけた。
北海道をおとづれるまえに麺密.....。いやいや綿密な打ち合わせの元、最初の一発目は、小樽に照準をあてた。さてさて、どのような展開になるか楽しみだ。

小樽といえば、小樽運河食堂が有名。ここは、東京を中心とするらーめんや。がんこ一条流やくじら軒、池袋大勝軒などがはいっている。しかしながら、メンズクラブ隊の2人は、ここをパス!ゴマ殿は、ここもどうかと打診もあったが、どうせすべて東京で食べているものをわざわざ食べることもないだろうという判断からパスした。

さて、とにやん北海道初のらーめんは、ここ「初代」だ。ここのらーめん。醤油が有名。北海道にきて最初のらーめんが醤油?と思う人もいるかもしれないが、ここのらーめんやは、非常に有名で、有名なラーメニストたちも絶賛するほどのお店だ。お店は、常に行列。しかし、幸運にもちょうど列が途切れた。数分もしないうちにまた数十人並んでいる。


店内は、以外に広い、昔風のいえつくり。蔵のようなつくりをしていて、店内が広い。麺箱が厨房に積まれているが、旭川で有名な加藤製麺と小林製麺2種類のものが並んでいる。天上も広く開放感がある。厨房とお客さんとの壁も低く中が丸見え。とにやんの大好きなつくりだ。
とにやんとゴマ殿は、醤油とちゃーまよを注文。ちゃーまよは、チャーシュウにマヨネーズの具をいれたおにぎりだ。

さて、醤油らーめんがでてくる。見た目、魚系とすぐ分かるらーめん。ふーんと思いながらもスープをすするとびっくり、ここの醤油は、とにやんがいままで食べ歩いた中のらーめんで同じような味を食べたことがない。あっさりしながらもこくがあり、非常に洗練された魚の味のらーめんだ。スープと麺とのバランスが非常によい。結構あっさりしているがようだがよくみると5ミリほど醤油スープの表面にまくが張られている。その証拠に麺をすすりスープをすすると熱い熱い!たまらんですなーこのラーメン。いままで食べたらーめんで同じようならーめんを食べた記憶がない。深いならーめんって。こんなはじまりから2日間にわたる北海道らーめん行脚の旅がはじまった。

初代HP

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2003年08月06日

練馬の和のらーめん

このお店は、練馬にある。練馬といえば、耀などのらーめんがあるが、いずれも相当前にらーめんを食べたお店ばかりで、blogには反映されていない。先日、久々の練馬へらーめんをたべにむかった。

このお店の名前は、「らーめん ぼにしも」ここのらーめんやは、できた当時(2002.11)から知っていたがどうも練馬へ行くのに、家から少し交通が少し不便なせいかどうものりきでなかった。

どうも、練馬というとめちゃめちゃうまいらーめんがあるとの認識がない。しかし、ここを含めおいしい店ができているので久々に、今日は、バンバンするけついできた。(夜に連食する意味)まずはじめにこのぼにしもに挑戦(2軒目は次回)。

お店の前に着くとどうもまいったな。えらいうまそうではないですか。「名は体を現す」じゃないが、ぼにしもは、にぼしっぽい名前だ。魚系と予測がすぐつく。最近ではこった名前のお店がどうも多いが、わかりやすい名前もストレートでよいな。


お店の中に入ると非常に清潔感のある質素な感じ。お店の店主は若い。へー。店内は結構混んでいる。えーですね。なかなか感じが。さっそくらーめんを注文。

出てきたラーメンは、和の香り。非常にうまそう。スープをすするとやさしい味わい深いテイストとなっている。麺も中細麺。麺をすするとなかなかうまい。かんすいは、モンゴル産を使用しているそうな。
ここのらーめんは、平目の干し物、干し貝柱を贅沢に使ったスープがうり。お店の人は、東京らーめんといっているが、これほどまでに贅沢な食材をつかっているのはあまりないかもしれない。
 十種類以上のスパイスで仕上げたチャーシューと半熟玉子は、非常に贅沢でうまい。デフォルトで半分はいってるのはお得だ。末永く通いたいと思わせるお店のらーめんだ。

らーめんや ぼにしも
最寄駅: 練馬  
住所: 東京都練馬区豊玉北5-5-4  
TEL: 03-6760-3001
目白通りに出て、左に行くとまもなく左手。結構歩きます。
営業時間: 11:30~14:30 17:00~22:00  
休日: 水曜
メニュー: らーめん600円 チャーシューめん800円 油そば700円

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