7月17日(火)夕刻 新規店1軒
今日の昼。仕事でであるけず。買ってきた寿司を頬張りながらパソコンをぱちぱち急ぎの仕事をしている。う~ん。間に合うか微妙。仕事にめどがつき何とか間に合う。急きょ厚木までいくことに。仕事の資料をカバン一杯に詰め込むことと同時にラーメンの資料(ラーメン本)もカバンに詰め込む。「あ~。久々の神奈川やなぁ。しかも厚木。どっか旨い店あるかなぁ。」そんな仕事のことそっちのけで仕事終了後のことを考えながら小田急ロマンスカーに乗り込む。さすがに、職場の上司や先輩がいる中では、「らの資料」は開かず、「仕事の資料」をを開き若干の打ち合わせ。無事に厚木での仕事が夕刻終了し現地解散。
さて、これからが楽しみな「らの時間」。今回は家系はパスして、他のラーメンを食べようと本をぺらぺらめくっていると「隠国(こもりく)」があった。ここは一度いってみたいとおもっていた。しかし、残念ながら閉店の時間がちかくよることはできない。残念!
「う~ん。どうしょー。あっ。こうなったら新横浜まで行ってあのラーメン屋いこか!」
厚木から新横浜まで電車で移動。途中、なぜか妙に時計がほしくなり、安い時計を購入。結構シンプルでええ感じ。
さて、新横浜につき久々の「ら博」へ。最近、一風堂が惜しまれつつ終了し、新たに「魁龍(かいりゅう)」が常設店としてオープン。 このお店は、久留米らーめんだ。久留米ラーメンといえば、九州ではじめてのラーメン屋が「南京千両」だ。つまり久留米らーめんが九州ラーメンのルーツなのだ。
久留米ラーメンの特徴は、博多ほど細くない麺。博多をしのぐ濃厚なスープ。替え玉はなしなどの特徴がある。さて、ここは、どうか。
食券を購入し店内に入った瞬間。あのとんこつ独特の“昔ながらのとんこつの芳しい香り”が店内を充満している。「これは、期待できる。」このにおいを嗅いだ瞬間に、昭和20年代、30年代にタイムスリップするかのような錯覚に陥る。(ら博のつくりはちょうど昭和33年代の街並みを再現しているのでちょうどこの風景にマッチしている。)
しばらくして、魁龍らーめんがでてくる。見た目。OK。おや、ワンタンがはいっている。珍しいなぁ。ネギ、チャーシューが入っている。紅しょうがは、テーブルにおいてなく頼むとでてくる。スープの味を紅しょうがでこわしてほしくないとの店側の方針なのだろう。
スープをすする。「おー。きょーれつ~。」これは、久々にインパクトのあるラーメンだ。口の中にトンコツの旨みが広がり鼻からトンコツの香りが抜けて、食べていくうちに体全体がトンコツ化するとでも表現したくなるほどの濃厚なスープ。良く、濃厚なスープに出会うと「スープが舌にまとわりつく」と表現することがあるが、このスープは「スープが舌にざらつく」と表現したほうが近いかもしれない。こんな体験はいままでにない。なんだこの店は。
食べながら店内を見渡すと「一麺 一心」との大きな文字が目に付く。また、「大将のひとりごと」という文章がなかせる。父親が珍宝軒というラーメン屋を昭和29年に六つ門という場所で開きその味が忘れられず、平成4年に息子の自分がお店をオープンを開いたとその感謝がつづられている。文章にこんなくだりがある。「トンコツしかつくれない不器用な男だが、これからもトンコツラーメンを作り続ける。(中略)親父からは頑固さを、おふくろからは明るさをもらった。 親父 おふくろ ありがとう。(要旨)」とあった。この言葉をみるだけでこのお店のご主人の人柄がうかがえる。文章を読みながら最後まで丼の中のスープをすする。骨粉が丼のそこにへばりつくほどの濃厚さだ。まいった。旨いと思った久留米ラーメンは、いし@小平があるが、そこの濃厚さをはるかにしのぐ。また、堪能したい一品だ。
こんなラーメンを提供してくれるお店には、親父さんの写真が誇り高く飾られている。
魁龍(かいりゅう)
新横浜ラーメン博物館内
住所:神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21
最寄駅:新横浜
営業時間:11:00-23:00(入場22:00まで)
休日:無休(年末年始、展示替えの日は休み)
メニュー:魁龍らーめん850円 らーめん750円、魁獣巻き150円ほか
2001年07月18日 02時53分25秒
3月19日(月)昼 3軒内2軒開拓店
今日は、仕事を休んでしまいました。したがって、久々にラー博へ。先日、函館らーめんの「まめさん」が期間限定店で終了した。次にラーメンのキーステーション「ラー博」が、期間限定店として企画したのが琉球新麺「通堂(トゥンドウ)」だ。今までの期間限定店の多くは、ほとんどがご当地ラーメンを誘致してきた。全国津々浦々の知られていないご当地ラーメンを紹介するというものだ。例えば、「やよいそば」「井出商店」など。しかし、今回の企画は、独自にラーメン文化をもたない地域である沖縄に第1弾として新しいラーメンを創生する計画という。なんとう大胆な。だが、ラー博だからできる企画でもある。しかも、通堂店主の金城さんは、後に地元へ帰りお店を開くという。この企画は、ラーメン界の寵児博多「一風堂」河原成美プロデュースで行われている。
沖縄といえば、台湾文化、アメリカ文化、日本文化が融合している「チャンプルー文化」として独自の文化を生み出している非常に文化の薫り高い地域だ。ラーメンの分野だけみても「沖縄そば」があり、独自の麺文化を築いている。つなぎのかん水の変わりに、灰を利用することが行われていた。また、鹿児島ラーメンに強い影響を与えていることでも有名だ。おそらく古くから沖縄との交流が盛んな鹿児島との関係だろうか。個人的には、非常に興味深い地域だ。
さて、今回の琉球新麺。沖縄そばとどう違うのだろうか。非常に興味深く。券売機で「ミニラーメン」を購入。そして、店内に。その場所は、なんども限定店で訪れた場所であるが、店内には、沖縄民謡が心地よく流れる。
出てきた琉球新麺は、見た目は、塩ラーメンのようだ。一口啜る。沖縄そばの味を残しつつ、こってり間のあるラーメンか。チャーシューは、一風堂のようだ。あと、もずくが使用されている。やはり、沖縄のご当地の食材を使用することは、必須うだろうと思う。個人的には、おいしいラーメンだなぁと思う。でも、これは、好みだが、やはり沖縄そばの方が好みだなぁ。やはり、郷土に根付き郷土の風と香りを受け育ったものの重みが違うように思う。しかし、この創生計画も地元に新しい新風を巻き起こし、そして、歴史を築き上げていくのかもしれない。
次に、やはり「純連(すみれ)」を食べたくなる。今日は、休みのハザマだからか純連、支那そば屋の行列は、すごかったなぁ。特に、支那そば屋は、味のおいしさもさることながら、ガチンコ「ラーメン道」の影響もあるのかすさまじい。1時間くらい待っているのではないか。純連も40分ほどまった。店内に入り味噌のミニラーメンを食す。「いや~。うまいんでないかい。これだよ。これ。やっぱり純連の味噌は違うなぁ。うまい!濃厚にして極太麺。まいった!」
2杯ともミニラーメン。なぜかというとなかなか普段よれないお店をよってみようと思ったからだ。本来であれば、前回、臨時休業ふられた「くじら軒」へ。しかし、今日は、定休日。う~ん。残念!ラー博で、あっさり、こってりを食べたので、気分的にあっさりかなぁという感じだったので、仲町台へ。「白河中華そば」を食しに。店名にもあるとおりここは、「白河ラーメン」だ。白河ラーメンといえば、福島の「とら食堂」。とら食堂といえば、トラさん。トラさんといえば、白河ラーメンだ。詳細は省くが、そのとら食堂で修行をされた店主が開いている。白河らーめんの特徴は、①手打ち②炭火焼のチャーシュー③無化調だ。出てきたラーメンは、非常にうまそうだ。やはり、麺が気になる。一口啜る。「.......。うますぎる。食感が最高!」小麦粉は、日清製粉の「○特ナンバーワン」と「飛龍」をブレンドして使用。「参ったなぁこのうまさ。脳裏に残る麺だ。」スープをすする。「なんともいえない上品なしょうゆ味。うまいなぁ。」今日は、どのラーメンも好みだったなぁ。自分にとって神奈川は未開の土地なのでこれから開拓しうまいラーメンを食べていきたい。そんな1日だった。
2001年03月20日 16時01分52秒
1月9日(月)昼、夕方
今日はやぼようで職場を休み横浜へ。結構時間が空いたのでお昼に家系の総本山「吉村家@横浜」へ。
東京での家系は結構立ち寄っているが総本山へは実は初めて。店長が問題を某事件をおこし有名になったがラーメンは食べたいと思いいってみた。11:30~openでお店の中はすぐに満杯に。食べ終わるころには30人くらい並んでいるのだからすごい。
今まで食した中ではどっちかというと家系御三家のうち六角家系統が好み。果たして総本山のお味はいかに。
普通のラーメン550円を頼む。出てきたそのラーメンは、見た目千代作@高田馬場に似ている。ちょっとしょっぱそうだなぁと思わせる色合い。こげ茶色に近い色。
スープを啜る。うーん。見た目よりしょっぱくない。うまいな~♪でも六角家系統よりマイルド感とまったり感はない。
それにしてもすごい人気。引っ越してここに来る前よりは行列は少ないし営業時間も短いとのことだが、さすがに家系の触手を北海道まで伸ばして全国展開するだけの勢いを感じさせる。
あと、紀一@上永谷へといこうと思ったがタイミングが悪く定休日だ。あの井手商店@ラ博の店長が出店しているお店だっただけに残念!
そのあとにくじら軒@センター北へ。非常にここも有名だが臨時休業。まいったなぁ。なんか臨時休業にあたることが多い。普段の行いが悪いのか。肩を落としながらラ博へ。個々では、支那そば屋の黒小麦麺を食す。黒い麺は非常にインパクトがある。あとは、書籍を購入して帰宅した。
2001年01月10日 17時02分35秒