3月19日(月)昼 3軒内2軒開拓店
今日は、仕事を休んでしまいました。したがって、久々にラー博へ。先日、函館らーめんの「まめさん」が期間限定店で終了した。次にラーメンのキーステーション「ラー博」が、期間限定店として企画したのが琉球新麺「通堂(トゥンドウ)」だ。今までの期間限定店の多くは、ほとんどがご当地ラーメンを誘致してきた。全国津々浦々の知られていないご当地ラーメンを紹介するというものだ。例えば、「やよいそば」「井出商店」など。しかし、今回の企画は、独自にラーメン文化をもたない地域である沖縄に第1弾として新しいラーメンを創生する計画という。なんとう大胆な。だが、ラー博だからできる企画でもある。しかも、通堂店主の金城さんは、後に地元へ帰りお店を開くという。この企画は、ラーメン界の寵児博多「一風堂」河原成美プロデュースで行われている。
沖縄といえば、台湾文化、アメリカ文化、日本文化が融合している「チャンプルー文化」として独自の文化を生み出している非常に文化の薫り高い地域だ。ラーメンの分野だけみても「沖縄そば」があり、独自の麺文化を築いている。つなぎのかん水の変わりに、灰を利用することが行われていた。また、鹿児島ラーメンに強い影響を与えていることでも有名だ。おそらく古くから沖縄との交流が盛んな鹿児島との関係だろうか。個人的には、非常に興味深い地域だ。
さて、今回の琉球新麺。沖縄そばとどう違うのだろうか。非常に興味深く。券売機で「ミニラーメン」を購入。そして、店内に。その場所は、なんども限定店で訪れた場所であるが、店内には、沖縄民謡が心地よく流れる。
出てきた琉球新麺は、見た目は、塩ラーメンのようだ。一口啜る。沖縄そばの味を残しつつ、こってり間のあるラーメンか。チャーシューは、一風堂のようだ。あと、もずくが使用されている。やはり、沖縄のご当地の食材を使用することは、必須うだろうと思う。個人的には、おいしいラーメンだなぁと思う。でも、これは、好みだが、やはり沖縄そばの方が好みだなぁ。やはり、郷土に根付き郷土の風と香りを受け育ったものの重みが違うように思う。しかし、この創生計画も地元に新しい新風を巻き起こし、そして、歴史を築き上げていくのかもしれない。
次に、やはり「純連(すみれ)」を食べたくなる。今日は、休みのハザマだからか純連、支那そば屋の行列は、すごかったなぁ。特に、支那そば屋は、味のおいしさもさることながら、ガチンコ「ラーメン道」の影響もあるのかすさまじい。1時間くらい待っているのではないか。純連も40分ほどまった。店内に入り味噌のミニラーメンを食す。「いや~。うまいんでないかい。これだよ。これ。やっぱり純連の味噌は違うなぁ。うまい!濃厚にして極太麺。まいった!」
2杯ともミニラーメン。なぜかというとなかなか普段よれないお店をよってみようと思ったからだ。本来であれば、前回、臨時休業ふられた「くじら軒」へ。しかし、今日は、定休日。う~ん。残念!ラー博で、あっさり、こってりを食べたので、気分的にあっさりかなぁという感じだったので、仲町台へ。「白河中華そば」を食しに。店名にもあるとおりここは、「白河ラーメン」だ。白河ラーメンといえば、福島の「とら食堂」。とら食堂といえば、トラさん。トラさんといえば、白河ラーメンだ。詳細は省くが、そのとら食堂で修行をされた店主が開いている。白河らーめんの特徴は、①手打ち②炭火焼のチャーシュー③無化調だ。出てきたラーメンは、非常にうまそうだ。やはり、麺が気になる。一口啜る。「.......。うますぎる。食感が最高!」小麦粉は、日清製粉の「○特ナンバーワン」と「飛龍」をブレンドして使用。「参ったなぁこのうまさ。脳裏に残る麺だ。」スープをすする。「なんともいえない上品なしょうゆ味。うまいなぁ。」今日は、どのラーメンも好みだったなぁ。自分にとって神奈川は未開の土地なのでこれから開拓しうまいラーメンを食べていきたい。そんな1日だった。
2001年03月20日 16時01分52秒