昨日の続きです。新宿のインスパイア系②で~す。
2001年に立ち上げたばかりの「古武士 本店」をオープンして、まもなく、支店を歌舞伎町に出した。これは、驚異的なスピードだ。まだ、1年も経たずにオープンするということは、よほどの挑戦がない限り無理だ。リスクは高い。作り上げたらーめんが、その土地の客層に溶け込めるかどうかには、時間がかかるからだ。
このお店の2軒目は、新宿区役所の横にお店を構えている。とにやん正直ここにたどり着くまでにまよった。別に、難しい場所にあるわけではないが、うろうろしているとあの界隈にあるお店の人から声がかかる。とにやんは、らーめんやを探しているのに、その手のお店を物色しているように勘違いされているのだろう。目的地は、区役所どおりに面しているとおもったら、脇を少し入ったことろにあった。
お店の前に着くと、本店と同じく質素な店構え、気負いは、全く感じられない店だ。最近、店先に能書きだけ立派で美味しくないラーメン屋も多い。このようなラーメン屋をラーメニニストの間では、"ホイホイラーメン"というのだが、能書きに誘われ、つかまってしまうことから名前がきている。ここのらーめんやは、そんなこととは、無縁かのように、お構いなしに、ちょこんと店を構えている。全く概観は、関係ないとはいわないが、「味で勝負をしてんで」とこのお店は、とにやんに語り掛けているかのようだ。
店内に入ると本店とあまりかわらない広さだ。まず、券売機で券を購入する。しばらくするとらーめんがでてきた。「う~ん。ウルメイワシィ~とかつおぶすぅいぃ~」のい~香りだ。見た目、スープの味、麺の食感。ほとんど本店と一緒だ。なぜ、とにやんよくわかるかというと、二夜連続で、「古武士」のらーめんを頂いたからだ。(爆)←よくあきへんなぁと声が聞こえてくるのは、気のせいか。ともあれ、確実に、大勝軒ののれんわけではなく、インスパイア系が増殖しつつあるのはたしかだ。
古武士 歌舞伎町店
最寄駅: 新宿
住所: 東京都新宿区歌舞伎町1-5-3
区役所隣
営業時間: 11:30~24:00
休日: 無休
メニュー: しょうゆらーめん630円 ねぎらーめん780円 つけめんねぎ800円
http://www.ramen-kobushi.co.jp/