とにやんのらーめん食べ歩き日記

2001年05月15日

和歌山 老舗 中国 北海道 砂漠地帯が一転して激戦区へ そして新たなつけ麺の登場

5月15日(火)昼夜3軒うち1軒新規店
 昼、約1ヶ月ぶりに東京駅へ。4月20日に和歌山らーめん のりやがオープンし初日に立ち寄ったが、1ヶ月たち様子をみにたちよった
。待ち時間はないが結構込んでるなぁ。
 わが師であるら博武内氏(すみません勝手に師と呼んでます。)がいぜん、和歌山らーめん「井出商店」をら博に誘致する際のエピソードを語っていたことをどこかで読んだことがある。井出商店を出店する際には、理由がわからないが、約一ヶ月くらいの間、ずんどうをなれさせないと味がでないと出店されるかたがいっていたとのことだった。実際に、オープン前に味が見る見るかわることがわかったとのことだった。そのことを覚えていたTONNYは、のりやが東京駅に出店してから約1ヶ月たった今日どのように味の変化があったのか。また、なかったのかそれを食べにいきたいと思っていた。早速、前回と同じメニューを注文。前回よりは、トンコツの香りが「ぷ~ん」とどんぶりから漂ってきて脳天までその香りが突き抜けていった。前回は、それほど感じなかったが、今回は、トンコツの芳醇な香りが脳の隅々まで行き渡った感じだ。スープは、以前よりやや薄いように感じたがうまみが十分出ている。また、スープが結構熱いのがうれしい。前回より麺が固く感じたのは、関東用にアレンジしたためか。個人的には、少しずつレベルアップしているのではないかと感じた。
 さて、そのあとおなか一杯になり前をみるとなにやら行列が。
TONNY「........。」
「ならんどる。何やこの店は。」そのお店をのぞくとなんとそこは、ラーメン屋。「ありゃま。新しいラーメン屋がまたできてるじゃないですかっ!」よくみるとかの有名な「むつみ屋@東京名店街」4月28日にオープンしたようだ。入り口には、あのらーめんに非常に適している春豊使用のお土産ラーメンやトマトジュースが並んでいる。
 この「むつみ屋」は、総本店が北海道の月形町にある。月形温泉の目の前。皆楽公園にある。ログハウスでできており日本一にもなったようだ。人口4000人の町のラーメン屋がいまや全国にそのお店を広げている。北海道らーめんといっているが、独自のスープをつくりオリジナルな味を提供している。
 私は、新小岩や溝の口店など東京にも多く店を構えてるが、なぜか今までどこも寄ったことがなかった。
 今回ついその行列に誘われてこのお店にたちより、連食してしまった。このお店がはじめてであったので、何のメニューが良いかわからんかったので、お店の女性に「なにがお薦めですか」といつもきかんことをきいてしもた。「みそです。」と。答えたのでそのとおり注文したが、よくみるとメニューの一番最初は、塩だった。塩、醤油、味噌の順であったので本当のおすすめは、塩なのかもしれない。選択に迷った場合は、大抵メニューの最初に載っているのを頼んでいるが、今回はなぜか人の意見に流されてしまった。お店のお姉さんに見とれてしまったのか....。ちなみに春豊ラーメンも塩だった。
 ここの味噌は、白と赤があり一週間ごとに変わるらしい。今週は、赤。味噌は、非常に濃厚で舌にまとわりつくくらいの味噌の濃さだ。赤味噌ゆえにピリカラのラーメンだ。麺もうまい。今度は、春豊ラーメンを食べよう。和歌山の「のりや」昭和28年創業の「みんみん」、中国の「楊州商人」そして、この「むつみ屋」。ラーメン砂漠地帯が一転してラーメン激戦区と化した。これからのバトルが楽しみなエリアだ。(いずれも東京駅名店街にあります)
 さて、夜、仕事持ち帰りで、家に帰る途中やはり寄ってしまいました。「財慶@柴又」へ。お店の前に着くとお店の中がお客さんで一杯だ。いつものように「ど~も!」と入るとなんとこのラーメン屋さんにTVの取材が入っていた!(24日 WAHT'S NEW 12チャンネル 午前10:00~)ちょうど私がついた時には取材が終了したばかり。「う~ん。全国デビューを逃したなぁ」とミーハーなTONNYは、思う。TVクルーの方もここのラーメンを堪能していたようだ。TV取材に遭遇するとは、なんともびっくりだ。そこで、常連さんとも知り合いになりいつものとおり「TOONY’Sラーメン名刺」をお渡しする。しばらく常連の方と色々お話する。ここのラーメンへの愛着が伝わってくるなぁ。さすが「下町のガンダーラ」だ。(詳しくは、数日前の日記をみてください。)そうこうしているうちに前回知り合いになった常連の方も来店。ここは、地域に愛されたいいお店だ。おもしろいなぁ。
 常連さんからつけ麺がうまい!とうかがったのでつけ麺を注文する。(裏メニュー)醤油のからめのつけ麺を注文したが、これがうまい!以前の日記で弥七@人形町のつけ麺が第3のつけ麺といったが、まだまだ、旨いつけ麺があるものでここのつけ麺も今までにない味だ。まず、みためがすごい「背脂のふってあるつけ麺」だ。そのうえ甘味と辛さをともない、切れとコクを備えたつけ麺とでもいおうか。いずれにしてもここのラーメンにはいつも驚かされる。これからも楽しみだ。


 
2001年05月15日 23時54分57秒

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投稿者 toniyan : 2001年05月15日 22:42
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