とにやんのらーめん食べ歩き日記

2001年05月11日

はじめての方南町

5月11日(金)昼夜2軒うち1軒新規店
 今日は、お昼に、方南町にある「りょうたん亭」へ。このりょうたん亭は、たんたん亭系のらーめんだ。たんたん亭系といえば、浜田山にあるたんたん亭を総本山とする支那そばの名店だ。非常に魚の香りが芳しくスープを一口すするとすぐその系列のらーめんとわかる。
 このお店は、94年の創業。化学調味料は、使用していない。そのかわり煮干などで更にうまみがでるように工夫を凝らしている。
 店内に入るとこじんまりとしているが、落ち着いた雰囲気だ。なによりも私がこのお店を気に入ったのは、厨房とカウンターの仕切りが低いこと。ラーメン屋によって、奥まった場所に厨房があったり、敷居が高くて中が見えない場所があるが、ここの場所は、丸見えだ。敷居が低いと厨房でのご主人の仕事ぶりが良く見える。ご主人の仕事ぶりを見ることをTONNYは、ラーメン屋にいく1つの楽しみにしている。当然、このお店でもご主人の目の前にすわり仕事ぶりを目があくほどみていた。その仕事ぶりは、非常に丁寧でその誠実さと真剣さが伝わってくる。そのさまは、まるで、リングサイドで格闘しているプロレスラーかK-1の選手のようだ。その戦いの姿を私は、リングサイド越しのS席で座っているといったところか。飛び散るあせもこちら側に飛んでくるくらいの(実際はないが)臨場感がある。
 さて、そのリングで格闘してでてきたラーメンは、どんなものだろうか。一口啜る。やはりたんたん亭系の香りがほんのり口の中に広がり、うまみが「じわ~」とやさしく包む。しかし、すこし味が違うような。また、ちょっとほかのたんたん亭系と比べるとスープが薄目かも。ご主人に伺うとオリジナルとのこと。そっかー。ベースは残しつつ、独自にアレンジを加えてるようだ。チャーシューは、昔ながらのチャーシューのふちが赤みを帯びており、いまどきの煮豚とは、違う。やわらかいというよりは、かめばかむほど味わい深くなるチャーシューだ。いわゆる本当の焼豚(チャーシュー)。今は、やわらい煮豚がはやっているが、和風系には、やはり焼豚が良く似合うし、よくラーメンになじむと個人的は思う。
 さて、夕刻、仕事をしているとKから携帯に電話が。

K「飯食べない?」
TONNY「ええよ。」
夕刻、食事をすることに。ラーメンを食べたいとのことだったので、久しぶりにTBS近くにある「茂助@赤坂」へ。
 茂助は、ラーメン屋で修行した人達がお店を開いたわけではなく、カメラマンやデザイナーなどの異業種の人達の集まりでお店を開いた。ここは、OLの方が多いことでも有名だ。OLに人気のラーメンは、非常にあっさりしながらもコクがあり他ではなかなか味わえないオリジナルな味を提供してくれている。
 ここのスープの特徴は、トリプルブレンド。トンコツ系と煮干しなどの和風系とマグロから取ったスープの3種をブレンドしているのだ。めずらしいですよ~。フレンドをしている大抵のラーメン屋は、ダブルスープが主流だが、ここは、トリプルブレンドなのだ。しかし、当然ながら、この世界では、トリプルブレンドを作ることは、未体験ゾーンの領域だ。ゆえに、スープも最初は、安定することは、難しく開店してすぐに立ち寄ったが、味がそのたびに違っていた。体操で言えば、ウルトラCを越えてウルトラDの難易度なのかもしれない。
 今回は、どうかなぁ。Kとともに、お店の一番奥にすわりラーメンをまつ。でてきたラーメンは、山頭火ほどの器で女性にも十分食べれるだけの大きさとなっている。また、机の上には、紙エプロンがあり、女性にやさしいお店となっている。
 一口スープをすする。うまい!しかし、ちょと味が濃くなったんちゃうかなぁ。麺は、のど越しが非常によく麺とよく絡み非常に好み。あとキクワカメがあるのがいい。歯ごたえがよい。久々だったがうまかったっす。


りょうたん亭
最寄駅: 方南町  
住所: 東京都杉並区和泉4-48-15  
営業時間: 11:30-15:00、17:00-21:00  
休日: 火曜


らーめん茂助
最寄駅: 赤坂  
住所: 東京都港区赤坂6-6-4  
営業時間: 11:30-15:00、17:00-23:00  
休日: 土曜
2001年05月13日 00時43分10秒

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投稿者 toniyan : 2001年05月11日 22:42
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