3月7日(水)昼 開拓店
今日は、赤坂にあの秋葉原の「玄」の支店ができたとの情報を得たので早速職場のY上司とともに、「ラーメン 玄@赤坂」へ。場所は、「宮崎ラーメン ひょっとこ@溜池」からほど近いところへみせを構える。あの田中氏の弟子がまたもや支店をだすとは!非常にうれしい限り。
個人的には、玄系統のラーメンは、玄@秋葉原、典座(てんぞ)@秋葉原、玄々@新橋、麺喰楼@新井薬師前といっている。無化調のこの系統のラーメンは、田中氏の熱意が非常にラーメンへ出ている。玄の前の名前は、「らーめん工房 めんめん」だったが、素材の研究などによるバージョンアップによって「らーめん創房 玄」となった。つまり、常に“チャレンジャー”であり味の追求を怠らない姿勢がうかがえる。この一杯に対するご主人の姿勢から創作されるラーメンがまずいわけがない。そんな「戦う魂の遺伝子」を受け継いだ弟子たちの作る一杯のラーメンが赤坂にもできたのである。
豚骨を主体とする典座@秋葉原は、別として、他の玄系統のラーメンは、どれも無化調だけにあっさりしているがどれも味わい深いなんともいえないうまみのあるスープと麺とチャーシューは、共通している。
果たしてここの赤坂店は、どうか。正直言ってはじめていくラーメン屋は、職場の人を誘うことは少ない。仮にまずい店の可能性もあるからだ。しかし、このお店は、あの「玄」の魂を受け継いでいる店とのことであったのでためらいなく職場の方とともに、立ち寄った。
さて、お店の前に立つと今までの玄とは、違う。看板が黄色い看板に黒文字。黄色の文字が似合うのは、阪神タイガースかラーメン 二郎くらいなものだが非常に目立つ看板だ。
「あれれ!?」お店の前でお弁当を売ってる。こんなのは、あまり見かけないなぁ。玄の関係者だろうか。店内に入るとウッディーな仕上がりになっていてなかなか。おいしそうな匂いが店内を漂っている。券売機で早速、「超こだわりラーメン 780円」を購入。さて、しばらくしてラーメンがでてくる。どんぶりに顔を近づけると、ひじょ~に上品な素材の香りがどんぶりから体内へと入ってくる。ここの素材の懲りようは、さすが「玄」だ。当然、醤油は、奥出雲産「井上古式醤油」。チャーシューは、「ペンシルバニア産 アーミッシュの方々のナチュラルポーク。」その他。大分佐伯産の干ししいたけ、天然ものの利尻昆布、パプアニューギニア産の天然えびなどだ。また、遺伝子組み替え食品を排除するなどの配慮もされている。すべてに徹底している。すべてにこだわりを求めている。まさに田中氏の魂の遺伝子を受け継いでいる。いやさらにいえば、田中氏のこだわりに呼応するかのように、全国、全世界の食の安全を追求した生産者のこだわりがこの一杯にこめられている。一杯のラーメンの中から世界が見える。
「いやー。うまかったなぁ。」との一言をいうのが精一杯だった。
今度は、近いうちに「玄流 塩ラーメン」を食してみたい。全国アトピー患者の方々のために専門医の方々の依頼で開発した塩らーめんとのこと。医者でないのでよくわからんがそういうことらしい。またもやラーメン一杯の奥深さにやられてしまったTONNYであった。
2001年03月07日 23時15分22秒