とにやんのらーめん食べ歩き日記

2001年01月26日

しつこく(質濃く)浜へ


1月26日(金)昼 晴れ
 今日は、仕事のため横浜の某所へ。(ASAYANばりに)非常に勉強になる。“こだわり”がイノベーションを生む。勉強になるなぁ。
 実は、職場には有休という形で届出はだした。朝から充実した仕事を終え当然その後はラーメン。前回、運悪く定休日にあたりよれなかった紀一@上永谷によらねば。
 上永谷といえば、首都圏屈指のラーメン処。超激戦区だ。ラーメン屋同士が火花をちらし日々ラーメンバトルを展開している。ゆえに、味の質、コストパフォーマンスの高さはすごい。
 某所からタクシーに乗り地下鉄のある駅へ。そこから上永谷。駅から徒歩3分。目的地の紀一へ。ここの紀一は、ラ博で大ブレイクしたあの井出商店の店長が営む店だ。井出といえば、和歌山の老舗。和歌山ラーメンの井出系の総本山だ。その味がそのまま楽しめるというからうれしい限り。店内はなんと店の広さの割にはいすが少ない。ゆったりとしたスペースだ。当然、最初に早寿司を頼む。そして、中華そばへ。早寿司も10年以上前に和歌山の地で食べたあの味そのまま。うまい!和歌山ラーメンとはセットだ。そして、本丸のラーメンは。ちょっとラ博時代と違うかなぁ。うまいが、どっちかというとのりやに近い味かも。井出系でもマイルドよりの味が好きな僕にとってはちょっと僕にはしょっぱかった。でもこれだけの和歌山の味を関東で出す店もあまりない。
 次に、上永谷に殴り込みをかけた。本牧家@本店。家系御三家の一角を担う老舗だ。これでやっと家系御三家を制覇することになる。本牧家はごっつ混んでましたよ。カップルからサラリーマンから家族からすべての世代にうけるテイストになっている。吉村家はどちらかというと若干醤油の味が表にでている。六角家系はマイルド感とこってり感を強調しゼラチン質が表に出ている。それでは、本牧家はどうか。みため六角家系。しかし、味は、なんとあっさりに近い味。これで系統がわかれているのかぁ。とひとり感心しながら酒井製麺使用のこんぶとの麺をほおばり胃袋に収めていく。紀一を食べたにもかかわらず、なぜかするするとうどんを啜るようにどんどんおなかに収まる。デザートは別腹ならぬ「本牧家のラーメンは別腹」とでもいいたくなるようなのど越しのさわやかさと切れの両面を兼ね備えた一品だ。これにはまいった。
 またもやラーメンという一杯の中に奥深さを感じさせる一日だった。
 この後、東京でN氏と待ち合わせて、仕事。今日は、様々と考えさせられる1日であった。
2001年01月29日 19時45分33秒

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投稿者 toniyan : 22:42 | コメント (0)