とにやんのらーめん食べ歩き日記

2001年10月13日

狂牛病による被害が.....

10月13日(日)夜1軒
 日本列島に衝撃が走っている事件といえば、まさに爆弾テロ事件と狂牛病。その中でも、爆弾テロ事件については、TONNYのとてもお世話になった知り合いがテロに巻き込まれ尊い命を落とした。今回のテロ事件において、日本人の中でTONNYは、心のそこから怒り、憤りを感じたうちの1人であるとおもっているが、その一方で、報復は報復を生み根本的な解決にならないテロ事件を戦争へのスパイラルへの歯止めを行い、どのように解決できるのだろうかと最近痛切に感じている。
 もうひとつの大きな事件。狂牛病。狂牛病のニュースが日本列島を震撼させた時、まだ、状況が何もわかっていないにもかかわらず、うわさだけが先行し、風評被害にならないか心配していた。不幸にも、必要以上に騒ぎ立てるマスコミ、情報が正確に伝わってこないいらだちから、風評被害が広がってしまった。不満をより一層つのらせていった我々は、その影響を多岐にわたって与えてしまった。
 焼肉屋、精肉屋、そしてラーメン屋。TONNYは、この事件があってすぐに心配になったのは、牛骨を主体としてスープを作っているお店だ。まず、がんこ系がすぐに浮かぶ。その他でもおいしいラーメンが増えていて、牛骨独特の旨みを活用し、パンチのあるラーメンをつくるところが徐々に増えつつあったこともあり、この事件は、大打撃だ。
 がんこの一条さんが、某週刊誌に記事を載せていたが、がんこも牛骨をしばらく休み。とりと豚でやるとのことが書いてあった。TONNYの立場からいえば、「いまさら、どうこういわれてもこれだけ牛骨を前に食べていたらどうしようもない。うまい牛骨が食べたい!」と思うが、TONNYを基準に地球は回っているわけもなくそういうわけにもいかない。せめてがんこががんばってくれれば!その思いからがんこ13代目(松戸)へ向かう。店内に入るといつもどおりウェスタン風のおしゃれなつくり。ラーメン屋だと思えない。入り口には、「しばらく牛骨は使いません」との看板が。「あぁぁ。がんこが.....。」店内には、お客さんはTONNY一人。ラーメンを注文ししばし待つ。あの固めの黄色い麺がでてくる。見た目は、かわらず。スープを啜る。「........。」TONNYは、少し悲しくなる。あのパンチさがやはりかける。あの牛独特の味わいがないのだ。決してまずいわけではないが、パンチさが....。しかし、旨みは十分出ている。だしと味に苦悩の後がにじみ出ている。最近では、狂牛病になる恐れのある個所は決まっていて(ほとんどが内臓)牛骨から狂牛病になることはないのかもしれない。
 しかし、風評による打撃は計り知れない。TONNYのように、「もともと頭がスカスカなんやから、狂牛病にかかっても一緒や。うまい牛骨らーめん食べたい!」と思っているちょっといかれた兄ちゃんが多くいればいいのだが、そんなわけにもいかない。
 とにやんは、1日でも早い回復を祈らざるを得ない。がんばれ!がんこ!がんばれ牛骨ラーメン屋!


元祖一条流がんこ十三代目
住所:千葉県松戸市二十世紀ヶ丘萩町161
営業時間:水木金11:30-14:00、17:00-23:00 火17-23 土日祝11:30-15:00、17:00-22:00 休日:月曜・第2/4火曜
メニュー:しょうゆラーメン(あっさり・こってり)700円 塩ラーメン700円
2001年10月29日 09時32分06秒

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投稿者 toniyan : 2001年10月13日 22:42
コメント

Great article but it didn't have evreything-I didn't find the kitchen sink!

Posted by: Ruben at 2013年05月27日 15:53
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