4月24日(木)昼1軒
今日は、ごっつ風が強かったですよね。らーめん食べに行ってる間に髪の毛がくしゃくしゃになってしまいました。
さて、今日は、久々に「玄@赤坂」へ。以前にも日記の中で(詳しくは、3月7日の日記をみてください。)“世界が見えるらーめん”と述べたが、あの田中氏のお弟子さんのお店だ。完全無化調のお店。オーガニックなラーメンだ。このお店に、Tさんといく。以前にもここへは一緒にいったが、今回は、塩ラーメンに挑戦する様子。
たまたまBSフジが、うちで見れるのだが夜中に玄@秋葉原の特集をしていてやはりここでも“塩らーめん”が一番人気とのことだった。
私は一度挑戦しているので今回は、“つけ麺”に挑戦だ。後は、“昔味噌らーめん”が残っているがこれは次回のお楽しみにしておこう。
さて、つけ麺。つけ麺といえば、やはり元祖は、中野・東池袋系大勝軒だ。厳密にいうと“つけ麺”との言葉を使ったのは、東京(だけ?)にたくさん繁殖しているつけ麺大王が最初のようだ。しかし、ネーミングはともかく大勝軒が発祥だ。このつけ麺の考案者は、今、東池袋の大勝軒で腕を振るっている伝説のラーメン職人 山岸さんである。詳細は省くがここのお店には数々の伝説が残っている。非常にすばらしいラーメン屋の1つである。話を聞いてるだけで泣けてくる。一度は必ずご賞味あれ。(ただし、11:00~15:00までの営業。1時間待ちはあたりまえ)
そんな大勝軒のお店の歴史などに思いをめぐらせながら、ここのオーガニックなラーメン屋のつけ麺とはどんなものなのか期待を膨らませ暖簾をくぐる。
さて、早速。私は、つけ麺セット(つけ麺+チャーシュー丼 850円)を注文。なかなかお得な値段。チャーシュー丼もなかなかいけまっせ。うまみのあるチャーシューにのりがかかる。チャーシュー丼とは、らーめん屋ならではのメニュー。肝心のつけ麺はどうか。出てきた麺は、他のラーメン屋のつけ麺同様に見た目ラーメンの1.5倍の量。スープも一緒に出てくる。まず、なにもつけずに麺のみを一つまみして口の中へ。細めんの地じれ麺ながら、なかなか麺の香りとうまみが口の中に広がる。つけ汁につけて食べてみる。ほんのり唐辛子の辛さと醤油のうまみが口の中に広がり、後から魚系の香りが鼻腔をくすぐるようにじわ~とひろがる。「う~ん。このつけ麺は、魚系が主体(スープがそのまま飲めるつけ麺)のつけ麺と甘酸っぱいスープ(かなり濃い味)のつけ麺の中間に位置するな。」と思いながら食べ進める。個人的には、ちょっと醤油の濃さが前面にですぎて、しょっぱさをる感じるが、オーガニックなつけ麺ならではのうまみの出し方なのだろう。スープを足して飲むと確かにすごくおいしくいただけて、「なるほど最後にスープを割るとこれはほんとにうまいな」と感じだ。しかし、1つ個人的に不満なのは、スープがさきに出てしまうので、さめてしまうこと。どうしても、最後に食べ終わったときに、あつあつのスープをつけ汁にたして飲むつけ麺の醍醐味が脳裏に焼き付いているからかもしれない。
また、あのつけ麺の名店「麺屋 高はし@赤羽」のように、ちょうどつけ麺を食べる終わるころのタイミングを見計らってそっとスープを出してくれる心にくい演出があればまた違った印象があるのかもしれないが、これは贅沢なことなのだろうか。こんどちょっとお願いしてみようかな。
いずれにせよ。オーガニックなつけ麺。これからも楽しみである。
2001年04月25日 09時47分11秒