このお店がどこにあり、そしてこの店で4軒目のらーめんやだとす具分かる人は、相当のラーメニストだ。
このお店は、1軒のお店では自分の想像するらーめんをカバーしきれないほどのイメージが湧くのだろうか。創作意欲は、日本随一であり、らーめんのリーディング店である武蔵が、青山武蔵(旧武蔵@南青山)、二天に引き続き新たな挑戦をしている。武蔵は常に大行列。季節ごとに奇抜かつ斬新な季節限定メニューが登場し客の心を飽きさせず、二天では、味玉ではなく揚げ玉、あげチャーシューで世間を驚かせた。そのお店のお頭山田氏が次に仕掛けたお店は、上野駅のそばにありすでに行列店となっている。そのお店の名前は...............。
そのお店の名前は、「麺屋武蔵 武骨」。実はとにやん。開店(2003.12.12オープン)してすぐにこのお店に向かったのだが、閉店時間までまだ十分に時間があったにもかかわらず
スープ切れ。あえなく撃沈。ふられるとどうしても食べたくなるのがらーめんの魔力。今日、買ったばかりのチャリンコで向かう。お店に30分前について並んで一番のり。しかし、すぐに私の後ろには行列ができはじめ開店前に20人ほどの人が並んでいた。武蔵という名前はもちろん有名だが、このお店がやることは奇抜でなにをやるかいつも非常に楽しみななのだ。
さて、寒さを熱気に変えるほど行列が並んだ頃、お店がオープン。すでにリサーチ済みの情報では、このお店には、3種類のらーめんがあるとのことだ。分類は、白武骨、黒武骨、赤武骨。どれも豚骨の白濁としたスープがベースだが、白武骨は、黒胡椒と山椒の風味の背脂。赤武骨は、唐辛子の風味の辛味油が、黒武骨は、イカ墨と焦がしにんにくの油が入っている。白は、あっさり、赤は辛い。黒はこってりとの分類となる。
とにやんは、黒武骨を注文。ドキドキしながら待つ。店内では、お店の人たちが手際よくらーめんを作っている。特に、チャーシューを中華包丁で豪快にぶつ切りにしているさまは、豪快で武骨の名にふさわしいコンセプトどおりの演出だ。
でてきたらーめんは、はじめてみる。やはりイカ墨だけに真っ黒だ。香りは、イカ墨の香りとにんにくの香りが絶妙で食欲が湧いてくる。にんにく油が丼の表面を多い。湯気が上がってこないが、麺を持ち上げると湯気が一気に上がってくる。スープをすすると今まで体験したことのないラーメンのスープ。パンチがあるけどしつこくない。麺は、かなり極太だ。二郎を思わせる太さ。麺をすするとうまいですよ。味玉も琥珀色のいい仕上がりだ。最後までスープを飲み干したがイカ墨が最後まで丼にへばりつくほどだ。かなりのインパクトのあるらーめん。野武士を思わせるらーめん。こんな感じを受けたのは、二郎@目黒を体験して以来だ。でもうまい。今度は、白にしようかな。赤にしようかな。楽しみだ。ここも超行列店になることは必至だ。
麺屋武蔵 武骨
最寄駅: 上野
住所: 東京都台東区上野6-7-3
※丸井の左脇をまっすぐに行くとつきます。
営業時間: 11:30~21:00頃スープが切れ次第終了
休日: 当面無休
メニュー:黒武骨700円、白武骨700円、赤武骨700円、味玉100円
只今の合計
軒数874軒
杯数1131杯