とにやんのらーめん食べ歩き日記

2003年02月02日

10万人が選ぶおいしいラーメンやベスト99の頂点にたったお店

新規開拓店1軒

 とにやんが食べ歩く中で、ふられたお店がいくつかある。(ふられたお店とは、定休日でないのに、お店の都合によりあいてないことをいう。)
 その中で、とにやんが、5度もふられたお店がある。そのお店は、今回、10万人が選んだおいしいラーメン屋ベスト99の栄えある1位に輝いたお店だ。この番組は、31日に紅白、イノキボンバイエの裏番組として5時間もの特番が組まれていた。もちろん、我が家でもうんも言わさず、「らー特」を見て年をあけた。
 

 その番組で1位となったお店だ。いままでのテレビや雑誌での露出度は、他のお店に比べれば高くない。そのお店が急にスポットがあたった。正直びっくりした。
 そのお店の名前は、「俺の空」。このお店は、高田馬場にある。高田馬場といえば、学生の町であり、多くの有名ならーめん店がひしめいているらーめん激戦区である。
 しかし、このお店、他の有名店がバトルしている場所から少し離れた線路沿いにに、ひっそりと店を構えている。



 とにやんは、この特番を見る前にたまたま6回目の試みでこのお店のらーめんをいただくことができた。
 「俺の空」といって、すぐ「あれ~。漫画のタイトルと一緒や~。」とおもった人は、20代後半以上の人だろう。わからない人は、「サラリーマン金太郎」を書いた作者と一緒だといえば、すぐにわかるだろう。その作者に魅せられお店の名前をつけたそうだ。しかし、店内には、それらしき漫画のものは、まったくない。どちらかというとウッディーな雰囲気と白い壁があり特に目立ったものはなにもない。無口にもくもくとお兄さんがらーめんを作っている。そんなお店が実は、今回1位になったのだ。1ついえることは、納得をするまでお店を閉め、納得のいくスープができなければ、決してお店をあけなかった。単なる経費のことだけ、売り上げのみをかんがえていれば、食材の経費もかかり、多少スープの出来が悪くてもお店をあけるだろう。しかし、ここのお店は、そうではない。あけないのだ。一時期、納得がいかず、しばらく閉めたままの時期もあった。それまでして一杯にかけるらーめんへのこだわり、思い、情熱がいまの味をつくりあげ、お客さんのハートをがっちりキャッチしたのである。とにやんは、スープ作りがうまくいかないとき、お店が開いていないときに5度もふられてしまったのだ。


店先には、豚そばとかかれた、円柱状のちょうちんがぶら下がっている。ここのラーメンは、豚そばとよんでいる。背脂をふってあるが、しつこくなくこくを兼ね備えているスープ。非常にたべやすい。スープには、細かい刻んだたまねぎも入っていて、甘みを加えている。また、たまねぎのシャキシャキ感が食べるごとにこのラーメンのうまみをまし非常によい。麺も中太いちじれめん。このスープによくあっている。チャーシューもさすがに豚そばとメニューの冠に豚の名前がつくだけのことはある非常にうまい。


 私が訪れたのは、放送前だったかが、今はまだ、大行列だろう。大行列でも変わらぬ味を提供しつづけてくれることを今後ともきたいしたい。

俺の空
最寄駅: 高田馬場  
住所: 東京都新宿区高田馬場4-2-31
営業時間: 11:30-22:30  ※しかし、時間前にスープ切れになることが多い。
休日: 日祝休み
メニュー: 豚そば650円 豚めし150円

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投稿者 toniyan : 2003年02月02日 00:16 | トラックバック
コメント

高田の馬場は、この「俺の空」、味噌ラーメンの「純連」、そして若きスープの神様(一度食べたラーメン・スープは、完全に再現できる、という店主)がやっていると年末のラーメン甲子園、という番組で豪語してた「渡辺」と、旨い店が揃っているのですねえ。

中野の地元だけに行っていてはダメだと悟りました。

行かねば。

Posted by: minami at 2003年02月04日 09:58

minamiさん
最近は、らーめん激戦区が増えてきてます。
渡なべのコメントも近々でアップする予定ですが、
最近の新店のレベルの高さには、驚かされます。
その中でもこのお店は、際立っていますね。
食がうまいかどうか。「舌」できまるといわれますが
その典型がここのオーナーでしょう。
詳しくは、また、エントリーします。

Posted by: toniyan at 2003年02月04日 12:07
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