とにやんのらーめん食べ歩き日記

2001年03月13日

類は友を呼ぶ

3月13日(火)夜 開拓店
 いやー。今日は、朝から冷えましたねぇ。景気も冷え込み、株価も下がり、懐も寒いですねぇ。せめて、こんな時にはあったかいラーメンでも食べたいですねぇ。

 今日は、塩ラーメンで有名な「らーめん 弥七@人形町」へ。人形町といえば、大勝軒3つの流れのうちの1つである「大勝軒@人形町」がある駅だ。そうえいば、2年位前にいったっきりだなぁ。人形町といっても他にらーめん屋が浮かばない。そんな場所に昨年の8月にこのお店をオープンした。つまり、この辺の界隈に“らーめんのオアシス”をつくるべく弥七ができたわけだ。(かってな解釈だが)
 人形町駅A5出口から約5分で弥七にたどり着く。弥七の概観は、よくある“うまいらーめん屋”に共通する「質素かつ落ち着きのある概観」だ。店内に入ると内装はウッディー仕様。落ち着きのある感じだ。その証拠に、女性客同士でここのお店に立ち寄っている。いくらラーメンがうまくても、油ギッシュなお店であれば、女性同士でもなかなかこないだろう。そして、なんといっても一番目に付くのは、入り口に製麺機が置いてある。つまり、自家製麺だ。こだわってるなぁ。
 店内は、半分くらいは、お客さんですでにうまっていて、しばらくすると満席に。
 席につくとすぐに目に付いたのが「ホワイトボード」。ここにお店のメニューが書かれている。その中に「今日のつまみ」とあった。まるで、大喜@湯島の「黒板メニュー」を想起させる。つまり、毎日つまみのメニューが変わるわけだ。
 早速、ビール(500円)+一口餃子(150円)を注文。餃子がでてくる間に、しばらく卓上を見るとすぐに「おやおや。なんだこれ。かわった餃子のたれやなぁ。」ゴマ+味噌+醤油に香味野菜と蜂蜜をブレンドしたものとのこと。「へー。めずらしいんちゃうかなぁ。」味見をしてみると味噌ベースのようだ。普通、餃子のたれは、醤油ベースが多いのでは。今まで印象に残っている餃子のたれは、「与ろゐ屋@浅草」だ。ここの餃子のたれはうまい。また、コショウもこっている白ゴマ+黒ゴマ+山椒をすりつぶしたもののようだ。これだけ細かいところまで気を使っているお店のラーメンは期待できる。
 さて、普通ならここでラーメンだが、ど~しても「今日のつまみ」が食べたくなる。やっぱり、欲には勝てませんなぁ~。「チキンハートとにんにくの芽いため」を注文。まいったなぁ。これうまいやん。またもや“飲めるラーメン屋は、つまみがうまいの法則”(←わけわからん)にはまった。ここのつまみは、値段も良心的だ。それにどんなつまみが今日はあるのか。いくまでわからんところがまたなんともいえない楽しさもある。
 さて、やっとラーメンの話。ここの あるぢ 酒井さんは、「揚子江@梅田」で修行したとのこと。揚子江のラーメンは食べたことはないがてっきりその味を踏襲しているかとおもったが、全く違うとのこと。オープンして約7ヶ月その間に数回味を変えてるらしい。麺も変えてるとのこと。つまり、味の追求を怠らない姿勢がうかがえる。常に向上。常に前進の姿勢だ。その証拠に、ここの塩ラーメンは、今まで食べたどこにもないオリジナルの味だ。「あっさりとこってりが同居している塩ラーメン」と表現したらよいか。あっさりとしながらもラーメンの表面には膜が張るという演出だ。びっくりやなぁ。これからも味が変わるかもしれないとのことだ。
 となりの方がお店のあるぢの酒井さんと顔見知りのようだったので、声をかけると“やっぱり”同類のかた...。ラーメニストであった。私TONNYの名刺を酒井さんとラーメニスト カズさんにお渡し、しばしラーメン談義に。それにしてもこのかたもいろんなお店にいってらっしゃる。今日もまた「ネットワーク」ならぬ「麺とワーク」の輪を広げることができたなぁ。
2001年03月14日 01時14分35秒

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投稿者 toniyan : 2001年03月13日 22:42
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