とにやんのらーめん食べ歩き日記

2004年03月21日

幻となってしまったらーめんや


 うまいらーめんとは、何か。この問いに対するう答えは、1つではない。その人なりのうまいと思うらーめんがある。
 しかし、日本人の心をくすぐる共通の味というものはある。日本人として生まれ育ってきた環境が育んできた食文化のベースには、醤油、味噌、魚などがそれにあたる。これらのこげたにおい、調理される過程で漂ってくる香りをかぐだけで、日本人に数千年蓄積された遺伝子が反応し、うまさを感じてしまう。
 まだ、100年にもみたないらーめんやの歴史だが、これらの日本の食文化の良いところをしっかり受け継いでいるらーめんやがある。そのらーめんやは、使用しているそれぞれの素材の持ち味を引き出し、ラーメンの中に和という世界を描く。
そのらーめんやの名前は

覇隆。しかし、残念なことにここのらーめんや閉店してしまったようだ。ざんねんだなぁ。

ここのらーめん。。麺は、自家製麺。しかも、お店の前に立つと麺を作る工程がみれるように中がガラス張り。中の様子が丸見えだ。「どうぞみてください。うちのらーめんを。うまいでっせ。」との主張していて、とにやんはすきやったのに。
立地条件がじゃましたかなぁ。ら博出身としてきいていたので、これからの動きを期待していたが、早くも閉店。まだ、2年くらいじゃなかったかな。

最近では特にらーめんやの競争が激化している。美味しいものがどんどんできることはうれしいがそのあおりで店を閉めてしまうお店も少なくない。

只今の合計
軒数886軒
杯数1145杯

【閉店】麺匠 覇隆
住所:神奈川県横浜市神奈川区松本町3-24-7
営業時間:11:30-14:30、17:00-20:00  
休日:水曜
メニュー:醤油らうめん750円

blank_space
投稿者 toniyan : 19:00 | コメント (2) | トラックバック