久々の博多らーめんでした。出張続きでしかもなかなか落ち着かなかったが、この日は久々にらーめんを食べることができた。福岡から東京へ帰る際、フライトまで時間があったので食べにいった。とりあえず、後輩とどこへ食べに行くかKFCでコーヒーを飲みながら話していたが距離感覚が分からず、候補を決めた上でお店の女性に聞いてみることに。
すると候補の中で「ここのらーめんは、よく食べに行く。おいしい」とのことだったのでいってみることに。
地下鉄を異動し、藤崎駅へ。こそからタクシーで移動。タクシーのおっちゃんも食べたことはないがいつも行列とのことだった。期待は膨らむ。
ついてみて驚いた。住宅街で駅から結構離れているにもかかわらず、20人くらいの行列。客層を見るとファミリーもいれば、カップルもいる。駐車場の車のナンバーから、博多の地元や九州各県からきていることがわかる。おそらく観光客はいない。地元かラーメニストがくるくらいだろう。
行列に並んでいると地元の女性客の声がとにやんのところまで聞こえてきた。
「ここは、らーめんもおいしいけど焼き飯がめちゃめちゃおいしい。」おー。これは、食べないわけにはいかないでしょ。後輩とらーめんと焼き飯を注文。今回は、地元女性からの声でこの店へ導かれてきたようだ。
さて、店内に入って店内を見渡すとなんか懐かしい。ほっとする空間がそこにはあった。昔懐かしいらーめんやがそこにあった。ここだけ時間がとまっていつまでもお客さんから愛されている雰囲気が良く伝わってくる。タクシーのおっちゃんが飲んだ後にここに移動して飲んで最後のしめにらーめんを食べる地元客が多いといっていたが、その意味がなんとなくわかった気がした。
店内の色紙には、「今日のわたしのごちそうは らーめんとビールと空の色」とあった。なんだかほっとする瞬間だった。
さて、らーめんだが、通常の博多らーめんよりすこし丼が大きいようだ。丼一杯になみなみとスープが注がれている中に、麺が泳いでいる。チャーシューは2枚。お得感がある。スープの表面には膜が出来るくらい熱くて濃厚のようだ。スープを一口すする。おもったよりあっさり。でもやさしい味わい。麺は、もっちりしていて結構おいしい。博多にしては麺は太い。麺とスープのバランスはとてもよい感じだ。
また、焼き飯がこれまたうまい。写真をとり損ねたが、いままでの焼き飯でかなりのハイレベル。後輩が結構焼き飯・チャーハンを食べ歩いたが一番かもしれないといってるぐらい感動していた。
ふくちゃんらーめん
住所:福岡市早良区田隈2-24-2
最寄駅:藤崎駅 西鉄バス田隈新町(たぐましんまち)バス停下車すぐ
営業時間:11:00~21:00
休日:火
メニュ-:ラーメン500円、ワンタンメン700円、チャーシューメン700円
駐車場:15台