とにやんのらーめん食べ歩き日記

2004年01月16日

まずければ退場!大宮で新・ラーメン戦争勃発

そごう大宮店「ラー戦場(せんば)」で熾烈な戦い

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まずい店主は1カ月で退場-。そんなユニークなラーメン店「ラー戦場(せんば)」が昨年12月、さいたま市のそごう大宮店にオープンした。全国から集まった4人の店主が自慢のラーメンで売り上げを競い、毎月、最下位の店主は名乗りをあげた“控え”の店主と強制的に交代させられる。24日には第1回の入れ替えが行われるが、最初に“泣く”のはどのラーメンか。

 外食ベンチャー企業「ムジャキフーズ」(本社・東京都渋谷区)が、文字通りの戦場に選んだ約200平方メートル、96席の店内は、「赤」「青」「白」「黒」の4つのカウンターに分けられている。

 店主4人の順位は毎日の売上数で決まり、1位が3点、2位2点、3位1点、4位0点。前日の順位と累計ポイントは店外に掲示され、1カ月の総得点が最下位の店主は退場を言い渡されてしまう。

 4人の店主は崖っ縁のバトルを強いられる一方、“ご褒美”もある。1年間トップの座を守り続ければ、同社が委託店の経営や自営店の開業を後押ししてくれるのだ。

 平成9年設立の同社は、これまで全国にラーメン店や中華料理店など、34店舗をチェーン展開。「同じ店、同じ味」のチェーン店ではなく、各店主が独自の店と味をつくるというシステムを打ち出している。


「ノリの良さ」で奮闘する青の店主、金子良幸さん
 「ラー戦場」に挑戦する4人の店主は全34店の従業員から名乗りを上げた14人の中から、社内の選挙を経て選ばれた。4人ともラーメン丼にかける思いは熱く、そごう大宮店も「真剣勝負で、味はどんどん良くなっていくはず」(広報担当)と期待する。

 「青」の金子良幸店主(25)は、まろやかで風味豊かな「幸せになる塩らーめん」。弁当屋の経営失敗から敗者復活をかけ、「オレが一番だと思っている。自分のノリとキャラで頑張りたい」と意気込む。

 現在トップを走る「赤」の吉野泰司店主(26)は、パンチの効いた「元気になる醤油とんこつ」。寿司店、イタリア料理店、ワインバーで修行した異才の持ち主は「お客さんが2回、3回と足を運んでくれるよう、丁寧な仕事をしたい」と語る。

 「白」の和田賢次店主(28)は、魚介系のダシを使った「素材の旨味を最大限引き出した中華そば」。帝京高卒の元甲子園球児は「今はビリだが何とか3位に滑り込む。自分が負けるなんてあり得ない」と気合十分だ。

 「黒」の木村竜太店主(35)はマグロでダシをとった「完食できる味噌らーめん」。マグロ船に乗って開業資金をためた苦労人は「マグロ船の3年間で鍛えた精神力で勝負する」と話す。

 「高級なお食事ができる場」だった百貨店のレストラン街は、ここ数年で大きく変わっている。東京・池袋の東武百貨店でも毎年店を入れ替える「諸国ラーメン探訪記」を開くなど、「50代のミセスが主力だった客層を、若い男性にも広げよう」(業界関係者)と工夫をこらす。

 「ライバルは近隣の駅前百貨店ではなく、郊外のスーパー」(広報担当)と、客の呼び戻しを狙うそごう大宮店では昨年9月、店内の大改装を実施。12階の展望レストランは美容室などに改装し、13店あったレストランも3店だけ残して新たに14店を加えるなど、大幅なリニューアルを図った。

 1日平均で約1000杯のラーメンが売れるという「ラー戦場」にも「従来、百貨店には来なかった客層の掘り起こし」(同)を期待している。(ZAKZAKより引用)

またもやこのような場所ができた。いってみてないのでよくわからないが、どうもマスコミ煽動によるらーめんブームにのっかたにすぎないように思う。私の思い込みで終わればよいのだが。もちろん、つくり手は一生懸命やるだろう。しかし、食べてもあなどれませんぞ。だんだん舌が肥えてきますから。
この状態が5年もたって定着していれば本物ですね。ここもしばらくウオッチかな。

もちろん、供給が多ければ、それだけ売る側が真剣になり味も向上することにつながることは基本的な考えとしては当然だが、1日1000人もの人の胃袋を満たすだけのスープと麺を常にある一定の高水準を保つには相当の準備と苦労が伴うことは容易に想像できる。

渋谷の麺喰王国とは仕組みは違うが、そごうの戦略ではらーめんを使って他のものを買ってもらうことを当然視野に入れているだろう。郊外スーパーに勝つためにらーめんが利用されてるようにも感じなくもない。最近は、この手のものが過剰すぎるかな。それともとにやんの考えが古いのか。う~ん。

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投稿者 toniyan : 2004年01月16日 17:35 | トラックバック
コメント

みんな過労には気をつけて欲しいな...

Posted by: かなやん at 2004年01月16日 17:46

せやな。
競争の中に、もちろんええものがでてくるけど、
体壊したらおいしいらーめん食べられへんもんな

Posted by: toniyan at 2004年01月16日 17:56

行ってきましたよ。
そごうのレストラン街は結構充実しているので
ラー戦場自体が苦戦している感じでした。
味の方は値段相応と言ったところでしょうか。
追加のトッピングがないとか、いろいろ制限が
ある中でラーメン職人が頑張っていましたよ。
そろそろ企画倒れのような気もしますが(笑)

Posted by: greedy at 2004年12月07日 00:36
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