11月29日昼晴れ 開拓店
はじめてのコートを着込む。朝から14度よるには、3度と冷え込むとのこと。
これは、辛いかつ美味いラーメンに行こうと朝の電車の中で思い、「中本」の蒙古タンメンを食べようと決意。今日は、最初からやってしまった。上板橋で降りるはずが下板橋でおりていつまでたっても目的地につかない。途中で気づいたが後の祭り。しかたなく4駅歩き現地につく1時間くらいあるいただろうか。でも、ラーメンを食べるには、丁度いいおなかのすきぐあいになった。
上板橋にある67年創業のこのお店は、根強いファンが多い。私もいったところ既に20人くらいは、並んでいた。客層をみてもおっちゃんからおばちゃん、にいちゃん、ねえちゃんと客層の幅が広い、ベビーカーを押してのヤングママの集団もいた。
果たして辛いだけでこれだけの客層がそろうものなのか1つの疑問が列に並んでいるときに頭の中に浮かんできた。その秘密の答えは、すぐに見つかる。
まつこと約20分。やっと列がきれて店内へ。ラーメンを啜っているお客さんをみるとなんと皆この寒いのに汗をかいてるじゃありませんか!特に暖房を入れてるわけでもないのに。
私も蒙古タンメンの食券を購入した。お店の方の対応は、非常に気持ちいい。どこぞやの威勢のいいおすし屋さんにでもきたようだ。店内に注文が入ると店長の西山氏はじめスタッフの方が「蒙古タンメンいちょー」と入ると「はい。蒙古タンメンいっちょー!」と威勢良く繰り返す。見ていて気持ちがいい。
そうこうしているうちに、私の目の前にラーメンが運ばれてくる。そのラーメンの様相は、マーボー豆腐がのっていて、まるで活火山から流れ出たマグマのようだ。
マーボ豆腐をのけてスープを啜る。ははーんこれは、美味い。客層を横断して心を離さない美味さは、ここにあるのかなぁと思った。それは、味噌を基調としたタンメンだ。しかも、辛いだけでなく、野菜の甘味が美味くでており非常に惹かれる味だ。ここでしか食べることのできない唯一無二の味なのだろうと直感的に思った。
でも、辛い。半分も食べないうちにノーテンファイヤー状態。頭が噴火している状態だ。また、立ち寄りたいお店の1つであることは間違いない。今度は、ライスにマーボも食べてみたい。うまいだろうなぁ。
2000年11月29日 15時59分54秒