ハンセン病元患者拒否のホテル経営社長「当然の判断」ハンセン病の元患者の宿泊を拒否し、熊本県などから旅館業法違反容疑で告発されている同県南小国町の「アイレディース宮殿黒川温泉ホテル」を経営する「アイスター」(東京都港区)の江口忠雄社長(53)は1日、同ホテルで記者会見し、「元患者が宿泊することをきちんと説明しなかった県側に責任がある」と述べた。
江口社長は、県からの知らせが宿泊予定日直前だったとし、「受け入れ準備の時間が取れなかった。宿泊拒否と人権問題は別で、ホテル業として当然の判断」と語った。ホテルの前田篤子総支配人(56)も「車いすの方や高齢者がいる場合、普通は事前に説明してもらっている」と述べた。
これに対し東明正・県健康づくり推進課長は「元患者が他の宿泊客に迷惑をかけることはなく、早く伝える必要はない。出発点から偏見がある」と批判した。
江口社長は、西山栄一前社長に代わり11月28日付けで就任した。交代は「引責ではない」と強調した。 (読売新聞より)
う~ん。ここまでくるとなんといっていいやら............。
元患者を受け入れ拒否したのは、県側の説明がなかったから。
身体的な障害をもっている方と元患者を同列に扱って宿泊拒否をしたこと
を正当化している。
なぜ元患者で身体に問題のない人たちを宿泊拒否したか説明にはなってない。
単なる苦し紛れの言い訳にしか聞こえない。
宿泊することに関して身体的に特に問題はないはず。
現在、身体に障害をもっている人たちが宿泊するには階段などバリアがあり、特にバリ
ラフリーなつくりとなっていないホテルに多くの身体に障害を持つ方が一度にとまる場合は、
事前に連絡するほうがベターかもしれない。
しかし、今回の場合は、次元がまったく違う話だ。言い訳に過ぎない。言い訳をすればするほど、評判も悪くなるだけ。
潔く元患者に対する認識不足を率直に認め、その上で、積極的に受け入れる体制を今後どのように行うべきか早急に固めて、マスコミに発表したほうがよっぽどいい。