57年ぶりに出張から帰宅した女の子 | Excite エキサイト : ニュース
[スリナガル(インド) 12日 ロイター] ファリダ・ガニさんが3歳のとき、両親は彼女をスリナガルからムザファラバードへの出張に同行させた。家族は数日で自宅に戻る予定だった。彼女が故郷へ帰るまでには57年の時を要した。弁護士だった父親と母親は、故郷の土を踏むことなく死んでしまった。出張旅行中に、ヒマラヤ山脈の母国カシミールはインド側とパキスタン側に分断され、彼らはパキスタン側で立往生することになった。
日本にいると考えられないが、世界には、まだたくさん自分の力ではどうしようもない出来事で離れ離れになった家族が多くいる。改めて考えさせれた記事だ。