2003年12月05日

宿泊拒否:HPからホテルの紹介を削除 黒川温泉の組合

 熊本県南小国町の「アイレディース宮殿黒川温泉ホテル」がハンセン病元患者らの宿泊を拒否した問題で、「黒川温泉観光旅館協同組合」は、公式ホームページ(HP)から同ホテルの紹介を削除した。3日付の除名処分に伴う措置。また、同組合には除名処分に対する抗議電話が相次いでいるという。

 HPでは、組合に加盟する旅館・ホテルの一覧のほか、複数の温泉に入浴できる「入湯手形」が利用できる露天風呂の一覧を紹介している。これまで同ホテルは両方に掲載されていた。

 組合によると、組合が設置した温泉街の施設案内看板も同ホテル分の撤去を決めたほか、現在発行しているパンフレットからも記載の削除を検討しているという。

 除名処分を出した3日以降、同組合には「何で除名したんだ」との抗議電話が相次いでいる。それまでは組合の措置を支持する電話もあったが、下城祐一事務局長は「支持の電話はなくなり、ほとんどすべて抗議になった」と話している。(毎日新聞より)

すごいことになってますね。
現時点でこの記事を見る限り、除名処分は、やりすぎじゃないでしょうか。
もしこれが組合の規約違反でその対象になるなら、どのような規約に基づき、どのような手続きでどのように結論に至ったのか記者会見などを通して説明しないとわからない。(3日の時点で除名処分が行われたようですが)説明がこの記事だけでは見えない。唐突に除名処分したイメージが先行してしまう。もし、唐突でやったのなら、それは、はたから見るといじめに見えてしまう。しかるべきルールにのっとって行ったことであれば当然の処分だと思うが真相はこの記事ではわからない。

どんな事件があるにせよ。基本的な考えとしては、ホテルを選ぶのは、客だ。客に正確な情報を与えて選択肢を与えることは必要だと思う。

Posted by toniyan at 2003年12月05日 16:00 | トラックバック
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