2003年10月14日

ホンダ、新型燃料電池の心臓部を自社開発

NIKKEI NET:クルマ


ホンダは燃料電池車の心臓部となる燃料電池スタック(発電装置)を独自開発したと発表した。昨年、世界初の燃料電池車を発売したが、スタックは外部から調達していた。新型スタックは氷点下でも始動可能で、燃料電池車の弱点だった低温時の走行性能が大幅に改善する。公道試験を実施した上で、早期の発売を目指す。

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このような技術革新が進歩することを心から歓迎する。
燃料電池車は、固体高分子型の燃料電池の開発で爆発的にその開発のスピードと応用がなされている。まだ、一般市民が到底まだ手のとどくはんいではない。おそらく路線バスや公の機関の車などから広がり始めるだろう。今の車に使用されている燃料電池車は、石油やエタノールなどから水素を取り出している。(いわゆる改質)
その一方で、改質せずに水素そのものをエネルギーとした燃料電池車などは、リスクはまだまだ高い。水素を貯蔵する問題、水素スタンドなどのインフラの問題、スタックそのものの耐久性の問題、燃料電池に活用されている白金の問題など乗り越えるべき課題は多い。

カーボンナノチューブを活用して水素を貯蔵する実験や燃料電池を小型化し寿命の長い携帯用電池の開発もしている。このように、おもしろくかつ高水準な技術が日本にはたくさんある。

経済と環境・エネルギーは、裏腹の関係だ。遠い将来となるだろうが、クリーンな水素や核融合でエネルギー社会を構築することが大切と思っている。

Posted by toniyan at 2003年10月14日 11:45 | トラックバック
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